両神山・日向大谷から往復

2015年10月09日(金) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 12.0km
• 登り: 2,187m
• 下り: 1,983m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:48
• 合計: 7:49

7:49 両神山荘
8:27 8:38 会所
10:24 10:45 清滝小屋
11:40 11:40 両神神社
12:01 12:59 両神山
13:14 13:14 両神神社
13:56 14:14 清滝小屋
15:38 ゴール地点

狭い谷間のコースだったからでしょうか、ガーミンetrex301のGPSログが乱迷走してひどいことになってますので参考にしないでください。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日向大谷に合計数十台分の駐車場有。一応、この日の段階ではオフィシャルには土砂崩れにより通行止めということになっているのと、通りにくいようにバリケードのようなものが道をふさいでいます。が、実のところ通れたし通ってしまいました。

コース状況／危険箇所等

全体的によく歩かれてはいるが、日向大谷から会所までの間が谷に沿ったトラバースが続いて個人的にはやや怖い箇所があり。
清滝小屋の近くの水場は豊富においしい水が出ています。ここのトイレもバッチリ。

その他周辺情報

両神山荘の看板犬ポンちゃんとポチの二頭、とてもかわいい。次回はここに泊まって登りたい！

写真

10/9 7:40

そんなこんなで、通行止めの看板を横目に、そして土砂崩れ現場を通り過ぎて日向大谷の駐車場着。他には一台とまってるのみ。

10/9 7:40

駐車場の看板になぜ犬の写真が？と思ったがすぐ後にその理由がわかった。

10/9 7:42

この階段から登り始める

10/9 7:45

おお、かわいいわんちゃんがお出迎え。

10/9 7:45

ポンちゃん、とても歓迎してくれてるようです。

10/9 7:51

カウンターを押してスタート

10/9 7:53

最初はこの畑の中の道から

10/9 8:12

最初のクサリ場。クサリが必要というほどでもないかな

10/9 8:42

会所の分岐を過ぎて、沢を渡る。ここの沢はものすごく透明度のたかいクリアな水だ

10/9 9:40

沢沿いなのに「八海山」とはこれいかに？

10/9 10:01

「白藤の滝」分岐。おせっかいにもとの所要時間をマジックで消して、無理だというくらい短い所要時間が書き込まれている。いたずらか、それともこの人の健脚自慢なのか・・・。どちらにせよこれは良くない

10/9 10:15

弘法の井戸。いい水です

10/9 10:26

清滝小屋が見えてきた

10/9 10:28

ログハウス風なとてもおしゃれな建物。中はさすがに埃っぽいけどきれいな小屋

10/9 10:55

七滝沢コースへの分岐

10/9 11:03

産体尾根（うぶたいおね）の稜線に出る。ここからは明るい尾根歩き

10/9 11:07

あまり景色はないが気持ちのいい尾根道

10/9 11:13

クサリがところどころに出てくるが、どうしても使わなくては登れないような箇所はないものの、安心感はある

10/9 11:22

横岩

10/9 11:33

深田久弥「日本百名山」の両神山のエピソードに登場する狛犬。
「グレイハウンドに似たオオカミであることが、私の注意をうながした」と書いてある。彼がこれを見たんだなあ、と思うと感無量

10/9 11:33

向い側のこっちはさらにほのぼの系な顔つきなのが面白い

10/9 11:36

さらに奥に行ったところにも大型の狛犬が

10/9 11:37

見事な彫刻だ

10/9 11:46

ここまで来るとやや紅葉が。少しずつ開けてきていい雰囲気

10/9 12:05

白井差へのルートが合流すると山頂はもうすぐ

10/9 12:06

急に景色が開けて、秩父盆地が見える

10/9 12:06

おお！

10/9 12:08

素晴らしい景色だ

10/9 12:09

最後の階段を登ると

10/9 12:11

山頂だ！

10/9 12:16

到着！

10/9 12:54

素晴らしい見晴だ

10/9 12:59

360度見渡せる

10/9 13:18

さあ下り。日差しに秋を感じるのがまた心地よい

10/9 15:42

今回、会所から日向大谷の間にある唯一ちょっと怖いかもしれないポイントを振り返る。道がけっこう狭いし、崩れるとヤバイかも

10/9 16:00

帰ってきた〜

10/9 16:04

ポンちゃんがお出迎えしてくれるのがうれしい

10/9 16:11

無事に明るいうちに下山

10/9 20:54

帰りに川越線・笠幡駅すぐ近くのブラジル料理「イーリャ・ブランカ」に寄った。リングイッサ（ブラジル風ソーセージ）やフェイジョアータ（豆と牛肉の煮物ごはん）など、どれをとっても最高。山で消費したエネルギーの何倍も食べちゃいました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

shinichiba

初めての両神山は最もポピュラーなコースから行こうということで日向大谷から往復することに。しかし直前情報によると土砂崩れのために通行止めということだったが、ヤマレコで「通れます」との情報もあったのでダメ元で向かってみた。確かに通行止めとはなっているものの、かと言って道をふさいでいるわけではなく自己責任で勝手に通ってください、というグレーゾーン的な雰囲気でした。
日向大谷からの登山道は、さすがに歴史を感じさせるいろんな石碑や社がところどころに点在するクラシックルートでしたが、会所までは個人的に高所の苦手な自分にとってはやや高度のある急斜面をトラバースしていく緊張感があった。普通の人は全く大丈夫でしょうけど。
会所からはところどころ沢を何度か渡り返すときに足元でヤマメが産卵のために集まっているのを発見。こんなところまで沢を登ってきたんだなあ、と感激。見かけてもどうぞそっとしておいてやってください。
清滝小屋はとても立派なログハウス風な建物で、営業していないのがすごくもったいないくらい。トイレもとてもきれいで、テント泊しても快適に過ごせそうです。
山頂の直下に出るまでは樹林帯の登りがつづいてほとんど景色はないものの、その分山頂に出たときの360度の景色は感激です。日本百名山に選ばれたのはこの景色があったからこそ、でしょうね。