ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 757093
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

晩秋の北蔵王縦走(熊野から雁戸を越えて笹谷へ)

2015年11月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
TONO その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:29
距離
16.1km
登り
987m
下り
1,411m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
1:04
合計
7:27
8:30
44
9:14
9:15
17
9:32
9:32
21
9:53
9:53
3
9:56
9:56
46
10:42
10:50
18
11:08
11:11
73
12:24
12:57
6
13:03
13:08
34
13:42
13:43
21
14:04
14:16
12
14:28
14:28
12
14:40
14:40
9
14:49
14:49
39
15:28
15:29
28
15:57
笹谷峠
天候 曇り/晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹谷で集合。Mr.Tの車をデポして、TONOの車でパラダイスゲレンデの駐車場へ。
縦走して下山後、笹谷から蔵王に戻り車を回収。
コース状況/
危険箇所等
■熊野岳付近は霧氷に覆われ真っ白。吹き溜まりは足首が埋まるくらいの積雪。
■熊野〜名号峰までは灌木が茂りルートは分かり難い箇所あり。
■名号峰から先は基本的に刈ってあるので藪漕ぎはなし。
■八方平避難小屋〜南雁戸で分岐あり道を間違えないように注意。
■八方平〜南雁戸は山頂直下で滑り易い急斜面。
■雁戸山〜蟻の戸渡は急な岩場あり。

その他周辺情報 笹谷峠への道は冬季通行止期間あり要確認。
標高が上がると霧氷に覆われ初冬の趣き。
2015年11月01日 08:22撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
8
11/1 8:22
標高が上がると霧氷に覆われ初冬の趣き。
パラダイスゲレンデの駐車場まで上がって、ここから歩き始め。
2015年11月01日 09:49撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
5
11/1 9:49
パラダイスゲレンデの駐車場まで上がって、ここから歩き始め。
ゲレンデを上がって振り返る。
2015年11月01日 09:54撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 9:54
ゲレンデを上がって振り返る。
雪の結晶風に装った枯草。
2015年11月01日 10:01撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 10:01
雪の結晶風に装った枯草。
氷と雪でコーティングされています。
2015年11月01日 10:09撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 10:09
氷と雪でコーティングされています。
ざんげ坂を登る。
2015年11月01日 10:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 10:24
ざんげ坂を登る。
ロープウェイ山頂駅にあるお地蔵さん。いちおう説明しておくと、右がお地蔵さんです。(笑)
2015年11月01日 10:32撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
6
11/1 10:32
ロープウェイ山頂駅にあるお地蔵さん。いちおう説明しておくと、右がお地蔵さんです。(笑)
地蔵山方面。今回は地蔵には登らず山腹をトラバースしていきます。
2015年11月01日 10:33撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 10:33
地蔵山方面。今回は地蔵には登らず山腹をトラバースしていきます。
振り返ると三宝荒神山。
2015年11月01日 10:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 10:36
振り返ると三宝荒神山。
これから向かう名号峰方面。
2015年11月01日 10:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
11/1 10:36
これから向かう名号峰方面。
蔵王には冬が訪れました。このまま根雪になるのでしょうか。
2015年11月01日 10:46撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
5
11/1 10:46
蔵王には冬が訪れました。このまま根雪になるのでしょうか。
エビの尻尾は早やこんなに成長してます。
2015年11月01日 10:51撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
9
11/1 10:51
エビの尻尾は早やこんなに成長してます。
熊野岳避難小屋。
2015年11月01日 11:12撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 11:12
熊野岳避難小屋。
トレース無き名号峰方面へ向かいます。
風が冷たい。
2015年11月01日 11:16撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 11:16
トレース無き名号峰方面へ向かいます。
風が冷たい。
道標が立っているのでルートは明瞭。
2015年11月01日 11:21撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 11:21
道標が立っているのでルートは明瞭。
左奥に雁戸の双耳峰が確認できる。雁戸山にも雪が付いているか!?
2015年11月01日 11:22撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
5
11/1 11:22
左奥に雁戸の双耳峰が確認できる。雁戸山にも雪が付いているか!?
小動物の足跡。
2015年11月01日 11:31撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 11:31
小動物の足跡。
ハイマツの間を歩くので分かり難い箇所もありますが、要所要所に道標があります。
2015年11月01日 11:34撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
4
11/1 11:34
ハイマツの間を歩くので分かり難い箇所もありますが、要所要所に道標があります。
あっと言う間にここまで下りてきました。
標高が下がるとずいぶん暖かい。
2015年11月01日 11:51撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 11:51
あっと言う間にここまで下りてきました。
標高が下がるとずいぶん暖かい。
かもしか温泉跡に向かうルートは閉鎖されており、ほとんど廃道。現在は通行禁止だがロバの耳コースは一度歩いてみたかった・・・
2015年11月01日 12:02撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 12:02
かもしか温泉跡に向かうルートは閉鎖されており、ほとんど廃道。現在は通行禁止だがロバの耳コースは一度歩いてみたかった・・・
気持ちの良い青空が広がりました。
2015年11月01日 12:17撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
11/1 12:17
気持ちの良い青空が広がりました。
峩々温泉への分岐。いずれ歩いてみたい。
2015年11月01日 12:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 12:24
峩々温泉への分岐。いずれ歩いてみたい。
霧氷が美しい。。。
2015年11月01日 12:26撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
5
11/1 12:26
霧氷が美しい。。。
名号峰に到着。
2015年11月01日 12:28撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
4
11/1 12:28
名号峰に到着。
右に熊野岳〜左に刈田岳。その間の岸壁の後ろにお釜がある。
2015年11月01日 12:28撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 12:28
右に熊野岳〜左に刈田岳。その間の岸壁の後ろにお釜がある。
雁戸山〜八方平。八方平に避難小屋と思われる赤い屋根を確認できた。
2015年11月01日 12:31撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 12:31
雁戸山〜八方平。八方平に避難小屋と思われる赤い屋根を確認できた。
なだらかな蔵王の峰々の中にあって異端児的な雁戸の鋭鋒。
2015年11月01日 12:33撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 12:33
なだらかな蔵王の峰々の中にあって異端児的な雁戸の鋭鋒。
葉を落としたダケカンバの白い幹。
2015年11月01日 12:33撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 12:33
葉を落としたダケカンバの白い幹。
晩秋の蔵王。これから厳しい冬を迎えます。
2015年11月01日 12:45撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 12:45
晩秋の蔵王。これから厳しい冬を迎えます。
藪は刈ってあってルートは明瞭。
2015年11月01日 13:25撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 13:25
藪は刈ってあってルートは明瞭。
開けた場所から瀧山方面。
2015年11月01日 13:34撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 13:34
開けた場所から瀧山方面。
八方平避難小屋。
2015年11月01日 13:44撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
4
11/1 13:44
八方平避難小屋。
中は非常にきれい。ここで休憩しました。
2015年11月01日 13:45撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
6
11/1 13:45
中は非常にきれい。ここで休憩しました。
中は2段になっていて、30人くらいはユッタリと休めるスペースがあります。
2015年11月01日 13:45撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 13:45
中は2段になっていて、30人くらいはユッタリと休めるスペースがあります。
避難小屋を出て正面の南雁戸に向かいます。
2015年11月01日 14:21撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 14:21
避難小屋を出て正面の南雁戸に向かいます。
開けた場所から望む南雁戸は形がずいぶん違って見えました。
2015年11月01日 14:36撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
2
11/1 14:36
開けた場所から望む南雁戸は形がずいぶん違って見えました。
南雁戸に到着。地図を見ると北雁戸よりこっちの方が標高は高い。
2015年11月01日 14:48撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 14:48
南雁戸に到着。地図を見ると北雁戸よりこっちの方が標高は高い。
一旦下って北雁戸への登り。
2015年11月01日 15:02撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 15:02
一旦下って北雁戸への登り。
北雁戸山。
2015年11月01日 15:23撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 15:23
北雁戸山。
左に前山。そしてカケスガ峰。背後には山形神室〜仙台神室。
2015年11月01日 15:24撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 15:24
左に前山。そしてカケスガ峰。背後には山形神室〜仙台神室。
急な岩場を下るT氏。雪が融けて濡れた岩場は滑るので慎重に。
2015年11月01日 15:40撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 15:40
急な岩場を下るT氏。雪が融けて濡れた岩場は滑るので慎重に。
蟻の戸渡はナイフリッジに見えるがさほど狭くはない。
2015年11月01日 15:41撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
4
11/1 15:41
蟻の戸渡はナイフリッジに見えるがさほど狭くはない。
笹雁新道の1,410mピーク。
2015年11月01日 15:45撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
3
11/1 15:45
笹雁新道の1,410mピーク。
振り返って北雁戸。
2015年11月01日 15:49撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
5
11/1 15:49
振り返って北雁戸。
カケスガ峰には寄らず笹谷に直行します。
2015年11月01日 16:14撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
1
11/1 16:14
カケスガ峰には寄らず笹谷に直行します。
電波塔が見えてきた。
2015年11月01日 17:03撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
11/1 17:03
電波塔が見えてきた。
ハマグリ山と仙台神室。笹谷の駐車場はもうすぐ。
2015年11月01日 17:05撮影 by  FinePix F770EXR, FUJIFILM
4
11/1 17:05
ハマグリ山と仙台神室。笹谷の駐車場はもうすぐ。

感想

 昨年の初夏、雁戸山から蔵王を見てから気になっていた北蔵王の縦走。
本当は「紅葉の真っ盛りに1泊2日で」と考えていたが、予定が重なり時期を逃してしまった。雁戸が雪に閉ざされれば自分のスキルで走破するのは困難。今年行くとすれば今回が最後のチャンス。幸いにも天気も回復傾向だし、思い切って実行することにした。
 車でパラダイスゲレンデまで上がると霧氷に覆われ素晴らしい景色が待っていた。テンションも上がって歩き始める。ざんげ坂を登ってお地蔵さんに挨拶してから、薄っすらと雪に覆われた木道を辿る。熊野付近はすでにエビの尻尾が出来ていて、吹き溜まりでは足首が埋まる程度の積雪。蔵王に冬が来たことを実感する。
 この日は長い行程になるので、地蔵と熊野のピークは踏まずに、熊野避難小屋から名号峰方面へ向かう。美しい真っ新な雪面にトレースを残しながらどんどん下っていく。ルートが分かり難い箇所もあるが、道標を辿れば迷うことはない。ただガスに巻かれたら怖い所だ。標高が下がるにつれて季節は冬から秋へと変化していく。青空が広がり陽射しが暖かい。名号峰から八方平避難小屋までは眺望はなく淡々と歩を進める。枝も払ってあるし、草も刈ってあるので、ルートは明瞭で歩き易い。
 予定の時間に八方平避難小屋に到着。奇麗な小屋で30分ほど休憩。水場がないのが残念だが、今度は泊まりで訪れてみたいところ。避難小屋を後にして雁戸に向かうが、分岐を見逃しだんだん雁戸が遠ざかって行く。「これはおかしい」と戻って正しい道に復帰。南雁戸へはあっけなく着いた。振り返るとこれまで歩いた道。。。何とも言えない充実感。やはり縦走は良いね。雁戸の西斜面には雪が少々残っていて、朝の早い時間は山頂にも雪があったのかも。
 南雁戸からコルに下りて北雁戸へ。笹雁新道のピークが目を引く。地図で確認するとその向こうはセントメリースキー場・・・ということは積雪期にはゲレンデトップから登ってこれるのだろうか?
 北雁戸でちょっと休憩してから下山開始。蟻の戸渡を慎重にこなして前山をトラバース。カケスガ峰にも寄って景色を楽しみたかったところだが、秋の日暮はつるべ落とし。暗くなる前に笹谷へと下り、T氏の車に乗り込み蔵王へと向かう。車を回収して戻る頃には真っ暗だった。
 今回は下りがメインのルートだったのでこの時期でも日帰りできたが、反対ルートで歩くなら登りメインになり、もっと時間がかかる。笹谷を早出すれば日帰りも可能かも知れないが、肉体的にも時間的にもシビアな感じ。次に笹谷から歩くならやはり1泊2日でユックリ楽しんで行きたいところだ。(TONO)
 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:637人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら