草花観察 車山〜男女倉山〜八島ケ原湿原


- GPS
- 05:15
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 253m
- 下り
- 412m
コースタイム
(バス:1410八島湿原-1419霧ケ峰インターチェンジ1435-1441車山肩)
天候 | 曇り/濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
諏訪バスの「八島湿原」〜「車山肩」は、盛夏も直通運転は1日1本。 しかし、乗り継ぎの割引料金はなく; 八島湿原〜霧ケ峰インターチェンジ:280円 霧ケ峰インターチェンジ〜車山肩:290円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は全くなし。 八島ビジターセンターあざみ館が「ガイドウォーク」などを催行。 さまざまな活用方法がある(http://park2.wakwak.com/~vc527000)。 |
写真
感想
前々日に合流した娘の二つ返事で、車山肩から八島ケ原湿原まで草花を観て歩くことにした。
相変わらず空模様はすぐれないが、高原に来た以上は自然に触れたいのが人情というものだ。
短い休暇も残り2日しかない。朝食をとるうちに、とにかく出かけようという思いが募った。
午前8時半をすぎても車山肩の駐車場は閑散としていて、肌寒い。霧はさらに濃くなっていく。
それでも、どうせ天気には期待しないと腹をくくっているので、不思議とテンションは下がらない。
だらだらの斜面を歩き始めると、マツムシソウやツリガネニンジンの美しさに目を奪われる。
車山の頂上は気象レーダー観測所も隠れるほどの霧に包まれて、視界は数メートルしかない。
360゜の眺望は諦めていたので、早々にロープウェイ山頂駅の脇を通り抜けて長い階段を下る。
車山乗越を北西に直進して蝶々深山、物見石から湿原に下るのが早いが、乗越を北へ折れる。
雨の後でもあり、一義的には物見石から先の泥道を嫌っての迂回だったが、これが大正解。
北の耳を越えると、茫漠とした地形に濃い霧が追い打ちをかける単調な風景が俄に趣を増す。
木々の緑が彩りを帯び、ときには異国情緒さえ漂う光景も。もちろん、靴を汚さずに歩けた。
昨秋は奥霧小屋から御射山へと湿原の東側をショーットカットしたが、これは大失敗だった。
ここまで来て八島ケ原湿原を堪能しない手はない。さまざまな草花が咲き、鳥も姿を見せる。
尾瀬ほどの規模ではないが、関係団体によるきめ細やかな配慮は同様で、自然を実感できる。
御射山→沢渡→車山肩の行程はバス移動に切り替えて、大切な時間は湿原で使うことにした。
七島八島から道路をくぐってビジターセンターへ。資料と係員の説明で、レビューを助けてもらう。
満月の夜には"Full Moon Meeting"があるという。スケジュールが合えば、ぜひ参加したい。
という次第で充実した1日を過ごし、翌日で休暇も終わり。やはり好天を期待してしまうのは煩悩か。
〜翌日分(近くアップ)につづく〜
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