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記録ID: 7385225
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ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル 宮古市北部区間再訪(摂待駅→道の駅たろう)

2024年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:03
距離
22.6km
登り
978m
下り
980m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:55
休憩
0:09
合計
7:04
距離 22.6km 登り 978m 下り 980m
7:31
315
摂待駅
12:46
12:51
39
13:30
13:34
61
14:35
道の駅たろう
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
道の駅たろうに車を駐め、新田老駅から三陸鉄道に乗車。摂待駅で下車しトレイルを歩いて道の駅で車を回収しました。現在、三陸鉄道は宮古〜田老間が運休しておりダイヤに変更があります。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 グリーンピアみやこで日帰り入浴が可能です。買い物できるのは田老周辺のみ。あとは自販機がいくつかある程度なので飲食物は自前で用意していきましょう。
役場のような新田老駅。
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役場のような新田老駅。
しんたろう。
ツ「誰やねん」
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しんたろう。
ツ「誰やねん」
摂待駅に到着。
ここからスタート。
ツ「行くだす!」
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摂待駅に到着。
ここからスタート。
ツ「行くだす!」
最初は国道歩き。以前来た時は復興事業のダンプトラックがひっきりなしに走っていたが今は通る車も少なくひっそりしていた。
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最初は国道歩き。以前来た時は復興事業のダンプトラックがひっきりなしに走っていたが今は通る車も少なくひっそりしていた。
山道へ。
こんなところに寿司教室?
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こんなところに寿司教室?
こんなところに出る。
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こんなところに出る。
ガードレールに赤ペンキで書かれた津波到達地点。見覚えがある。
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ガードレールに赤ペンキで書かれた津波到達地点。見覚えがある。
だいぶガリガリやられているな。
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だいぶガリガリやられているな。
グリーンピア三陸宮古に到着。ここまでは前にも歩いた区間。
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グリーンピア三陸宮古に到着。ここまでは前にも歩いた区間。
ここから先は初めて歩く区間。
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ここから先は初めて歩く区間。
大規模な造成工事でトレイルが消滅。
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大規模な造成工事でトレイルが消滅。
そそくさと通過。
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そそくさと通過。
メガソーラーとか作られなければいいんだけど…
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メガソーラーとか作られなければいいんだけど…
本来のルートが復活する日はくるんだろうか…
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本来のルートが復活する日はくるんだろうか…
青野滝集落。
海が見えてきた。
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海が見えてきた。
シーサイドコース♪
4
シーサイドコース♪
ツ「めっちゃ海きれい♪」
5
ツ「めっちゃ海きれい♪」
このまま海岸沿いを進みたいが、地震による地盤沈下で通行不能になっている。
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このまま海岸沿いを進みたいが、地震による地盤沈下で通行不能になっている。
で、ここから山に入っていくのだが、どこに道があるというのだ。
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で、ここから山に入っていくのだが、どこに道があるというのだ。
え、ここ? 斜面じゃん。
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え、ここ? 斜面じゃん。
いやいやいやいや!
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いやいやいやいや!
下手な登山道なんか目じゃない鼻こすりの急登。
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下手な登山道なんか目じゃない鼻こすりの急登。
登り切ると一気に風景が変わる。
3
登り切ると一気に風景が変わる。
こんなに登った。
5
こんなに登った。
また下る…
海に出るのかと思いきや…
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海に出るのかと思いきや…
また登る。
ツ「また斜面だっぺ」
3
また登る。
ツ「また斜面だっぺ」
今度は一息つく間もなく海へ転がり落ちる。
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今度は一息つく間もなく海へ転がり落ちる。
このトンネルが使えれば、こんな苦労をしなくていいのだが…。
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このトンネルが使えれば、こんな苦労をしなくていいのだが…。
ようやく海辺の道となったトレイルルート。
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ようやく海辺の道となったトレイルルート。
やっぱ潮風トレイルに求めているのはこういう風景だよね。
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やっぱ潮風トレイルに求めているのはこういう風景だよね。
ここのトンネルは通行可能。
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ここのトンネルは通行可能。
またすぐに次の浜が現れる。トンネル万歳!
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またすぐに次の浜が現れる。トンネル万歳!
振り返って。震災前はこの海岸線を通しで歩けたわけだ。なんとももったいない。
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振り返って。震災前はこの海岸線を通しで歩けたわけだ。なんとももったいない。
真崎小港漁港着。夏は海水浴場にもなるようだ。
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真崎小港漁港着。夏は海水浴場にもなるようだ。
真崎の根本を横断するといよいよ重茂半島が見えてくる。
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真崎の根本を横断するといよいよ重茂半島が見えてくる。
アシカ岩…とか勝手に名付けてみた。
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アシカ岩…とか勝手に名付けてみた。
…おっと、またなんか道のない場所に誘おうとしているな。
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…おっと、またなんか道のない場所に誘おうとしているな。
ビクビクしながら森に入ったら、案外まともな道でホッとする。
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ビクビクしながら森に入ったら、案外まともな道でホッとする。
めっちゃきれいなビーチ。
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めっちゃきれいなビーチ。
沢尻海岸ではウェディングフォトの撮影をしていた。
ツ「二人の幸せをお祈りするっぺ」
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沢尻海岸ではウェディングフォトの撮影をしていた。
ツ「二人の幸せをお祈りするっぺ」
絵になるなぁ。
たろう庵の前を通り…
ツ「また泊まりたいっぺ…」
茶「Gotoがあったから泊まれたけど、うちらのご予算じゃ無理だよ」
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たろう庵の前を通り…
ツ「また泊まりたいっぺ…」
茶「Gotoがあったから泊まれたけど、うちらのご予算じゃ無理だよ」
三王岩を望む高台へ。
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三王岩を望む高台へ。
下まで下りてみよう。
3
下まで下りてみよう。
三王岩どーん。
津波石ゴロリ。
海岸沿いの遊歩道を進むと
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海岸沿いの遊歩道を進むと
田老漁港へ。
壁に刻まれているのは過去の津波の到達高。
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壁に刻まれているのは過去の津波の到達高。
いずれまた絶対にやってくる津波。その怖さを忘れずにいてほしいという願いの形。
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いずれまた絶対にやってくる津波。その怖さを忘れずにいてほしいという願いの形。
堅固な水門をくぐるとゴールの道の駅たろうはすぐそこ。
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堅固な水門をくぐるとゴールの道の駅たろうはすぐそこ。

感想

みちのく潮風トレイルの宮古市北部区間を再訪しました。
この区間は2017年に一度歩いているのですが、当時は復興工事などのため、ほとんどの区間を迂回路で通過していました。その後無事に開通した本線を歩きにきたのです。
スタートの接待駅からグリーンピア三陸宮古までは、かつて歩いたのと同じ道を歩きます。あの頃と変わったことといえば国道45号を走る車の数が激減したこと。工事のダンプがいなくなったことと三陸自動車道の開通が原因です。歩くのには嬉しい変化で、歩道のない国道脇を車に遠慮しながらビクビク歩く必要がなくなりました。また、標識類も充実していました。以前は小さな木の杭だけが目印だったのですが、要所要所にしっかりした道標が整備されたので安心して歩けるようになりました。
一方、ガードレールに記された津波到達点など津波の痕跡が夏草に埋もれていたり、仮設住宅が綺麗サッパリなくなっていたりして震災の痕跡は徐々に薄れつつあります。
グリーンピアから先が初めて歩く区間。ところがすぐにトレイル本線のルートが大規模な造成工事で削り取られて消滅していました。当面迂回路を通行ということになっているのですが、どうするんだろ、これ。新たに道を作るんでしょうか? そもそもこの造成地って何なんでしょ? 高台移転の用地が余った…とか? メガソーラーとかができて景観ぶち壊し…とかにならないといいのですが。
この造成地を過ぎてしばらく行くと海岸線に出ます。天気が良くて海が青くとても綺麗でした。この青い海を見ながら歩いていければよいのですが、地震による地盤沈下などの影響でこの先にあった道路は廃道になってしまい通行できません。そのため崖のような場所をよじ登り、海岸線を迂回するのが正式ルートになっています。この上り下りがエグいのなんの。道というよりはほとんど斜面を登り降りするような感じで体力的にも厳しく若干の危険を感じます。そうそう、潮風トレイルってこんな感じだよねと久々に思い出しました(笑
そこからしばらくは海と山とを行ったり来たり。海岸沿いの風景が素晴らしいだけに海沿いを歩けないのが残念で仕方ありません。海岸道路、復旧させないのかなぁ…。遊歩道規格でいいので。
長いトレイルの最終盤、三王岩の勇姿は圧巻です。狙って作ろうと思ってもこうはならないだろうという自然の造形美を楽しめます。近くには巨大な岩が津波で転がされているものもあり、よく折れなかったなと感心します。
アップダウンの激しいタフなコースでしたが、海の青さと延々と続く断崖の風景美に励まされ歩ききることができました。これで心残りが一つ解消されました。

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