白山中宮道シナノキ平

2015年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 11.2km
• 登り: 999m
• 下り: 1,076m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:06

9:14 中宮道登山口
11:33 12:03 シナノキ平避難小屋
14:07 14:07 中宮道登山口
14:20 中宮温泉

おいおい、GPSログのスタート地点とゴール地点が違っているやんか。
どういう事ですか？
中宮温泉の駐車場から電源を入れるのを忘れ、登山口取付き開始からしばらく進んで気がついたのよ。
まぁ良いってことよ、そんな問題ちっちゃいちっちゃい。気にすんな。
そんな事よりもだな、賞味期限が過ぎちゃった商品が2つもあんのよ。
ど〜しるよこれ？
う〜ん、捨てるのも勿体無いし・・・。
やっぱ2割引きくらいで売るしかね〜な。
きっとあの人とあの人なら買ってくれるにちがいね〜って。
とは言え、いつごろ店頭に陳列するんだ？
そこなんだよ・・・。
さっさとしないとカビが生えちゃうよな〜。
ま、カビが生えちゃったらしょうがね〜。
その時は潔く半額で売る。
・・・（それでも売るんですか？）。

せやけどこんなことを繰り返していたら今まで培ってきた我社への絶大なる信頼にニキビが出来てしまいますよね。
（ニキビ？クレアラシル塗らなアカンやんか。それで信頼が戻ります？）
たまには新鮮な生鮮品を堂々と胸張って出品せなアカンわな〜。
（とは言え、本品もぼとぼち賞味期限が迫っていまっせ・・・）
よ〜し、そうしよ。
そしたらやで今回の商品は元値の5倍以上で販売してもええんちゃうか？。
きっと、あの人とあの人なら買ってくれるにちがいね〜って。

さて今回もですね、先週に引き続き静かに紅葉が楽しめそうな場所をクローズアップしてみましたよ。
え〜どこどこ？アソコ？あそこ？それとも・・・、フフフ、やっぱりね。
今回は地元白山へ行く事に決めますたよ。
白山の数あるルートの中でも一番のお気に入りであります中宮道へお邪魔させていただきます。
こちらの静粛度と気高さはJAPANクラスとあえて申しておきますよ。
本ルート上の花形満で高山帯に位置するお花松原及び北弥陀ヶ原。
こちらの紅葉は趣こそ違いはあれど、日本一の紅葉とうたわれている涸沢にも引けを取らない美しさと気高さを誇り、見頃を迎える頃には県内外から沢山のハイカー様で賑いを見せ、年間を通じても静かな本コースに活気がみなぎる一時でもあります。
ただ悲しいかな紅葉の旬が過ぎちゃいましたら、後は優勝戦線から離脱したBチーム同士の消化試合のように観客席に陣取る熱心なFANが全く寄り付かなくなり寂しい結末を迎えるというのも事実なのであります。
「いいですか皆様！、中宮道の花形満は確かに上部かもしれません。しかしながら中宮道の左門豊作は下部であります。中宮道の見所は決して上部だけではありませんのよ。下部の森だってどっしりとボリュームあって結構イケているのです。」。
著しく支持されない政党の路上演説みたいに聞えるかもしれませんが、そういった存在であることがあまり知られていないのか、この時期はほとんど記録に上がらないのが誠に残念でならない。
まぁ、この時期は皆、赤兎山や白山・白川郷ホワイトロードを利用した三方岩岳界隈がメジャーとなりますので致し方ないと言えば致し方ないのかもしれません。
確かにそういったところの超美しい紅葉は人間性もパンツのサイズもSサイズのMillerさんだって何の意義もなく認めますよ。
せやけどねメジャーな場所はいつだって人がたぁ〜くさん来るに決まっているさかい落ち着いて「いちご白書」を語れないじゃないですか。
（バンバン、良い歌を唄うよね〜）
年間通じて静粛なる気高さを誇る北部白山一帯。
その一角を占める中宮道の素晴らしい紅葉を今年も満喫することにいたしますよん。
尚、今日は午後からのお天気の急変が懸念されますと共に、時期的にシナノキ平より上部では見所を終えスカスカ健一たけむらヘアーのような展開が予測できますので、ゆっくりスタートのシナノキ平を計画してみたいと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山市中宮温泉駐車場に駐車可能。
旅館の送迎バスも駐車されていますが、それ以外でも40台くらいは停められますでしょうか。

コース状況／危険箇所等

部分的に崩落箇所がありますけれど危険と感じるまでには至らない。
そういった場所には要所要所にロープが施されております。
尚、下草も刈られているので明瞭ですが朝露がびっしりと付いているので若干滑りやすくなっているのと、濡れ濡れ対策にはスパッツ等で対処すべしよ。

その他周辺情報

下山後は中宮温泉にあります西山旅館様の名湯でドボンといきたかったのでありますけれど、今から荒れ始めるゾと分かっているお天気が気がかりとなりそそくさと帰宅してしまうのであった。
誠残念でありますけれど自宅にある大理石の大浴場で我慢することにいたしました。

写真

朝の中宮温泉ビジターセンター前

秋だ！中宮だ！ニューミュージックだ！
その昔はね、フォークソングとも言われていた頃もあったんだ。
今日はね、大好きな白山中宮道で今年の秋を締めくくってみたいと思うじょ。
今からフォークギターを片手にシナノキライブへ行ってくるよ。
ちなみにここ中宮ビジターセンターは朝っぱらから観光客がやたら多くてタダで歌を披露する気にはなれん。
歌を聴きたければ3〜4日チケット売り場前でビバーグするくらいの根性を見せてくだちい。。

あなたは稲妻のよぉぉぉおに〜♪

画像とは全く関係のない切り出しでしたね。
いいんだいいんだ、こんな素敵な秋の紅葉シーンを見ちゃったら誰だって思わず口ずさんじゃうって・・・。
せやけどこの歌のタイトルは確か「冬の稲妻」とちゃうか？
いいんだいいんだ、小さいことグチグチ言うでない。

私の心を引き裂いた〜♪

さきいかのような心にされた紅葉が、んまぁ見事！

You'er Rollin Thunder
(アーっ)
突然過ぎたぁ♪

突然こんなのが出ちゃったら・・・「アーっ」って言うでホンマ。

ちょっと 振り向いて
みただけの違法人♪

「ぶおんぶおん、ぶおおおおおぉぉぉ〜ん！！！」。
静かな山あいの林道に響き渡るけたたましい爆音。

Millerさん、いったい何があったのですか？
中宮温泉の駐車場から「さぁ出発じゃ！」って時のお話。
本コースで一番つまんないコンクリート坂道を登ろうかって時に後方からお声が掛かったの。
「今から渓流かい？。宜しかったら乗っていくかい？」。
振り向くと軽トラを運転されていた堰堤工事関係者？（温泉スタッフ様かも？）のお方からお声が掛かったのでありますた。
ちなみにこちらの運転されているお方は違法人ではございませんよ。
Millerさんの事が渓流釣り客に見えたのは、ダサい作業着風山着にスパイク長靴を施したコスチュームからでありましょう。
（どう見てもシンガーソングライターには見えへんわな・・・）
「え？宜しいんですか？（ウッシャー！！！。金本アニキ監督の胴上げ気分）」。
午後からのお天気急変が懸念されるのでこんなつまらないPointはワープ出来たら良いのになと思っていた矢先に声が掛かったもんだから超ラッキー♡。
ちなみにMillerさんは、北部白山での林道でお車拾われ率が100％のパーフェクトなのでございますの。
ホントに車運が良く、何処いっても拾われんねん。
言っておきますけどね、いずれのどのハイクでも自らヒッチハイクした覚えはないねんで。
ホンマ皆様方の心優しいご好意に全て助けられている次第でごじゃいます。
（いや〜何つうか、スマンスマン）
「それではお言葉に甘えまして失礼させていただきまっす」。
尚、今回のご好意ポジションは助手席ではなく、なんとなんと荷台でありますた。
約○十年ぶりのハコ乗りが復活いたしまして、あの頃の血が蘇りますた。
（良い子はこれを真似しちゃバキューンの違法人だからダメダメよ）

今年の秋は いつもの秋よ〜り
長くなりそうなそんな気がして♪

今年の秋はホンマ長い晴天が続いていますわな〜。
こんな秋はそうありまへんで。
なのに、なのにこの秋は毎年恒例にしていたお泊り遠征は無しですた。
う〜ん、夜に鈴虫の鳴く声をたくさん聞いたそんな秋だったかもしんない。

薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜まりに揺れている♪

中宮道取付きに無事辿り着きますた。
無事って言うのは軽トラの荷台でハコ乗りしていたMillerさんが振り落とされなかったっつう事よん。
いや〜、めっちゃ楽しい！めっちゃ楽チンやったわ〜。
ホントその節はどこの馬の骨とも分からない怪しい私どもに親切にお声をお掛けいただき、尚且登山口まで送迎していただいた事に深く感謝しております。
今思えばお名前もお聞きせずに大変失礼致しました。
この場を借りて御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

道端にそっと咲く秋桜が今日のヤル気を誘います。
それでは行ってくるじょ。

いつか〜 君と行った〜
映画がまた来る〜♪

授業を抜け出して二人で出かけていったいつものあの坂。
オープニングに出てくるさりげなくも癒されるワンシーン。
そんな哀愁を帯びた中宮道のエントランス階段がその舞台。
絵になるよね〜。
こちらの階段の踊り場に可憐な女性が左45°の方角を望むように立っていたら「今日のHIT賞」にいたしましたわ。

燃える中宮坂

真田広之の禁断の愛・恋愛ドロドロドラマやってヨシ。
山下真司の嫌がる部員を無理やり走らせる熱血青春ドラマやってヨシ。
火野正平の「こころ旅」薄毛隠して一人旅情番組やってヨシ。
ヨネスケの「今日の晩御飯・山菜キノコ釜飯・山で盗採掘から食卓まで」のお料理番組やってヨシ。
ここはどれらの番組でもベストマッチしそうなロケーションよ。

毎日毎日ボクらは鉄板の
上で焼かれてイヤになっちゃうよ♪

イヤかもしれませんけど、私、シイタケ焼きがめっちゃ好きなの。
焼肉屋さんに行っても「オヤジ！まずはシイタケをくれ！」ってなもんよ。
美味しいよね〜。
とは言え、こちらの画像の主は焼いて旨いのか（それ以前に食えるかどうか）は全く自信がありません。
勿論相手が女性に対してと同じで触れることすら出来ません。
理想を言えばね、「マツタケ」と称されるKing of キノコを焼いて食べてみたいのでありますけれど・・・。
まぁそれにはMillerさんが芥川賞を取れる作家にでもなればの話です。

朝露に濡れる道

本コース場で一番懸念されていた序盤の綴ら折れまでのアプローチ。
ここは以前、朝露を伴った背丈を越えるヤブが生い茂り、グチョグチョにされたあげく早々にリタイヤさせられた苦い思い出のあるポイントなのであります。

黄昏て

まゆみさん

秋、道端にたわわに実る桃色の実。
「真弓さん」って名前の木の実なんだ。
人っ気のないひっそりとしたこの道で出会えるなんて、やっぱりボクらは運命なのかもしれないな〜。

アキギリさん

秋のAKBと言えばやはりこちらになるなかもしれませんね。
とにかくどちらに出かけてもよくお目に掛かれますわな。

錦秋のジライ谷

いつぞや残雪期にATTACKした笈ケ岳へのジライ谷からのアプローチ。
冬瓜山からシリタカ山まで今は紅葉で燃えちゃっているね。
この時期冬瓜平までは何とか行けないのかなぁ〜？
あそこのブナ林の素晴らしさが今も忘れられないよ。

黄金の森

はっきり言って自慢です。
だってMillerさん、独占しちゃっているんだもん。
中宮道自慢の左門豊作の森と言ったらここよ。

燃えて咲くのが森（花）　
夢で咲くのが恋
ひとり咲〜き♪

今のMillerさんにピッタリのフレーズ。
ピッタリのシチュエーション。
私も散る時はここで散るか・・・。

至福

黄色から褐色に変わってきたブナの葉。
そろそろこの秋も終演を迎えている感じだね。
これより上部を目指しても森は落葉しちゃってスカスカ状態かもしれないな〜。
取付き開始20分チョイだけどここが今日のgoalでも良いかな。
とにかく気持ちの良い場所なんだよ、ここは。
今晩襲ってくる北からの嵐でここの森の葉も全て落ちちゃうんだろうな〜。

落葉街道

大好きな平行道を見たい一心でここへ訪れたので更に進軍してみる事に決めた。
綴ら折れに差し掛かってきたら辺りの木々は温水洋一ヘアーに変わりつつあった。
風に吹かれるとふわっと毛が舞い上がるのよ。
道には落ちた毛でいっぱい。
（葉っぱでいっぱいだっつうの。毛だったら怖いし、温水洋一が立っていても怖い）

アンタが大将

こちらの先住民の青大将さんと出会いましたよ。
ぼちぼち冬眠の準備でしょうか？
道端で葉に混じって歩いていると人に踏まれちゃう恐れがあるから避難させてあげようね。
尻尾を持ってハンマー投げの要領でブンブン振り回し世界記録を狙ってみた。
んが、その時ふと日本記録保持者の室伏広治選手の事が頭をよぎった。
Millerさんの記録に負けて落胆してしまうのではないか、彼のプライドを傷つけてしまうのではないか、こう感じた私は大人の決断をすることとし中止することに決めた。
こうして彼の名誉は保たれたのであった。

カエデは健在

ブナの葉は限界に達しているけれど、カエデ＆モミジのアイドルグループ達は今が旬である。

ハラリと地に落ちたアイドル

アイドルの世界も厳しいのであります。
いつまでも華やかにいられると思ったら大間違いなのよ。
でもね木の上ばかりが素敵なステージではないの。
こうして地面の上でも貴女がいてくれるだけで品のある落ち着いた舞台に変わってくれるわ。

お楽しみ平行道の現実

やっぱり落葉しちゃっていますた。
眩しい陽射しが地面まで容赦なく降り注いでいるよ。
でもね、気温の下がる上部ではこの陽射しが何とも有難いんだ。
晩秋の風物詩といった感じでこれはこれで趣があって好きな景色なんだよね。

次三角点

はて？
幾度か訪れているお気に入りのこちらの道ではありますけれど、こちらの存在には全く気がつかなかったなぁ〜。
TOPの角が丸みを帯びたのが特徴で明治生まれの農商務省山林局産おじいちゃんなのよ。
額にはちゃんと「次」と言う字が刻まれているのできっと次男なんでしょうね。
「おじいちゃん、こんなところで寝ていたら風を引いちゃうよ」。
仕方ないので砲丸投げの要領で世界記録を狙ってみた。
「ゴキっ！、うっ、こ、腰が・・・」。
明治生まれのおじいちゃんの体重の重いこと。
世界記録どころか幇助すら出来なかった。

君臨

誰が何と言おうとこの時期の森の女帝でありましょう。
「ハウチワカエデ」嬢をご指名すると身も心もとろけちゃいます。
今日一日限りの良い夢を見させていただきます。

側近のlady

上を見上げれば鮮やかな紅や黄色の衣装を纏ったスター達がゾロゾロといる中で、それらを足元から支える側近の女性達が存在しているのである。
彼女たちの名は「ホツツジ」嬢。
（違ったらゴメンよ）
しかしながら彼女達自身も優れたelegantさを秘めており、主が舞台を降板（落葉）してしまったら森のTOPの座を飾ることとなるであろう。
決して下克上を狙っていないところが彼女たちの美学である。

薬師山

え〜、画像に写っているお山が薬師山ではなかったらお詫びにチューして差し上げましょう。
（イラン、テヘラン、伊藤蘭・・・。それだけはやめて！）
白山の中で最もマイナーなお山と言えるのではないかと思われる。
斜面の崩落が進み現在は立ち入り禁止となっている岩間道に君臨する。
地元人のMillerさんもこちらのコースへはまだ行った事があ〜りません。
何でも聞くところによれば北ア三大急登を凌ぐ急勾配が待ち構えているらしいのよ。
コースも殆ど手を加えていなく自然がそのまま残った深き緑と素晴らしい眺望が自慢であるとの事。
他のコースは全て歩いたのだが、こちらのコースだけとっておいたのが今となっては悔やまれる。

道はフカフカ街道

「カサカサ、カサカサ」と鳴る踏みしめ音がこの時期の風物詩だね。
実に心地良い。
コケてもドロドロにもならないし痛くないのが何より良い。

ブナ直道で遭遇

「コロン・・・、コロンコロン！」。
ん？
今確かに遠くの方からカウベルの音がしたような・・・。
耳を澄ますと・・・、うん、また聞こえた。
音が徐々にこちらに近づいてくるじょ。
こんな山の中に牛がいるの？
ふっ、ふっふっふ。
うまいことすれば今晩のメインディッシュは夢の牛ステーキってか。
生まれてこの方ナイフとフォークを持ったこともあらへんのにどうやって食えばええねん？
左手に包丁、右手に箸。
どこかのインチキ病院のオペみたいになりそうやな。
戦闘態勢でご馳走を待ち構えていたら・・・。
「こんにちは！」。
現れたのは白い歯の似合う爽やかなデンターライオン男性であった。
こうしてまた夢の牛ステーキは夢となった。

オオモミジさん

紅葉と書いてモミジと言うくらいですから、King of colored leaves（紅葉の王様）の地位は揺るぎないでしょう。
尚、こちら様は地面スレスレにいたBABYなのよ。
赤ちゃんでこの美しさなら20歳を過ぎたらどうなんのよ？

遠くに白山

画像左側に聳えるお山が白山本峰でございます。
おそらく角度的に見たら右が大汝峰、左が剣ヶ峰でありましょう。
最高峰の御前峰は剣ヶ峰のボディに隠れちゃって見えね〜んでね〜の。
今日は朝から霞んだ遠望の効かない一日となっているけれど、その状況下でも何としてでも白山を見てやるぞと意気込んでいた。今回はそういった意味でもこちらをチョイスして正解、見事にMission達成ですわ。
ヨシヨシ。

ふわっと柔らかくView

HO！

穂です。
MO！じゃないわよ。

夢芝居

枯葉が舞い上がる舞台。
「恋はい〜つでも初舞台〜♪」。
何故かこのフレーズが頭に浮かんで口ずさんだ。
Millerさんもお粉を施して踊ってみたい気分だわ。

戦士

ご報告遅れますたが今日の正義の味方のコスチュームがこれだ！
痴漢及び不審者を撃退するためやって来たのだが、どっちが痴漢なのか分からない装いってところが辛い。
まぁ私の熱いハートを悟ってもらえるハズであろう。
「さぁ来るなら来やがれ！」。

シナノキ平

白山の中には秋の似合うpointがいくつかありますけれど、ここシナノキ平もその中の一つでありましょう。
Millerさん的にはこの時期のお気に入り中のお気に入りなのよ。
何つっても森の中に位置する小屋。
そして誰もいないってこと。
ここ最近ではそういった人と遭遇しない山行が続いていますけれど、ここの静粛度と上品さはピカイチだね。
こちらには今年の夏にも訪れたのですが、やっぱ秋は別格だわ。
ホント落ち着いた静かで素敵な場所ね。

定番アングル

先週辺に来るべきだったかしら？
ブナの葉が落葉する前ならパーフェクトだったな〜。
ま、それでも充分に雰囲気あるロケーションであるから嬉しくてしょうがないよ。
森の中にひっそりと佇む赤い屋根の小屋が何ともメルヘンチックでしょ。

シナノキ平避難小屋

味のある表看板

給食のお時間

中は真っ暗。
窓には冬の豪雪に備え雨戸が固定されていた。
外は嵐が接近している模様で風が強く落ち着いて昼食を摂れないのでこちらで楽しむ事にいたしますた。
「チュル・・・、チュルチュルチュル！」。
「ズズズズズッ！！！」。
「プ〜・・・」。
ん！、んぐぐぐ・・・。
密閉した場所でプ〜は自殺行為。

シナノキ単独ライブ開幕

ここでのライブは横浜アリーナを満員にするより白熱するぜ。
（っつうか横浜アリーナってどこ？。行けと言われても迷子になると思う）
それではいってみようか〜！
まずオープニングを飾るのは定番の「チューチュートレイン」でいってみよう。
体脂肪率10％未満のみしか許されない方々で結成された超人気dance unit「EXILE」。
Millerさんも幸か不幸か平均年収と同じくらい体脂肪率も低いので何とかこちらの条件はクリア出来ている。
顔に歌にdanceにstyle、お陰様で全てナイスなMillerさん。
後は中身と平均年収を上げるだけ。
これが中々難しいのよ。
Are you OK?
Let's Dancing!!!

下山開始チャオ♡

およそ20分のシナノキライブを大盛況で無事終了。
アンコールも2曲披露するなど会場は一人スタンディングオーベーションで大興奮。
最後の曲では安全地帯の「月に濡れた二人」で会場は涙に包まれた。
尚、この後のお天気急変が懸念されますのでFANとの握手会は中止した。

湯谷頭1549m

シナノキ平から一目散に降りてくると目の前にデ〜ンと聳えるどっしりタイプが現れる。
登山道整備が施されてなく残雪期のみ登頂可能と言われているヤブ山の「湯谷頭」である。
今や「残雪期のみ」と言うフレーズが今年の流行りなのか、そういったお山を無雪期ATTACKで挑もうというのがこの秋に謳歌されている。
こちらのお山もやってやれない事はないのだろうか？

笈ケ岳　仙人窟岳

そうそう。
その代表的なお山がこちらの2座。
向かって左側の峻険な山容をしたお山が「幻の百名山」と称されています笈ケ岳でございます。
どちらも超ヤブ山で残雪期でもかなりの困難を来すハイレベルなお山でもあります。
今日も猛者が挑んでいるかもしれないな。
ん？
よく見ると笈頂上に4人の男性が見えるじょ。
まさか赤いコスチュームをしているのはあの人では・・・？

湯谷頭へのアプローチ

登山道脇に設置してある標柱に何やら落書きがしてある。
Millerさんもしていこうっと。
（アカンアカン！落書きちゃうがな）
ん？
よく見ますと湯谷頭へのアプローチが書いてあるじょ。
「藪漕ぎ30〜60分。頂上からの白山眺望抜群」。
そうかそうか、行けるのか。
それじゃ道草していこう。
（おい！嵐が来ちゃうぞ、大丈夫か？）

お、行けそうジャン

登山道から尾根へ向かって進入してみますと何となく道っぽくなっているではないか。
こりゃ行けんじゃね〜の？

ムリムリ・・・

進入し始めて50mくらいのpointで木々の枝で形成された牢屋が立ちはだかった。
「う〜ん、今日のところはこの辺で勘弁してやるよ」。
嵐が心配、やっぱり帰ろうっと。
スゴスゴと登山道まで戻るMillerさん。
瞬時の決断力が迅速。
言い換えると根性なし。

きめ細やかな葉を持つイロハモミジさん

淡い黄色と薄紅の競艶

色は変われどもどちらもホツツジさんの紅葉黄葉ではなかろうか。
同じ品類で色が分かれるメカニズム。
植物界の美もまた奥が深くて謎が多いね。

また逢えたね

登山道脇にごく一部だけ真弓さんの木の群落があった。
足を止めまた彼女見つめてしまう。
幼少の頃のMillerさんのアイドルだった彼女。
心が熱くなってきた。
君のことが好きなのに、「ねぇMillerくんは好きな子いないの？」と彼女から質問された時に「え？、そ、そんな・・・、い、い、いないよ〜」と言ってしまった青いMiller少年。
今思えば我人生で一番の失態だったのかも・・・。

忙しい雲

やはり予報通り嵐がやってくるのか？
頂上付近の雲が慌ただしくなってきた。

ZOOM

更にZOOM

中宮道稜線と大汝峰、左PEAKは剣ヶ峰。
今年の夏には気合でアソコまで頑張ったんだよ。
今日は気合はありません。
のんびりと楽しんでっちゃってますわ。
ん？
もしや画像の手前PEAKは地獄谷火御子峰では？

今日のコケTIME

秋はほのぼのとしたシーンとよく出会えるので散策していてもとても楽しい。
こんななんでもないシーンも見つめていると気が安らぐんだよね。

黄葉

試合終了

秋の中宮中距離散策はやっぱり楽しい。
のんびりと歩いてもシナノキまでは2時間チョイで着いちゃうし陽の短い今の時期にはピッタリだね。

山陰に暮れる太陽

中宮温泉

こちらの西山旅館さんの日帰り温泉入浴は格別なんですけれど、やっぱり大荒れになっちゃう前に家に帰りたい。

中宮ビジターセンター

ビジターセンターは大賑わい。
白山・白川郷ホワイトロードも実質上今日で最後って感じかな。
今晩から大荒れ、明日の木々は全て丸裸にされちゃってしまうかもね。
ビジターセンター前には一際美しい紅をしたイロハモミジさんがおいでますた。

秋味乾杯！

また来年会おうね

美しすぎた中宮道。
いろんな意味で心が熱くなったよ。
今年は素敵な想い出をたくさんくれてありがとう。
また来年も必ず来るからね。
ほんじゃ。

装備

備考

助っ人のスパイク長靴さんは今日も先発完投で見事にピシャリ。
頼れるエースは今日も完璧。

感想

K-Miller

う〜ん、秋だ。
ここんところ良い天気がちぢくよな〜。
ホンマお山歩きにはもってこいの季節やんか。
せやけどな、こんなええお天気もそろそろ陰りが見えてくるで。
これからは北陸特有のダークで寒いお天気がイヤでもちぢくようになりますよって。
週間天気予報を見てもいよいよ時雨れた空模様となりそうやで。
今週末のお山ATTACKがひょっとしたら今年最後の紅葉散策となるかもなぁ。
となるとFINALを楽しむのなら人のいない静かで落ち着いたお山に行きたいもんだ。
最後は静粛さと上品な雰囲気が楽しめるお気に入りの白山中宮道しか思い浮かばないよ。
ここに勝る場所なんて・・・、うん決まりだな。
ここで誰もいない、誰にも聴いてもらえない思いっきりライブをやってくるぜ！

コメント

がんちゃん

なんだ、近くに居たんですねぇ
シナノキ平、いいですね。
完全ノーマークでしたよ。
来年は狙ってみようかな。
牛と勘違いされるかな？

アリスも冬の稲妻もチャンピオンも好きですが、この時期はやっぱり秋止符でしょう。

スマホで拝見してましたが、いくつかの写真がコメント長すぎて全く見えませんでした（笑）

K-Miller

あなたのお近くに
Sanchanさん、こんにちは。
ありがとうございます。

そうなんだそうなんだ、実はSanchanさんのおそばにいたんだよ。
いやいや笈ですかいな。
もつろん笈もノーマークですたよ。
今年の秋だけの事で言ったらこちらの白山中宮道よりもそちらの笈の方が賑わっているのかもね。

’左利きの貴方の手紙　右手でなぞって真似てみる♪‘
秋止符。
ええ曲やわ〜。
‘それを愛とは言わないけれど　それを愛とは言えないけれど♪’
やっぱ真弓さんとはこれで良かったんだ。
うんうん。