毛無山・雨ヶ岳・竜ヶ岳(朝霧GP入口BS〜本栖湖BS)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,393m
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
雪頭ヶ岳の大展望地から南西に見えていた屋根上形状と明るい草原の色が特徴的だった毛無山は以前から気になる存在だった。
富士宮駅からのバスは、富士急ハイランドに行く乗客で大混雑。朝霧グリーンパーク入口のバス停で下車し、しばらくは廃業したグリーンパークや東農大の農場、キャンプ場を見ながらの車道歩きである。
下界はよく晴れているが、毛無山は七合目あたりから雲の中で、あまり展望は期待できない空模様。富士山も全体が雲の中だ。
駐車場から登山口に入って沢を渡るまでは道標がなく、少し不安になる。雪頭ヶ岳から見えていたなだらかな稜線からは想像もつなかいほどの急な登りが続く。不動の滝は落差、水量ともあり、丁度よい休憩ポイントだ。
ここからは再び両手も使いながら岩角や木の根も手がかりにして登っていく。九合目を過ぎれば緩やかになり、やがて主稜線上に飛び出す。北アルプス展望台もガスがかかっている。山頂もガスしか見えず、寒々しい感じだ。
ここから北東方面の尾根を行く。獣のサインが多い道で、人通りもまばらとなるが、ヤブは刈り払われていて歩きにくくはない。タカデッキは気づかずに通過。
雨ヶ岳の山頂でようやく富士を拝むことができた。山頂をちょこんと雲から出している。眼下には朝霧高原とA沢貯水池が見える。
ここからは凶暴といっていいほどの下りが端足峠の直前まで長く続く。無事に下り切るだけで大変だ。
端足峠からは竜ヶ岳がよく見える。目の前にこんもりとした山頂を眺めると、少し気が重くなるが、登山道は九十九折であり、斜度はそれほどではない。途中からヤブの中の道になる。
丸くヤブが刈り払われた山頂を独り占め。ここからの富士山も頭だけをお行儀良く出している。下山道の入口は分かりにくいが、登ってきた道の対角線の刈り払いに入る。本栖湖へ直に下る道を分け、東屋方面に下る。
ここからはまともに刈り払われていない道でヤブ漕ぎとなった。東屋からは森の中を下り、キャンプ場に出る。本栖湖はすっかり夕暮れ。キャンプやセイリングを楽しむ人で賑わっていた。
本栖湖からのバスは渋滞に巻き込まれ、予定の電車に間に合わず。河口湖からの富士急は、ハイランドでイベントがあったようで、首都圏でも体験できないほどの大混雑。席に座っていても辛いほどだった。
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