記録ID: 7518640
全員に公開
ハイキング
関東
水戸街道を歩く (6完) 晩秋の水戸へ 土浦→水戸弘道館
2024年11月22日(金) 〜
2024年11月23日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:51
- 距離
- 57.4km
- 登り
- 101m
- 下り
- 90m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 5:10
- 合計
- 9:53
距離 22.9km
登り 59m
下り 38m
8:01
8:12
4分
亀城公園
8:16
8:17
10分
中央1丁目交差点 (街道ここから)
8:27
8:29
7分
筑波鉄道・新土浦駅跡
8:36
8:41
7分
真鍋宿・善応寺
8:48
8:49
10分
土浦一高
8:59
9:00
6分
板谷松並木入口 (若松町交差点)
9:06
9:11
13分
板谷一里塚 (日本橋から20里)
10:34
10:38
15分
かすみがうら市役所
10:53
10:54
16分
上土田・観音寺
11:47
11:52
13分
恋瀬川・恋瀬橋
12:05
12:08
5分
北向観音
12:19
12:24
3分
照光寺
12:27
12:29
6分
石岡の陣屋門
12:35
12:43
12分
常陸國総社宮
12:55
12:56
2分
金刀比羅神社
13:08
13:11
9分
国分寺
13:20
4分
常磐線の陸橋
13:24
13:25
10分
石岡一里塚南交差点 (街道ここまで)
13:35
17:28
12分
石岡駅東口
17:40
ルートイン石岡
2日目
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:50
距離 34.5km
登り 42m
下り 51m
6:58
14分
ルートイン石岡
7:12
7:13
18分
石岡一里塚南交差点 (街道ここから)
7:31
7:34
23分
関東鉄道バス石岡車庫
7:57
7:59
2分
竹原神社
8:32
8:39
18分
国道6号ぽけっとパーク美野里
8:57
9:02
7分
片倉宿入口Y字路 (撮りバス)
9:13
9:14
17分
片倉宿十字路(90度曲がる)
9:31
9:33
35分
小岩戸交差点脇の池
10:08
10:13
4分
小幡宿・法円寺
11:09
8分
奥ノ谷バス停
11:17
11:24
0分
涸沼川・高橋
11:24
21分
長岡下宿・如意輪寺
11:45
5分
長岡坂下
12:09
12:11
9分
矢頭南交差点
12:20
9分
北関東道・茨城町東IC
12:29
39分
茨城町・水戸市境
13:08
13:11
25分
吉田一里塚
13:36
14:00
13分
薬王院
14:13
14:26
8分
常陸国三ノ宮・吉田神社
14:34
14:36
10分
銷魂橋 (たまけはし)
14:46
14:48
6分
本町3丁目交差点 (水戸街道終点・陸前浜街道起点)
14:54
14:57
3分
城東一丁目の踏切
15:00
15:06
2分
セブンイレブン水戸城東店
15:08
15:21
11分
柵町の踏切
15:48
弘道館
歩行中の平均速度は4.89km/h。
天候 | 快晴! 1日目は朝のうち濃霧……。9時過ぎから急速に晴れる。 2.日目は北西の冷たい風が強く、時折翳る。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
GOAL……JR常磐線・水戸駅まで。 途中、JR常磐線・石岡駅界隈を経由します。 多くの区間で常磐線から離れ、関東鉄道バスの土浦~石岡線、及び石岡~水戸線と並行しますが、クルマ社会化と2024年問題が重なって近年減便が著しく、石岡~水戸線に至っては、土日は朝1便・夕方1便しか来ません。ほかコミュニティバスも僅かです。歩き始めたら歩ききる覚悟が必要です。 なお、奥ノ谷 (茨城町役場) から北では、関東鉄道バスの本数は平日1時間間隔 (朝夕はもっと多い)・土日約2時間間隔となりますが、旧道には入らず、国道6号線にバス停があります。 水戸市内に入り吉沢地区から北になると、バスの本数はかなり増えます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、路側帯が狭いところが多々あり、車は遠慮なくガンガン飛ばしていますので要注意! 水戸市内に入ると、歩道は昔ながらの側溝に蓋をしたタイプで、かなり歩きづらくつまずきやすいため、うっかり転倒しないよう注意! |
写真
001. 水戸街道の旅もついに特急利用へ……品川6時45分発の「ひたち1号」に乗ると、僅か1時間で土浦到着!
E657系のうち一番当たりな梅色スペシャル塗装編成で来ました☆
これは水戸ゴールに向けて幸先も上々!と思いきや……車内でまったりとミルクティーを飲んでいるときに突如喉がむせ込んで、ミルクティーがブシャーッ!と眼鏡や顔にかかる悲劇! (号泣
和手拭いを濡らして拭き、さらに眼鏡拭きクロスで拭いて、辛うじて何とかなりましたが……悪運の悪寒……(ガクブル
いやいや、何とか悪運は使い果たしたと思いたい!!
E657系のうち一番当たりな梅色スペシャル塗装編成で来ました☆
これは水戸ゴールに向けて幸先も上々!と思いきや……車内でまったりとミルクティーを飲んでいるときに突如喉がむせ込んで、ミルクティーがブシャーッ!と眼鏡や顔にかかる悲劇! (号泣
和手拭いを濡らして拭き、さらに眼鏡拭きクロスで拭いて、辛うじて何とかなりましたが……悪運の悪寒……(ガクブル
いやいや、何とか悪運は使い果たしたと思いたい!!
002. 土浦の名所・亀城公園はちょうど紅葉の季節を迎えていましたが、前日の雨と当日朝の冷え込みで、利根川を渡ったあとの茨城県内は濃霧……。レタッチソフトでパッキリ感を上げています。
008. 真鍋宿 (間の宿) の街並み……若干古い建物が残っています (来し方を振り返る)。
霧がひどい・・・orz
このあと急坂を登り、土浦一高前を通りますが、古典建築の旧館は毎月第二土曜のみの公開で残念!
霧がひどい・・・orz
このあと急坂を登り、土浦一高前を通りますが、古典建築の旧館は毎月第二土曜のみの公開で残念!
011. 国道6号を陸橋で跨いで、中貫宿 (十三次) 本陣に到着〜。
水戸街道の宿場の多くは幕末に水戸浪士の天狗党に荒らされて消失しており、本陣は再建されて結構残っているものの、他の主要な建物はほとんど残っておらず、単に田舎の豪農の家並みが続いている感……。
水戸街道の宿場の多くは幕末に水戸浪士の天狗党に荒らされて消失しており、本陣は再建されて結構残っているものの、他の主要な建物はほとんど残っておらず、単に田舎の豪農の家並みが続いている感……。
035. 常磐線を跨ぐ陸橋を過ぎると間もなく、左右両塚が完璧に残り見事な石岡一里塚がドーン!
そのすぐ手前の交差点で、本日の街道歩きは終了!
本日の第2部・鹿島鉄道保存車両探訪&代替バス「かしてつバス」乗車を楽しみます。
そのすぐ手前の交差点で、本日の街道歩きは終了!
本日の第2部・鹿島鉄道保存車両探訪&代替バス「かしてつバス」乗車を楽しみます。
036. 石岡駅に到着〜。
常磐線の東側にあった鹿島鉄道・石岡機関区は、今はただの更地に……空しい。(たまにですが、自衛隊百里基地一般公開時の臨時バス控え場として利用されています)
常磐線の東側にあった鹿島鉄道・石岡機関区は、今はただの更地に……空しい。(たまにですが、自衛隊百里基地一般公開時の臨時バス控え場として利用されています)
040. かしてつバスの大部分は常陸小川止まり。駅の跡地を整備しただだっ広いバスターミナルを振り出しに、田園地帯をトボトボ歩いて (奥の山々は大福山?) 小川南病院の駐車場に向かうと……
045. 日帰り湯「ほっとパーク鉾田」の敷地内で保存されている戦前製の超古典ディーゼルカー・キハ601! (元・国鉄キハ07形)
こんなにも美しい状態を保ち、しかも最高の斜光線に照らされ、感激!来て良かった!の一言です☆
こんなにも美しい状態を保ち、しかも最高の斜光線に照らされ、感激!来て良かった!の一言です☆
049. 「かしてつバス」は、石岡に近づくほど工場帰りの通勤客を拾って満員となりました (驚)。
石岡駅から15分ほど歩き、新市街のロードサイドの中にあるルートインに到着〜。
(お疲れビールは、夕食&入浴の後)
石岡駅から15分ほど歩き、新市街のロードサイドの中にあるルートインに到着〜。
(お疲れビールは、夕食&入浴の後)
085. 水戸の古刹・薬王院に到着!
本堂は重要文化財で、ちょうど金色に染まった銀杏に囲まれていました。
水戸徳川家の菩提寺ですが、朱子学と尊皇攘夷に狂った幕末・斉昭の時代には、異国船対策で鐘や仏像を潰されるなど大変な目に遭いました……。
本堂は重要文化財で、ちょうど金色に染まった銀杏に囲まれていました。
水戸徳川家の菩提寺ですが、朱子学と尊皇攘夷に狂った幕末・斉昭の時代には、異国船対策で鐘や仏像を潰されるなど大変な目に遭いました……。
098. 水戸駅前の「水戸黄門の像」に御挨拶しようと思って行ってみると、何と!地元のボランティアの方々が水戸のご老公ご一行に化けて、代わる代わる記念写真に応じておられましたので、私も葵の御紋の御印籠を片手にパチリ!
水戸黄門をガチで見まくった世代ですのでつい・・・(^^;
何はともあれ、水戸街道完歩に相応しい記念写真となりました☆
水戸黄門をガチで見まくった世代ですのでつい・・・(^^;
何はともあれ、水戸街道完歩に相応しい記念写真となりました☆
100. 弘道館正面広間に掲げられた「尊攘」の二文字を眺めて、水戸街道の旅はシメ!!
私自身の思想信条とは一致しませんが、水戸学という名の日本化した原理主義的儒学が近代日本にもたらした様々な問題どう考えるのか、日本人としては重い課題ではあると思います。
私自身の思想信条とは一致しませんが、水戸学という名の日本化した原理主義的儒学が近代日本にもたらした様々な問題どう考えるのか、日本人としては重い課題ではあると思います。
101. 16時半の見学時間ギリギリまで粘って弘道館を出て、しばらく駐車場トイレで用を足していると (失礼!)、いつの間にか薄暗くなり、水戸城大手門がライトアップされていました。
103. 駅近くのラーメン「あじ平」に入り、遅い昼飯兼早い晩飯で、大盛味噌ラーメンウマー!!
特急「ときわ」車内でヱビスビールを開けていると、あっという間に (?) 都内に戻ってしまいました。
特急「ときわ」車内でヱビスビールを開けていると、あっという間に (?) 都内に戻ってしまいました。
感想
北千住で奥州街道から枝分かれした水戸街道の旅。当初は都内での仕事との兼ね合いで (汗)、千住→金町→松戸→小金と3回に分けて超ちまちまと歩くだけでしたが、先月に小金宿から利根川を渡って茨城県内に入りますとカチッとスイッチが入りまして、今月には土浦という節目に到達しました。
すると、もうさっさと水戸にゴールして、来年の早春には偕楽園の梅にヤマレコ赤線をつなぎたいという考えになりまして (笑)、ようやく旧街道歩きには最高の天気=涼しく乾いた気候が巡って来た中、途中石岡泊まりで歩ききり、往時の水戸学を生んだ水戸藩士が通った道の何たるかを味わったほか、ついでに鉄ヲタ・エクスカーションとして、廃線となって久しいローカル私鉄・鹿島鉄道の思い出に浸って参りました。
さて今後は、次の段階=陸前浜街道に移り、北茨城の美しい海岸線、勿来の関、湯本温泉、そして福島第一原発周辺へと進むつもりですが、いつ歩くかは全て気まぐれです (汗)。ただ確実に言えることは、鉄ヲタとして既に東北線沿いに歩いて仙台に到達した以上、国鉄時代はもう一つのゴールデンルートであった常磐線沿いに歩いて仙台に到達せずにはいられないということです (笑)。
以上、紅葉の山々のレコが居並ぶ中での、割と地味な旧街道ロングウォークのレコで恐れ入りますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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