秋色深まる『高妻山(日本百名山)&乙妻山』(戸隠牧場から周回コース)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,645m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:02
[標準CT 4:40(58%)]
高妻山11:42⇒乙妻山12:13
[標準CT 1:00(52%)]
乙妻山12:34⇒高妻山13:04
[標準CT 1:00(50%)]
高妻山13:07⇒五地蔵山13:53⇒戸隠牧場入口14:57(弥勒尾根コース)
[標準CT 3:20(55%)]
※本日のペース:標準CTの50〜58%程度です。
全く小休止しなかったので、通常単独ペースより5%程度早い(山頂直下の渋滞以外)と思います。
天候 | 薄曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道の信濃ICより約15km(30分弱)で駐車場に到着します。 ※私は、戸隠キャンプ場に宿泊したので、牧場入口近くのキャンプ場駐車場を利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:2〜3(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:2〜3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:50〜70人程度】 ◆牧場から一不動避難小屋までは、大洞沢を直登するように登山道を登ります。渡渉箇所も6〜7箇所横断するので、増水時は注意が必要でしょう。また、危険性は低いと思いますが、鎖場が2箇所あるので足場を確認しながら慎重に進みましょう。 ◆一不動避難小屋から五地蔵山までは、小さなアップダウンを繰り返しながら進みます。飯縄山等の眺望は抜群に良いですが、東側は絶壁になっているので、足を踏み外さないように注意しましょう。 ◆九勢至から高妻山までは、標高差300mの急登になります。後半は、岩場も多くなり団体で登るとすれ違うのも大変な感じでした。足場はしっかりしていますが、下りは慎重に歩きましょう。また、他人からや他人への落石も注意して歩きましょう。 ◆高妻山から乙妻山までのルートは、踏み跡はしっかりありますが、高原地図で破線ルートになっています。確かに高妻山直下は、鎖やロープの無い岩場の急登になるので、注意して進みましょう。 ◆高妻山より乙妻山のほうが眺望は良いと感じました。道中でやや危険な箇所も有りますが、乙妻山まで足を延ばすことをお勧めします。 ◆五地蔵山から牧場までの弥勒尾根コースは、危険な箇所も無く、歩き易いルートです。周回する場合は、上りは一不動避難小屋経由、下りは弥勒尾根を使うと良いと思います。 ◆本日の紅葉は、標高1600mをピークに前後100m位の標高が、見頃で良い感じでした。 |
写真
感想
秋の3連休のうち土日の2日間になりますが、今回は、戸隠キャンプ場をベースにして周囲の百名山の高妻山、二百名山の戸隠山or黒姫山or飯縄山のうち2座に登り、夜は、キャンプ場で星空観測をしようと欲張りな計画を立ててみました。
当日朝の天気予報では、二日目の昼頃まで天気が持ちそうだったので、初日を高妻山とその奥にある乙妻山に行くこととし、翌日は、午前中だけ黒姫山(先月のリベンジ)に行くことにして、新潟を出発です。
戸隠牧場から出発すると、初めは青空が広がり、今日は「登山日和だな〜」と思っていると、徐々に薄雲が広がってきてしまい、一不動避難小屋に着くと青空は見えなくなってしまいました。
それでも薄日もあり雲は高いので、標高1600m程度で見頃になっている紅葉を楽しむことができました。
一不動避難小屋から高妻山、そして乙妻山までは、1の一不動、2のニ釈迦、3の三文殊というように数字の名前がピーク等に付いています。
高妻山は、10の十阿弥陀、最後の乙妻山は、13の十三虚空蔵になり、戸隠連峰の最高峰だけあって信仰の山だな〜と感じながら、この数字の場所を探して登ってみました。
五地蔵山分岐から山頂の間は、連休の百名山だけあって、登山者が沢山。
山頂直下の急登では、先頭が見えない程の長い行列の最後尾についてしまい、「まじかよ〜」と思いながら、20分以上も行列の渋滞に巻き込まれてしまいました。
以前、百名山の越後駒ヶ岳に登った時、「百名山は、平日に登るに限る」と考えたことを思い出してしまいました。
山頂に着いても、人、人、人。
スペースが狭い山頂に50人ほどは居たかな〜。
山頂標柱の写真を撮ろうにも順番待ちの状態で、「こんな人混みは嫌だ〜」ということで、そのまま山頂を通り過ぎ、乙妻山に向かうことにしました。
高妻山から乙妻山の間の登山道は、破線ルートだけあって、少しの区間で岩場の急登があったりで注意が必要な箇所も有ります。
でも、白馬三山や焼山、火打山、妙高山、黒姫山を周囲に見ながら歩け、何しろ、登山者が少ないのは良かったです(すれ違ったのは3人だけでした)。
最終目的地の乙妻山の山頂着くと、ちょうど誰もいなくなり、暫し、山頂を独占させて頂き、周囲の大展望を眺めながら静かに昼食を食べ、「あ〜、落ち着くなぁ〜」と満足な一時を過ごせたのが良かったです。
高妻山に戻ると、1時間半前は50人もいた山頂ですが、昼過ぎになり5人ほどしかおらず、ようやく山頂の標柱を撮影して、下山しました。
二日目は、天気予報は当たらず、強い雨音で目が覚めました。
雨雲レーダーで確認するも午前中は、雨が降り続きそうなので、二日目の登山は止む無く取り止めに。
夜も雲に覆われ、星空も見れず、結局、高妻山に登りに来ただけになってしまいましたが、キャンプ場は綺麗で過ごし易かったので、また、来年にでも再来して、残りの二百名山を登ろうと思います。
jokerさん、こんにちは。
僕もこの日曜に高妻山の計画があったのですが、 中止になってしまいました
静かな山の印象があったのですが、最近「山渓」に載ったりした為か結構な人出だったのですね ぼくも人が多いのは苦手なので、いずれ平日に行ってみます。
お疲れ様でした!
高妻山、最近の「山渓」に載ってたんですか?
知りませんでした。
連休ということもありますが、いつもより出発時間が遅かったので、混み合うお昼の時間帯に山頂へ到着してしまい、激混みだったのかと思います。
山頂直下はかなりの急登のうえ、道幅も狭いので、渋滞でした
私も人が少ない山域が大好きなので、osamuさんも、高妻山に行かれる際は、静かで眺望が良い乙妻山まで行かれると良いと思いますよ〜
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