岡山県真庭市 蒜山高原＋普門寺＆勝山 桜＆紅葉＆森の芸術祭
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 01:42
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 35m
- 下り
- 35m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:16
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 1:42
歩行距離4km、歩行時間1時間15分、歩行数？歩、消費カロリー320Kcal
| 天候 | 曇り時々小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
オール舗装道路です。雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。 三角点「三木ヶ原」＜写真16＞は、フェンスの所で左折し舗装道路を西に進むと、南側のわずかに盛り上がった所にありました。すぐ西は施設のようだったので、この道も立ち入り禁止だったのかもしれません。すぐに引き返しました。 |
| その他周辺情報 | 「休暇村蒜山高原」では土日祝の11〜14時（受付は13時まで）限定でランチビュッフェ（税込み大人一人1,980円）＜写真40〜42＞が楽しめます。4〜11月のみだったような気がします。たまにHPの「PICK UP」（スタッフブログ）に開催情報が出るので事前に確認したほうがいいでしょう。 |
写真
01普門寺霊園の十月桜…真庭市旧落合町の普門寺に向かっていると、駐車場の表示があったので、車を停めて細道を上りました。周辺は墓地でモミジ並木は全体的には7割程の色づき、桜はほぼ見頃でした。四季桜となっていますが、品種は「四季桜」ではなく「十月桜」（解説は＜写真09＞）のようです。猿の鳴き声と銃声が聞こえるので、早々とお暇しました。
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02普門寺古民具の家＆売店…8時40分頃には境内の駐車場には車はありませんでした。今年は紅葉が遅れていますが、桜と紅葉まつりは11月1〜10日に開催されたようです。写っていませんが、この左にあるお蕎麦屋さんもまだ開いていませんでした。
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07普門寺庭越しに仁王門…アジサイの時期などにも訪問していますが、庭は初めて見ました。実は、仁王門も記憶にありませんでした😅境内のモミジは全体的には7割程の色づき具合です。境内でもモミジと桜のコラボを見た記憶があるのですが、桜のほうは見つけられずとりあえず外に出ました。
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08普門寺西のイチョウ…舗装道路を西に向かって少し歩くと、これが見えました。色づいているのは上のほうだけでしたが、晴れていたので鮮やかに見えました。
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09普門寺西の十月桜…普門寺境内に向かう道の分岐近くです。年に数回咲くので四季桜と呼んでいるとのことですが、通常は春と秋の2回だと思います。おそらく、普門寺周辺の桜は品種名は「四季桜」ではなく「十月桜」でしょう。秋にも咲くこと、八重咲きで淡いピンク色であること、花弁が中心部に向かって巻いておらずめしべが1本であることが特徴です。秋の花数はこのくらいにしかなりません。舗装道路沿いに数本並んでいたので動画も撮りました。
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10普門寺西の子福桜…ズームしたら、たまたま花弁が中心部に向かって巻き、めしべが複数ある花が写っていました。子福桜だろうと思います。これも春秋2回、八重の花を咲かせます。
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11普門寺石段のモミジ…境内に戻りました。日が当たっていたためでもありますが、これが最も赤く見えました。ここのモミジは真っ赤になるので、見応えがあります。落ち葉も多かったので、今年は真っ赤になる前に散っているのかもしれません。
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12中国四国酪農大学校第二牧場越しに二俣山＆皆ヶ山＆アゼチ…ここからが真庭市の蒜山高原の写真です。小雨がポツポツしてきたので、白樺の丘駐車場（レストランは閉店）から出発し舗装道路をのんびり歩くことにしました。牧場越しに北方面少し西寄りを望みました。左が二俣山（ふたまたせん）、すぐ右奥が皆ヶ山（みながせん）、中央のこんもりした木の奥がアゼチです。
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13ススキ越しに烏ヶ山＆擬宝珠山…北北西方面です。残念ながら左の大山（だいせん）はほとんど見えていませんが、中央に烏ヶ山（からすがせん）、右手前に擬宝珠山（ぎぼしやま）が見えました。
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15ドウダンツツジ紅葉＆実…周辺はドウダンツツジ並木でした。全体的にどす黒い赤の木もあり、少し早めか見頃くらいでした。歩きながら動画を撮り終わったら、いったん雨がやみましたが、この日は小雨が降ったりやんでうっすら日が差したりと不安定でした。
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16三角点「三木ヶ原」…標高539.6mの三角点です。フェンスの所で左折し舗装道路を西に進むと、南側のわずかに盛り上がった所にありました。すぐ西は施設のようだったので、この道も立ち入り禁止だったのかもしれません。すぐに引き返しました。
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18モミジ並木大木…歩道沿いにモミジ並木があり、全体的には6割程の色づき具合でした。この木は真っ赤に見えましたが、よく見ると中のほうはまだ青々しており、木全体では半分くらいでした。雨の中、見上げて動画も撮りました。
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19モミジ＆ツルウメモドキ実…左は直径数mmのツルウメモドキの実です。花柱が突き出て見えるのが特徴で、もう少し経つと割れてオレンジ色の種が出てきます。
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21モミジ並木色づき半ばのモミジ…この周辺のモミジ並木はこのくらいの色が多かったです。並木全体では6割程の色づき具合でした。このくらいが好みです。
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22モミジ並木赤いモミジ…北側はオレンジ色でしたが、通り過ぎて振り返ると、南側はかなり赤くなっていました。どの木も南側のほうが色づきがよかったです。
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23モミジ越しに二俣山…北北西方面です。モミジは真っ赤だったのですが、あいにくの天気で二俣山（ふたまたせん）はかすみ、すぐ右奥の皆ヶ山（みながせん）はかろうじてわかる程度でした。
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24ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク…西側です。こんな天気でも遊園地はにぎわっているようでした。左はゲームキャッスル、中央の大きな建物がレストランなどがあるヒルゼン高原センター、右奥に観覧車のヒルゼンタワーが見えています。
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25モミジ越しにGREENable HIRUZENのCLTパビリオン「風の葉」…真庭市の木材を使用した隈研吾氏設計監修の「CLT PARK HARUMI」は2020年まで東京の晴海に設置されていましたが、2021年にここに移築され「風の葉」と改称しました。
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26「真庭のシシ」…真庭市内の一般家庭から出されたゴミを使用し、2018年に真庭市出身で「宇野のチヌ」で有名な淀川テクニック氏により制作されました。
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27CLTパビリオン「風の葉」内部…木材を縦横交互に組み合わせたCLTという分厚いパネルを使用し、隙間には薄いフィルムを貼ってあります。屋内のような屋外のような不思議な空間です。
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28GREENable HIRUZEN「真庭市蒜山ミュージアム」森の芸術祭作品東山詩織「Formation Chart」…GREENable HIRUZEN（グリーナブルヒルゼン）の敷地内にある森の芸術祭の展示会場です。2階に展示されていました。モチーフをパターン化して並べたような独特の作風で、これが今回の展示の中では最大の作品でした。
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29GREENable HIRUZEN「真庭市蒜山ミュージアム」森の芸術祭作品川内倫子…2階から見下ろしました。CLTの壁の下にのれんのような作品が飾られています。岡山市の西大寺会陽（えよう）など岡山県内で撮影された写真は、霞がかかったような淡い色彩なので、近くで正面から見ないとはっきり見えませんでした。
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30GREENable HIRUZEN「真庭市蒜山ミュージアム」郷原（ごうばら）漆器…常設展のようです。岡山県指定郷土伝統的工芸品で、輪切りにした生木をろくろ挽きしてから乾燥させるのが特徴です。戦前はクリ以外の木材を使用することもあり、蒜山（ひるぜん）産の漆を1、2回塗るだけでした。現在はクリのみを使用し、輸入漆を複数回塗り拭き取りする拭き漆の技法が用いられています。
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31GREENable HIRUZEN「真庭市蒜山ミュージアム」隈研吾＋岩本大輔「ぐねぐねGUNE-GUNE」模型…常設展示のようです。組子細工の職人である岩本大輔氏とのコラボ作品の模型で、実物はこれを左右2つ組み合わせたような形の椅子です。下に鏡があるのでループ状に見えています。
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32牧草地越しに烏ヶ山＆擬宝珠山＆二俣山＆皆ヶ山＆アゼチ…北北西方面です。左から雲でかなり隠れている大山（だいせん）、きれいに尖った烏ヶ山（からすがせん）、擬宝珠山（ぎぼしやま）、二俣山（ふたまたせん）、皆ヶ山（みながせん）、アゼチが見えました。動画も撮りました。
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33烏ヶ山…＜写真32＞の左のほうをズームしてみました。ちょうど薄日が差してきたところだったので、烏ヶ山（からすがせん）ははっきり見えましたが、この日は左の大山（だいせん）はずっとこんな感じでした。
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34真庭市旧川上村汚水管マンホールの蓋…川上村といえば蒜山（ひるぜん）高原でのジャージー牛の放牧。運が良ければ子牛も見られますが、この日は寒くて親牛もいませんでした。
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39モミジ越しに上蒜山三角点峰＆槍ヶ峰…休暇村蒜山高原のテニスコートの駐車場に1本だけ真っ赤なモミジがありました。北東方面には牧草地越しに左奥に上蒜山三角点峰、右手前に槍ヶ峰が見えました。上蒜山（かみひるぜん）頂上は槍ヶ峰の奥に隠れています。
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40休暇村蒜山高原ランチビュッフェNo1…ゴール後に車で移動。土日祝の11〜14時（受付は13時まで）限定で大人一人1,980円（税込み）です。4〜11月のみだったような気がします。上段は甘みの強いニンジンの天ぷらや風味の強いゴボウのきんぴら、肉の味は弱いものの脂の甘みがあるジャージー牛の黒酢炒めなど、下段はしらす干し入りのちらし寿司、ニンニク控えめのあっさりした蒜山焼きそば、ジャージー牛ビーフカレー、蒜山そばなどです。
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41休暇村蒜山高原ランチビュッフェNo2…蒜山名物ジンギスカンも食べ放題😍ラム肉、塩麹ラム肉、ラム肉の漬けの3種類で、肉の味はして調味料の味は控えめです。甘しょうゆ味のジンギスカンのたれ、酸味のあるシャバシャバしたマヨネーズのようなジャージーヨーグルトたれ、少しピリッとした麦みそたれに、お好みでバターや豆板醤、ガーリックスライスがトッピングできます。固形燃料は切れたら補充していただけます。焼いているシーンを動画に撮りました。
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42休暇村蒜山高原ランチビュッフェNo3…上段はモヤシとキャベツ、めんで焼きそばを作っているところです。バターや豆板醤、ガーリックスライスで味付けしたら、ここのよりもかなりパンチが効いた味に😄下段はかなり粘りが強い蒜山おこわ、香ばしい黒豆大豆？のきなこのわらびもち、蒜山漬け（大根の柚子風味漬物）など。ジャージーヨーグルトは味が濃く酸味があるので、ジャムがトッピングできます。蒜山特産のブルーベリー、少し酸味のあるトマト、イチゴ、大根（蒜山大根？）の4種類ありました。大根のジャムは、ほのかに甘い大根おろしでしたが、イケました😊
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43鬼女台展望休憩所より虹越しに大ナメラ＆皆ヶ山…少し時間があったので、車で鬼女台（きめんだい）展望休憩所へ。道中は烏ヶ山（からすがせん）が見えていたのですが、到着前にまたもや小雨がポツポツ。14時頃には駐車場は7割程埋まっており、出入りが激しかったです。外に出ると烏ヶ山はどこ？小雨がやむと北東方面はかろうじて見え、左の大ナメラと右の皆ヶ山（みながせん）の間に七色の虹😍
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44鬼女台展望休憩所より虹越しに皆ヶ山…さらにズームしてみました。動画には上蒜山（かみひるぜん）も映っています。しばらく待ちましたが、小雨が大粒になり始め、皆ヶ山も見えなくなってきたので諦めました。
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45勝山文化センター…勝山町並み保存地区は森の芸術祭のサテライト会場です。期間中は「まにわまちめぐり展」と題して絵画や鉄筋彫刻の展示があり、最終日のこの日はまちかどコンサートが開催されました。終了後だったので、観光客もそこそこおられました。現在は加納容子氏の暖簾（のれん）がかかった暖簾の町としても有名で、散策の出発点とした文化センター入口にもたくさんありました。
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46勝山町並み保存地区の井戸…真庭市旧勝山町といえば、神庭（かんば）の猿。小豆島や淡路島の群れに比べて仲間同士の仲が悪く狂暴だといわれますが、人が襲われたという話は聞きません。このつるべの絵のように可愛い猿たちを車内から観察したことがあります。
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47きくや菓舗…「勝山城下名菓二万三千石」は昭和36年に全国名菓大博覧会で特等賞を受賞しています。白あん入りの素朴な和菓子のようです。店内に「まにわまちめぐり展」の絵画が展示されていたようですが、知らずに人が多そうだとスルーしてしまいました。
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48ひのき草木染織工房前森の芸術祭作品妹島和世「あしあと」…手前の椅子が森の芸術祭の作品です。このような椅子を何度か見かけました。ここは勝山町出身の加納容子氏の店で、自作の暖簾（のれん）が評判になり近所でも飾られるようになったのが新たな町おこしにつながりました。
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50漕ぎ屋小路…西側をのぞいてみました。奥に中橋が見えています。白壁や格子窓の商家や民家、なまこ壁の土蔵などが建ち並ぶメインロードと同様、風情ある町並みです。
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51高瀬舟船場跡…中橋のたもとに下りてみました。旭川を往来する高瀬舟の発着場ではここが最上流でした。勝山から岡山までは地方の産物、勝山へは塩や日用雑貨を運搬していました。川沿いの石積みがきれいに残っています。
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52勝山郷土資料館…勝山藩主三浦家の資料などが展示されています。谷崎潤一郎は、昭和20年にまず津山、その後勝山に疎開し、連載が止められていた『細雪』の執筆を続けました。終戦前日には津山で購入した牛肉（終戦直前に入手できたとは😮）で永井荷風とすき焼きを食しました。終戦後には『細雪』の続きを発表、原稿の清書は勝山の住民が行ったそうです。
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53顆山亭（かざんてい）…古民家を利用した無料休憩所で、内部に「まにわまちめぐり展」の絵画が展示されていたようです。勝山町出身の洋画家難波香久三氏の作品だったそうで、入ってみればよかったです。
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54まにわまちめぐり展作品徳持耕一郎「Alto Player“W”」…人が集まっていたので引き返して見に行きました。これも「まにわまちめぐり展」の展示作品で鉄筋彫刻です。鳥取県出身の作者は、ジャズクラブでのスケッチを元に1993年から鉄筋彫刻を開始、現在は個展も開催されています。
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57お食事処西蔵＆旧岡野屋旅館＆城山…神橋の上から振り返ってみました。左は明治期に建てられた辻本店の酒蔵で、現在は飲食店になっています。背後に高田城跡のある城山が見えています。右は明治40年頃に建てられた岡野屋旅館で、現在はアート展示スペースとなっています。どちらも国登録有形文化財です。
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58出雲街道道標越しに杉履物みやげ店…下駄や勝山草だんごなどを売っている店です。残念ながら、このときは開いていませんでした。手前の右端の道標は嘉永5年（1852年）のもので、「南左雲伯往来」と彫られています。雲伯とは出雲国と伯耆（ほうき）国のことで、南（左）は島根・鳥取方面に向かう道に続くということがわかります。
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59寅さんロケ地碑…寅さんシリーズ最終作「寅次郎紅の花」のロケ地です。寅さんが日本酒の試飲をして出てくるシーンが撮影されたそうです。お食事処西蔵は辻本店の元酒蔵で、夜は予約のみです。ここにも「まにわまちめぐり展」の作品が展示されていましたが、気づきませんでした。
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60御前酒蔵元辻本店衣裳蔵…明治期に建てられました。窓の土戸の内側に竜と虎の鏝絵（こてえ）があり、こうして開いていると外から見えます。辻本店は文化元年（1804年）の創業と伝えられている造り酒屋で、江戸時代後期の店舗兼主屋、幕末期の事務所（旧倉庫）、明治期の衣装蔵や西蔵＜写真57,59＞などが国登録有形文化財になっています。この辺りで引き返しました。
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61かぴばらこーひー…人気カフェです。営業日のお知らせは10月で終わっており、現在どうなっているのかはインスタをやっていないと確認できないようです。この日はオープンしていたはずですが、16時前には閉まっていました😅名物はレモンコーヒーでケーキもおいしいようです。
62まにわまちめぐり展作品徳持耕一郎「Bassist“H”」…勝山文化往来館ひしおの中庭に入ってすぐ右側です。建物は1868年創業の清友醤油店の醤油蔵で、1972年に閉店しました。2005年に改修工事が終了し、アートの展示会やイベントの会場として利用されています。
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63まにわまちめぐり展作品徳持耕一郎「This is My Way」…安養寺参道の石段のてっぺんにありました。実物大でしょうか、かなり大きかったです。
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64gajumaruチーズケーキの小さなお店…残念ながら、このときは閉まっていました。人気店ですが不定休で、店外のケーキの自動販売機も利用できる日はまちまちです。猫の顔のデザインのクッキーも気になりますが、インスタを確認しないと開店日がわかりません😅
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
この日の県北は天気が不安定で雨がいつ降ってもおかしくなかったのですが、紅葉が見頃との情報が出ていました。また、「森の芸術祭」最終日だったので、まだ未訪問の真庭エリアを訪問することにしました。
【桜と紅葉の普門寺】
最初に訪問したのは、旧落合町にある笠場山（かさばさん）普門寺（ふもんじ）です。一年を通して花の咲く山寺として知られ、春はシャクナゲ、初夏にはアジサイ、夏にはユウスゲ、秋にはソバなど、四季折々に花を楽しむことができ、「花の山寺」とも呼ばれています。この時期は秋桜（コスモス）ならぬ秋に咲く桜とモミジの紅葉の貴重なコラボシーンが見られるので、かなり期待していました。
道中、駐車場の表示があったので、こんな所じゃなかったよなと思いながらも車を停めて細道を上りました。霊園のほうだったようで、周辺は墓地で舗装道路のモミジ並木は全体的には7割程の色づき、桜＜写真01＞はほぼ見頃でした。
年に数回咲くので四季桜と呼んでいるとのことですが、通常は春と秋の2回だと思います。品種は「四季桜」ではなく「十月桜」のようです。秋にも咲くこと、八重咲きで淡いピンク色であること、花弁が中心部に向かって巻いておらずめしべが1本であることが特徴です。秋の花数はソメイヨシノとは比べ物にならず、かなりまばらに見えますが、ここのはかなり花つきがいいほうです。
観賞開始直後から猿の鳴き声と銃声が聞こえ始めたので、連れが落ち着かない様子。ここは寺院のほうではないので、早々とお暇しました。
さらに進むと、8時40分頃に無事に境内の駐車場に到着。普門寺とその周辺で、11月1日（金）から11月10日（日）にかけて「桜と紅葉まつり」が開催されたようですが、そのタイミングには、紅葉がまだ始まっていなかったと思います。なぜ遅らせなかったのか不思議ですが、おかげで貸し切りで楽しめました。
駐車場周辺には、茅葺（かやぶき）古民家＜写真02＞など、まんが日本昔話に出てくるような建物があり、別の古民家で蕎麦（そば）を食べることもできます。朝早く来たので、どこもまだ開いていませんでしたが・・・😓
境内のモミジは全体的には7割程の色づき具合です。ここのは真っ赤になるので、見応えがあります。落ち葉も多かったので、今年は真っ赤になる前に散っているのかもしれません。境内でもモミジと桜のコラボを見た記憶があるのですが、桜のほうは見つけられずとりあえず外に出ました。
舗装道路を西に向かって少し歩くと開花中の桜が何本も見られました。やはり「四季桜」の表示がありましたが、「十月桜」＜写真09＞が多く、一部「子福桜」＜写真10＞がありました。
桜と紅葉といえば、旧勝山町の神代（こうじろ）四季桜が有名ですが、この後でなぜかうっかりスルーしてしまいました。あのモミジは驚くほど真っ赤になるので目立つのですが、まだ見頃ではなかったのでしょうか。
【紅葉と芸術の蒜山高原、最後は紅葉（モミジ）より肉😃】
普門寺を出発し北上しているうちに曇り始め、新庄村経由で蒜山（ひるぜん）高原まで来ると、さらに天候が怪しくなってきました。出発点としていた蒜山高原キャンプ場南の駐車場に着いたとたんに小雨がポツポツ😅寄り道で時間が遅くなったこともあり、白樺の丘駐車場に自動車を停め直し、オール舗装道路歩きにしました。
小雨は降ったりやんだりでしたが、本降りになることはなく、たまに薄日も差しました。見頃か少し早めのドウダンツツジ並木の紅葉、蒜山大山（ひるぜんだいせん）スカイラインの6割程の色づき具合のモミジ並木、牧場や牧草地越しに烏ヶ山（からすがせん）や二俣山（ふたまたせん）など、ここならではの素晴らしいロケーションの中で散策を楽しむことができました。
「ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク」＜写真24＞前まで来ると、道路を隔てた向かいに「森の芸術祭」の会場の一つにもなっている「GREENable（グリーナブル） HIRUZEN」＜写真25〜31＞がありました。「GREENable（グリーナブル）」は真庭市と阪急阪神百貨店が立ち上げたブランドで、ファッションや建築などの分野でサステナブル（持続可能）な社会の実現を目指しています。2021年7月15日には、「GREENable（グリーナブル） HIRUZEN」がオープン。CLTパビリオン「風の葉」＜写真25,27＞は特に目立ち、いつも大勢の人でにぎわっています。木材を縦横交互に組み合わせたCLTという分厚いパネルは真庭市の木材でできています。東京・晴海に建設された隈研吾氏設計監修の「CLT PARK HARUMI」を移築し、「風の葉」と改称しました。
同敷地内にある「真庭市蒜山ミュージアム」では、隈研吾氏の建築模型や現代美術作品が展示されています。ここで「森の芸術祭」の作品などを鑑賞しました。杉の根元にちょろちょろと水が流れている写真などは、山で見慣れているのであまり感動はしませんでした😅やはり自然を生で見るのが一番です。
芸術鑑賞が終わると「ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク」の北を歩き、「休暇村蒜山高原」の周囲の紅葉を観賞した後、「白樺の丘」の駐車場に戻りました。周辺のモミジは全体的には7割程の色づき具合で、オレンジ色がきれいでした。こんな天気でも蒜山高原には大勢の観光客がおられましたが、徒歩は誰一人いなかったこともあり、周辺の紅葉や高原越しに見える山々の景観をゆっくりと楽しむことができました。大山（だいせん）は無理でしたが、十分満足です。
散策後、迷うことなく「休暇村蒜山高原」に向かいました。目的はランチビュッフェ（税込み大人一人1,980円）＜写真40〜42＞です。土日祝の11〜14時（受付は13時まで）限定で4〜11月のみだったような気がします。たまにHPの「PICK UP」（スタッフブログ）に開催情報が出るので事前に確認したほうがいいでしょう。12時過ぎには駐車場に観光バスが2台、普通車もかなりあったので焦りましたが、満席にならずにすみました。
名物のラム肉3種（ジンギスカン）、ご当地グルメのひるぜん焼そば、蒜山おこわやジャージーヨーグルトなど、この地域特有のグルメをたくさん味わえます。
ラム肉は、普通のラム肉、塩麹ラム肉、ラム肉の漬けの3種類で、肉の味はして調味料の味は控えめです。甘しょうゆ味のジンギスカンのたれ、酸味のあるシャバシャバしたマヨネーズのようなジャージーヨーグルトたれ、少しピリッとした麦みそたれに、お好みでバターや豆板醤、ガーリックスライスがトッピングできます。ラム肉のおかわり分を焼いていると、途中で固形燃料が切れて超レア（生）状態となってしまいましたが、固形燃料を補充していただけました。おかげさまで、肉を焼いた後の残り火で、焼きそば用の麺と野菜を別々に焼き〆の焼きそばも作って食べられました。
黒酢炒めやカレーにはジャージー牛の薄切り肉がたくさん入っていました。肉の味は弱いものの脂の甘みがあります。デザートの揚げパン2種類が少し油っぽかった以外は、だいたい薄味のあっさり系で好みでした。
思ったよりもお客さんが少なめで争奪戦にはならず、みなさんのんびりしておられたので落ち着けてよかったです。
昼食後、天候が回復する兆しがみられたので、鬼女台（きめんだい）展望休憩所を訪問しました。「休暇村蒜山高原」からは数�劼阿蕕い任垢阿肪紊�と思っていましたが、Googleマップが迂回ルートを選択し、結局、約20�劼竜�離を走ることになりました。道中、烏ヶ山（からすがせん）が見えていたのですが、到着前にまたもや小雨がポツポツ。
14時頃には駐車場は7割程埋まっており、出入りが激しかったです。外に出ると烏ヶ山はどこ？小雨がやむと北東方面はかろうじて見え、左の大ナメラと右の皆ヶ山（みながせん）の間に七色の虹＜写真43,44＞が見られました😍雨で期待が裏切られたのも束の間、自然によるサプライズがあり、結果オーライとなりました。
帰りは、通行止め箇所が途中に標示されている最短コースを一か八かで走り抜けましたが、結局、普通に通れました😅いつの情報やねん。
【アートとレトロの勝山町並み保存地区】
岡山県北で初めてとなる大型アートイベントである「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、9月28日に開幕し、58日間の会期を終え、この日（11月24日）をもって幕を閉じました。最終日の最後に訪問したのが、サテライト会場となっている勝山町並み保存地区です。15時20分頃に勝山文化センターの駐車場に自動車を停め、町並み保存地区を歩きました。
勝山はその昔、出雲街道の宿場町・城下町として栄えました。土蔵、白壁や格子窓の古い町並みが残ることから、1985年（昭和60年）に岡山県初となる町並み保存地区に指定されました。酒蔵や武家屋敷といったノスタルジックな建物に加え、古民家などを活用した店やギャラリーが軒を連ね、歩くだけでも楽しい空間が続きます。
カフェなどの飲食店は不定休が多く、できるときにできるだけといったゆる〜い感じのお店のようです。「かぴばらこーひー」＜写真61＞は、コーヒー豆をバリ島まで買い付けに行かれたりイベントに参加されたりすることもあるそうで、もちろん、その間はお休みです。庭で人力で焙煎するので、大量にはできません。売切れ御免です。
「gajumaruチーズケーキの小さなお店」＜写真64＞も不定休で、手作りのためやはり売り切れ御免。店外のケーキの自動販売機も利用できる日はまちまちです。
日曜日の15時台でイベント開催日となれば観光客はそれなりにいるものですが、閉まっているお店多数。さては、売り切れましたか😅儲けは度外視で趣味でやっておられるのか、このゆるさが心地よかったです😊
今回は森の芸術祭のサテライト会場として、「まにわまちめぐり展」と題して絵画や鉄筋彫刻の展示がありました。また、各家屋の軒下にかかる暖簾（のれん）は常設されていますので、いつ訪ねても目を楽しませてくれます。町並み保存地区のメインロード（出雲街道）に平行して流れる旭川に出ると、室町時代に始まったとされる高瀬舟の船場跡＜写真51＞が川沿い約700mに渡って残っており、石積みと白壁や木造家屋の景観が往時の賑わいを偲ばせています。
また、今回は時間的な余裕がなく訪問しませんでしたが、高田城跡のある城山や勝山武家屋敷館、神社仏閣などの見どころもたくさんあります。グルメも充実しているので、次回訪問する時は、十分時間をかけて、勝山の魅力をもっと探りたいと思います。最新情報をインスタで公開されるお店があるのですが、ユーザー登録したほうがいいでしょうかね😅
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