湯坂路〜箱根湯本駅から浅間山を越して小涌谷まで…登山鉄道の険しさを自らの脚で実感!


- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 718m
- 下り
- 287m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ…東京はこの日も雨だったようだ 箱根の山に選択して正解だった👍 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に入り最初だけは、荒れていたが旧街道らしく石積みの道や落ち葉の絨毯道など、良い雰囲気の路だった…危険箇所は無い |
その他周辺情報 | 侍JAPANが無ければ、箱根湯本温泉でゆっくりしたかった…♨️箱根登山鉄道も🚞是非、乗車体験することを薦めたい… |
写真
感想
念願だった侍ジャパン~東京ドームアゲイン…昨年のWBCに比べ、メジャー組を招集しない国内メンバーだけでの戦いとなったが、いま国内で最も輝いているメンバーでのドリームチームも楽しみに東京へ乗り込んだ。…その前に、プチっと箱根に寄って紅葉登山を決行。前日の雨も上がり少し蒸しっとした空気の中、箱根登山鉄道で「箱根湯本」へ。
箱根登山鉄道は、文字通り標高差500m超を登る路線だが、特に箱根湯本から小涌谷までの間が最も急勾配で80%という日本最高急登を登る珍しい鉄道だそうだ…これは、小涌谷からの帰りに乗ってみて十分実感できたが、この急勾配を自らの足で峠を越えて登るのが、今回の「湯坂路」である。「箱根八里は馬でも越すが~♪」と唄われた箱根の峠でもある。
登山口とした箱根湯本は、温泉観光地で…平日でも外国人観光客で、熱海や有馬並みに賑わっていた。豆知識だが…箱根登山鉄道は、スイスを代表する山岳鉄道の「レーティシュ鉄道」と姉妹提携をしていて、車輛の外装が同じカラーになっているそうで外国人観光客に人気の鉄道みたいだ。
…そんな観光地を抜けて、源泉地の脇から登山道が始まる。朝方まで降った雨でぬかるんだ道を進むが、最初からなかなかの急勾配となった。猪が地中の虫を求めて堀り荒らした道は更に進みにくい。やがて、旧街道らしい石の積まれた道となり情緒を醸し出してくれる。標高が高くなると、まだガスが残り幻想的な雰囲気も出る中を進む。更に上がると、紅葉真っ盛りでこれを強調させてくれる陽光がさして来てくれた。青空と紅葉のコントラストが美しい。既に落ちた葉が真っ赤な絨毯となって彩りが増す。ススキとのコラボもマッチング十分だ。
浅間山山頂は公園の芝生広場の様な、絶好の休憩地で紅葉も美しい。そんな情緒深い景色を肴に呑むビールは最高!最近はこれが癖になってしまった💦
山頂が最高地点で、ここから200メートルほど下る。下った先にある千条の滝は、白糸の滝のミニチュアみたいで、可憐だった。清らかな滝の流れに癒される。小涌谷の別荘地は竹中工務店と三井不動産が手掛けるリゾートホテルが建設真っ盛りだった。完成したら見てみたいものだ。
小涌谷駅はこじんまりとしていたが、トイレもあり便利。そこから降る登山鉄道は、進行方向を何度も逆転させるジグザグ鉄道だった。なるほど!こうすれば、急勾配も運行可能な訳だ。運転士さんが駅の度に後ろ、前を乗り換えたり…電車の割にやたら時間がかかっていて…きっとバスの方が早いだろうな~と思いつつ、情緒を取った選択も悪くないなと都会へと降りて行く。時間に迫られたせわしい世の中だからこそ、こんな鉄道は愛されるのだと思いながら、東京ドームへと向かった…
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