記録ID: 749577
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ハイキング
四国
高の瀬・・オオヤマレンゲの定期調査
2015年10月24日(土) [日帰り]
toshi1948
その他8人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:23
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 8:07
三好市から依頼を受けている冬前のオオヤマレンゲの定期調査活動です。
保護ネットの状況確認および補修が主な目的です。
高の瀬の急な北斜面を転落に注意しながら保護ネットの状況を確認します。
以前の調査では鹿がネットにかかり大きく破損しているか所がありました。
今回も石立分岐の北斜面で鹿が1頭かかっていましたがすでに白骨化しており、ネットの補修をしておきました。
下側にネットを張れてないところがあるので来年はそこを張る計画ですが急傾斜の岩場のため、人の足で行けるかどうかが問題です。
ちなみにピンクのリボンを付けている木がオオヤマレンゲです。
この日は土曜日ということもあって尾根筋は多くの方が縦走していました。
調査活動中にも30人以上の方に出会い、丸石分岐でも20名ほどの登山者に出会いました。
白髪避難小屋には10人程度の宿泊があったと思います。
保護ネットの状況確認および補修が主な目的です。
高の瀬の急な北斜面を転落に注意しながら保護ネットの状況を確認します。
以前の調査では鹿がネットにかかり大きく破損しているか所がありました。
今回も石立分岐の北斜面で鹿が1頭かかっていましたがすでに白骨化しており、ネットの補修をしておきました。
下側にネットを張れてないところがあるので来年はそこを張る計画ですが急傾斜の岩場のため、人の足で行けるかどうかが問題です。
ちなみにピンクのリボンを付けている木がオオヤマレンゲです。
この日は土曜日ということもあって尾根筋は多くの方が縦走していました。
調査活動中にも30人以上の方に出会い、丸石分岐でも20名ほどの登山者に出会いました。
白髪避難小屋には10人程度の宿泊があったと思います。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道438号は剣山への主要ルートです。 だいぶ改良率が良くなり走りやすくなりましたが、まだまだ対向待ちの箇所が多く安全運転をお願いします。 また、見の越付近(標高1300m程度)では紅葉の真っ盛りで駐車場は満車が続いていて、交通誘導員を配置しているのですが路上駐車が跡を絶ちません。 ゆとりある運転でおこしください。 なお、見の越の駐車場、トイレはすべて無料です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の状況では危険な箇所はありません。 登山ポストもありません。トイレ、駐車場は奥祖谷2重かずら橋にあります。どちらも無料で使用できます。 また、食事も出来ます。 国体橋から丸石分岐までは約1時間の急登です。 丸石分岐から高の瀬までは一部岩場の急登がありますが尾根筋の歩きやすい道が続きます。 丸石分岐から高の瀬までの所要時間は約1時間です。 |
その他周辺情報 | 食事は奥祖谷2重かずら橋に食堂があります。 下山後の温泉、宿泊、食事はは東祖谷に”いやしの温泉郷” http://iyashino-onsenkyo.com/spa/ つるぎ町一宇の”つるぎの宿 岩戸”http://ww81.tiki.ne.jp/~iwado/ つるぎ町貞光の”剣山木綿麻温泉” http://www.town.tokushima-tsurugi.lg.jp/yuumaspa.html 食事は絶品ラーメンの”中華そば くにおか”です。 最近は13時30分くらいで売り切れになるそうです。また木曜日、日曜日は定休日です。(8月6日店長談)。お早めにどうぞ!! http://tabelog.com/tokushima/A3603/A360302/36000633/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
スコップ
のこぎり
なた
はさみ
大ハンマー
|
---|
感想
高の瀬のオオヤマレンゲは以前100本ほどあったと聞いていますが現在それよりもだいぶ減っていると思われます。
この付近は樹木の立ち枯れが目立ち、クマザサも枯れているところがあり土壌が保水力をなくしています。
そのため、オオヤマレンゲも枯れ死したものが見られます。
食害や登山者の増加による樹木付近の踏み固め等で生育環境が厳しくなってきているようです。
(その他)
ここ高の瀬は、写真にもコメントを入れましたが、剣山から三嶺への縦走の中間点であり水場の確保の必要があります。
T会員が山頂東側に”イセの岩屋の水場”の標識を設置しました。
今日確認しますと日照り続きにもかかわらず水は枯れていません。これだったら1年中大丈夫だと思われます。
ただ、200mほどの道は急傾斜のトラバース道なので転落等に注意してください。
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コメント
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様々な整備保護活動お疲れ様です、頭が下がります。
シカの食害も大変ですね、農産物被害も莫大ですもんね・・・。
二昔前は鹿の生息数が少なかったからか、雌鹿の狩猟は禁止されていましたから順調にその数を増やしてきましたが、今は狩猟者の数が減ってまた、若者たちは都市部の便利で暮らしやすい環境を求めて出て行き(他人のことは言えませんが...汗)、それによって人間と動物たちの緩衝地帯と言うべき里山(山里)が無くなりつつあるために結果、動物たちの生息域が拡大、生息数も増大しているのが現状なんでしょうね。
鹿は日本では生態系の頂点にいます(捕食者・天敵)は人間だけですからね、昔は大神がいましたけど(大昔)。一度こわされた自然環境(生態系)は、もはや管理(保護・調整)されないと現状維持するのも大変な努力が必要ですね。
四国山地は若い頃にカルスト台地や早明浦ダムや四万十沿いを単車で走った程度ですが非常に山深く、美しかった記憶があります。
これからもtoshiさんやメンバーの皆さんの活動、陰ながら応援します頑張りすぎずに頑張ってくださいm(_ _)m。
コメントありがとうございます。
レコ いつも楽しく興味を持って拝見させて頂いております。
kensuiさんの自然環境に対する考え方は私も全く同感です。
これからもよろしくお願い致します。
お疲れ様でした。
今日、TNさんと久しぶりに一緒にラウンドして、今回の活動の話を聞きました。私は、この日夕方、秋祭りの帳破りがあって参加できませんでした。
写真を拝見すると紅葉が見頃のようですね。
現在1300mくらいが盛りでしょうか。
実は私もこの日は10月18日の秋祭りの当家開きが午後7時からありました。
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