大峰弥山川ルート 滑落・骨折


- GPS
- 04:29
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 586m
- 下り
- 589m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
少し濡れた個所あり |
写真
感想
レコを書こうか迷いましたが、自戒も込めて記録として書きました。
このルートは10回目で、3年前に山友さんと登っています。
最近のレコを見ても、多くの方が登っており、大きな変化はなさそうなことは確認していました。
前日に少し、雨が降る予報でしたが、当日は晴れの予報で良い天気でした。
何時ものように大丈夫と思っていましたが、斜面で滑落、右手下椀の尺骨を骨折、口の中を怪我してしまいました。
一ノ滝まで順調に登り、吊橋を越えて、3段くらいの梯子と長い梯子を上り、滝の左側の尾根に登る急斜面で滑落しました。以前はもう少し上部から斜面を登った記憶がありましたが、赤テープに沿って登りました。過去の記録を見ると少し上を登っていたようです。少し急でしたが、草や木もあり登れると思い取りついて登っている途中に、記憶が定かではありませんが、多分、足を滑らせてそのまま滑落。
後ろ向きに3回転くらいしたと思います。落ちた高さは10m以上であったようです。斜面が少し緩やかになったところで幸いに止まりました。
右手が痛く、骨折したと思いました。口から血が出て、舌で探ると右の奥歯が無い感触があり、衝撃で歯が抜けたと思いました(歯医者さんで見てもらうと、抜けておらず、少しずれて上顎までめり込んいました)。
しばらく、呆然としていましたが、下山を開始。右手は下げた状態であれば痛みもありませんでしたが、少しどこかに触れると激痛で、左手一本で降りました。普通は下りに使わないコースであり、結構大変でよく下山出来たと思います。釜滝がある河原まで降りてきたときはひと安心。
打ち所が悪ければ、死亡していた可能性がある滑落であったと思います。骨折が手でなく、足であればとても下山できたとは思えず、携帯の電波が届かない谷ですから、待っているしかなかったと思います。運が良かったと思っています。
骨折した腕を手術して回復するのに3ヵ月程度は要するようですので、その間に考え直したいと思いますが、以下の反省があります。
・滑落などのリスクがある場所の単独登山はやめよう。
・ヘルメットが必要な場所では着用(今回は持参もせず)。
・登山靴のソールが大分と減っていました。これが主要因ではないと思っていますが、良くなかった。
・以前に行けたコースでも、加齢により困難度が増す。根拠のない自信はダメ。
当面は回復に努めます。
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