足尾 ウメコバ沢中央岩峰 JMCC直上 スーパーフレーク
栃木県
tanukigo
げん
MASA WORKS 74
体力度について
- GPS
- 10:41
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,077m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年10月の天気図 |
| アクセス |
写真
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1Pで此処まで伸ばすと40メートル付近で核心へ入るため墜落し怪我をした場合、ロワダウン出来ない
頭に出るには上部岩場を処理し1P
ハングを抜ければ終了 上部ガレを詰め下降路へ
装備
| 個人装備 |
120スリング3本
180スリング1本
ナッツ
ソリューション
|
|---|---|
| 共同装備 |
50ｍ8.0ダブル2本
アルパインヌンチャク10本
カム＃0.3〜＃４ 2セット
|
感想
晩秋になって休日と天候が噛合う。今シーズン終盤に成りつつある無雪期アルパインと共に貴重な秋を楽しみに、通い慣れた足尾へ岩を楽しみに行ってきました。
昨今、秋季行楽シーズンは普段なら閑散としている銅親水公園の駐車場は多くのハイカーたちを向かい入れ早朝で満車状態になる傾向。駐車場から離れ路駐を懸念し日の出前に親水公園駐車場へ到着するも4割程既に埋まる状態だった。日の出を迎えれば直ぐに駐車場は飽和し路駐の列が蛇尾するかと思っていたが、満車状態で止まり路駐は無い状態だった。
準備を整えアプローチ開始。今回は大所帯の為アプローチ開始からワイワイ会話が弾み足を進める。会話が弾めばウメコバ沢出合までは近い。景観が目的では無いが期待していた紅葉が無かったことは残念だった。しかし目的は岩。登攀だ。
出合よりルーティン化されたアプローチをこなし取り付きへ。
9名による大所帯。3パーティー編成にて中央岩峰をメインとし各々登攀ルートへ散る。
その為、自身が登攀したルートのみ掲載する。
（ ）内は個人的な体感グレード スケル
【中央岩峰 JMCC直上ルート】
1P（��⁺ 30m）
取り付きは大凹角ルートから5m程上部。頭上には顕著な切り株の枯れ木が目印。
離陸直後は容易。切り株を過ぎると立ってくる。ハング直下に乗り越す一手が悪い。ハング直下にてカムで切る。ハンギング。
2P（�此�20m）
ルート上の核心ピッチ。クラック伝いに高度を上げハングを強引に乗り越す。クラックは濡れている事が多い為慎重に通過。ハングを抜ければ傾斜は落ちテラスにてハンガー2本で切る。以降終了点は良い位置に整備されている様に感じた。
（自身は2Pに分けたが1P〜2Pを繋げる事も可能。だが上部で�叉�NPの処理はメンタル的にキツク感じた。無難に2Pで分けた方が良いのか？）
3P（�検�25m）
終了点より5m程左へトラバースし凹角を処理して行く。5m程の凹角を処理すれば上部は若干傾斜は緩み終了点へ
4P（�検�30m）
離陸少し左寄りにラインを取り直上。特に悪い所は無いが立っている。悪い所が無い為ルーファイは必須。
5P（�検�40m）
スカイライン目指し直上。出だしが意外と窮屈。上部は立ってくる。岩の外へ体を出す区間も有り高度感を楽しめる快適なピッチ。
（ザレ場にて凹角ルートと合流し事実上の登攀終了点。頭を目指すには頭上の大岩を処理（��⁺）すれば中央岩峰の頭へ突き上げる）
【下降】アプローチシューズに履き替えザレ場より直上する中央岩峰の頭を正面に見、左上の灌木帯を処理すれば下降路へと導かれ懸垂地点へ。FIXが設置されてをり有難く使用し下降。
左岸稜を下降しザレが現れ左岩稜フランケ基部が現れた所より基部を下降を正面に見て左へ50m程トラバースすればスーパーフレーク取り付きへ。
【JMCC スーパーフレーク】
1P（��⁺ 30m）
離陸直後の垂壁の処理が非常に悪い。ランぺ状でランナーが取り難い。垂壁を処理すればルートの由来となるスーパーフレークへ。フレークへ移る出だしが若干悪いが、フレークに移ればガバを頼りにトラバースして行く。体を岩の外に出しスネアを屈指し豪快に抜ける。日本離れした名ルート。
終了点はプアな残置にカム＃4使用
2P（��⁻ 30m）
左へトラバースし凹角を処理した後直上しハング直下の二の腕程の立木で切る
3P（��⁻ 20m）
ルート上の核心ピッチ。出だしはスラブ状で悪い。直ぐにハングが覆い被さる核心へ。ハング直下から左へ乗り越すムーブが核心。核心直前にはクラックへカムがバチ効きの為固め打ちし強引に抜ける。レイバック、ジャミング、プッシュなど処理した各々のムーブは様々だった。
ハングを抜ければ事実上の登攀終了点の為、フォローの安全を考えるなら抜けて切れるとこで切る方が安全感じた。
上部はザレを有する岩場に高度を上げ下降路へ進路を取り沢床へ降り立つ。
下山は更にワイワイ。緊張感から解かれると下山は早い。
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