記録ID: 745606
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重
由布岳お鉢巡り
2015年10月17日(土) [日帰り]
にしはじめ
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 911m
- 下り
- 909m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「由布登山口」バス停に駐車場あり。 駐車場は早く行ければ無料、遅いと向かいの500円の駐車場に駐めないといけないが、駐められただけマシと思うべし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東峰ならばよっぽどの強風でもない限り普通に登れる。 西峰も東峰も標高は4mしか変わらない。 単に見晴らしの爽快感を求めるならあえて危険を冒す必要もない。 危険個所といえば西峰への鎖場、通称「蟻の戸渡り」。 鎖を離さなければ大丈夫(そりゃそうだ) 岩場そのものが危険なのではなく、やはり人の多さ。 西峰をピストンするときは早朝を勧めたい。 お昼は前にも後ろにも行けなくなるので危険性が増す。 お鉢巡りは難しい岩の乗り越えが続く。 山地図通りの破線ルートなので行く人は自己責任で。 |
その他周辺情報 | 湯布院の温泉旅館「梅園」でお風呂を借りた。 旅館は結構早い時間で日帰り入浴お断りとなるので注意! |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
雨具
ツェルト
ライト
水2ℓ
食料1日分
非常食
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感想
金曜日、仕事中にk氏からメールが入る
「明日、暇になったっちゃけど由布岳いかない?」
いつもなら断る理由などないのだが、あいにく翌日は宗像四ツ塚縦走を控えてる。
ううむ、どうしよう。疲れ残してあれはしんどいぞ。
第一、楽しくない。
僕にとってのマラソンくらい楽しくない道のりの先に海に慰められて
「あー苦しんで報われたなあ」ってやつだ。
しかし結局ピーカンのいいお天気に敗北して「うん!」って言ってしまった・・・
馬鹿だなあ、おれ。
正直、やっぱり由布岳は最高だ。
いわゆる「達成感」を山登りに求める人にとっては
短い時間にこれ以上の達成感を得られる山なんてそうはない。
そして鎖場や岩の緊張感とか、緊張からの開放と底抜けの青空。
独立峰だから自分の足元まで青空、みたいな。
西峰の「蟻の戸渡り」と言われる鎖場は確かに怖い、でも気持ちだけ。
鎖をつかんでれば何も難しいことはない。
お鉢巡りルートは地図上の破線コース。
やはり、とてもこわいところだ。
「鎖はない」と「鎖場はない」の意味の違いは大きい。
「蟻の戸渡り」は鎖がなければ、岩ができない僕らには越える手段がない。
しかし、鎖があるから強い気持ちがあれば誰でも登れる。
でもお鉢のナイフリッジの区間には鎖がない。
だから鎖がなくても行けるのだが、腕力とか注意力とか足の置き場所とか、
気持ちプラスの色んなものが必要になる。
本当はここでリハビリ登山第4段階の見極めとする予定だったけど
第二段階の縦走連チャン中に終えてしまった。
体力だけは結構有り余ってるっす。
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無理やりさせたみたいでスミマセン。
天気や条件が悪いときは、私も行きませんけど。
私の友人にそこを4周するバカがいます。
いえいえ、無理やりなんてそんなことはないです。
誰かにさせられて山に登るなんてのは学校の遠足でこりごりですよ。
「見晴らしの爽快感だけを求めるだけなら、東峰だけ登ってれば十分だ」
みたいな書き方しましたがこれは逆説で
東峰だけ登っていれば満足できるならそれでいいじゃないかってことで
あそこにはあそこにしかない濃ゆーい時間が流れてますから、
その時間を共有したい人だけにしときましょうよ、そういうことです。
由布岳は大好きな山で、今回でさらに好きになりました。
必要以上に「怖いです、危ないです」と書いてしまうのは僕の癖で、
自分の記録に従って怪我をするようなことがあってはならないと思って書いてます。
由布岳、ほんと短時間でいろいろ楽しめる山ですよね♪
ただ天気が良ければ・・由布岳って結構雲がかかりやすいですよね(>_<)
chengfuさま
長い時間歩き回りたかったらくじゅうなんでしょうが、
一般の尺度で言うところの「山登り」を大きくするとこういう
由布岳みたいな独立峰が言葉にふさわしい気はします。
西峰と東峰で性格が違うのも面白いですね。
ヤマテンには疎いので雲の理由は分かりませんが…海が近いから?
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