冬の外秩父・関東名山ベスト百巡り:官ノ倉山(笠原憩いの場より周回)


- GPS
- 02:43
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 331m
- 下り
- 331m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜石尊山:外秩父七峰縦走ハイキングコース、整備良好(山頂直下は岩混じりの急坂、クサリあり;特に多客期は落石・スリップ注意) ・石尊山〜官ノ倉山:一旦大きく下り、再び岩混じりの急斜面を一登りで展望良好の官ノ倉山頂へ(休憩ベンチ複数あり) ・官ノ倉山〜官ノ倉峠〜天王沼:整備されたハイキング路、特段の危険・不明瞭箇所なし(山頂直下は岩混じりの急降下、スリップ注意) ・馬頭尊〜栃本地区:小尾根を乗っ越す地図上のショートカット路、ほぼ踏跡消え倒木多数、ヤブ漕ぎ・斜面トラバース必須。距離は短いものの、この日の周回コース一番の「難路」 |
その他周辺情報 | ときがわ町の「昭和レトロな温泉銭湯・玉川温泉」利用 (休日大人1,080円;交通系IC・クレジット可、PayPay不可/食堂、駄菓子・土産品等の売店、休憩テラスあり/日替わりで2階大広間にてビンゴ・カラオケなどイベント開催) |
写真
感想
この日1座目の越上山ツアーを首尾良く終え、オマケの黒山三滝観光でクールダウン。時刻はまだ11時過ぎ、体力面でもまだ若干の余裕があり、事前の目論見通り車で20km程水平移動、次なるターゲット・官ノ倉山登山口の笠原憩いの場駐車場へ。標高300m余の里の低山ながら、地元では人気のスポットと見え、午後になっても駐車場はほぼ満員の盛況。何とか端っこに車を置き、辺りのパステル色の紅葉を愛でながら、昼過ぎにお替わりハイク開始です。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、最初のピーク・石尊山までは低山と思えぬ結構急な岩場の登りで、学校のクラブ活動ご一行大グループとのスライド待ちで体力回復。山頂からは2週間前に歩いた榛名に日光連山、赤城、そして雪雲に覆われた谷川方面が一望でき、早くも大満足。ここから急降下の後の登り返しで最終目標の官ノ倉山着、こちらも好展望ながら北風が冷たく、そそくさと下山開始です。登山口の天王沼へと快調に下り、水面の美しい里山・青空のリフレクションと紅葉を楽しみ、後は車道を辿って出発点の笠原憩いの場へ戻るのみ、とすっかり気も緩んで、経由地の栃本集落へと通ずるショートカットの小径へと足を踏み入れます。ところが、その先が意外にも本日午後の核心部…!地図上にはルート表示がある上、ヤマレコマップ上の「みんなの足跡」もそこそこ付いているにも拘わらず、田んぼの縁に付いたあぜ道風の頼りないトレースを辿るうち、いつしか「道なき道」を進む状況に…。小高い丘へと草木を掴んで登ったものの進退窮まり、窪地へとトラバースして泥濘やヤブ・倒木と格闘しつつ前進すること約10分、ようやく出口が垣間見え、打ち捨てられたタイヤなどゴミの間を縫うように細い踏み跡を辿ると、栃本集落へと通ずる林道に飛び出します。短時間ながら、想定外のヤブ漕ぎを長時間させられた感覚にて、心身共にドッと草臥れて道端に座り込み暫し休憩。気を取り直して舗装の林道をダラダラ登っていくと、程なく数件の民家が立ち並ぶ栃本集落に入り、出発点の笠原地区へと通ずるダートの林道入口に到達。ここからの道も地図上ではプチ峠越えのルートにて、すわ再度のヤブ漕ぎか、と身構えますが、実際には幅広で歩きやすく、郵便配達のバイクも小生のすぐ横を走り抜けていきます。クールダウンにちょうど良いそぞろ歩きで、僅か10分弱で出発点の駐車場帰着、やれやれです。
この後はお楽しみの日帰り温泉へ向かう計画ですが、その前に閉館の早い道の駅で土産品を仕入れよう、と若干遠回りして和紙の里・小川町道の駅へと車を飛ばします。ところが、何と同館は来年まで改装工事のため全面休業中!目標の2座ハシゴ踏破を成し遂げ、調子づいた後はどうも不運続き…とため息をつきつつ、Uターンして都幾川町の人気スポット、昭和レトロの温泉銭湯・玉川温泉へ。文字通り昭和の昔にタイムスリップした錯覚に陥る外観・内装にすっかり童心に返って気分も良くなり、広い内風呂&露天での入浴、土産の品々購入、名物料理の夕食と種々の欲望を全て充足。日も落ちてすっかり暗くなった頃、身も心もサッパリして温泉を出発、心配した関越渋滞も土曜のため思ったほどではなく、午後7時過ぎと2座ハシゴツアーの強行日程の割にはまともな時間に、無事自宅へ帰り着きました。
予想外の終盤のヤブ漕ぎで足元を掬われた思いでしたが、ともかくもこれにて関東名山ベスト100リストも残り4座。後は浅間・前掛山や富士・宝永山といった標高の高い難関ピークが控えており、どうやら年内の本シリーズ挑戦はこれにて打ち止めと相成りそうです。例年よりかなり長めの年末年始休暇は老親・家族サービスに勤しみながら、スキーでしっかり体力維持・シェイプアップを図り、年明け以降の低名山行脚再開に備えたく思います。ヤマレコ同志の皆様も、どうぞご安全に、良い年末年始をお過ごし下さいますよう。
[2024年12月8日、satonao1記す]
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