生木割山
- GPS
- 31:10
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
伝付峠〜椹島下降点の間は所々幼松木があり、歩きにくい。 椹島下降点〜椹島間はテープが豊富。道が不明瞭な所もあるが、見渡せばテープが見つかる。 トラバース道は幅が狭いので要注意。ハシゴが2か所あるが、頼りない。 |
写真
感想
相棒の生木割の大ガレから聖平小屋を見たい!の一言で山行を企画。ついでに念願だった二軒小屋へのお泊りも決行。素晴らしい宿とお食事に感激!畑薙林道の紅葉もまだ残っており、大満足の旅行気分でスタート。
いざ出発の日は予報どうりの朝から雨。伝付峠までの紅葉は良かったが、写真を取る気にはなれず一枚も無し。峠から先、上天上小屋山までの稜線は所々松の幼木がうるさくて歩きにくい。生木割の少し手前で、金曜日の晩に山伏をスタートして縦走してきた若者2人に遭遇。今回の縦走で唯一すれ違ったパーティ。笹山まで行くそうだ。思いつきもしない計画に唖然!生木割の山頂は広くて良いテン場との情報を頂く。雨は昼には止んだが、視界は全くなく本日の展望はお預け。
翌日、朝から晴天なり!テン場から見える聖はうっすらと雪化粧。雲海を従え絶景。今日は南アの雄姿に期待大。赤石、荒川にも朝は雪が付いていたが、昼前には溶けていた。本格的雪山シーズンはまだ先かな。好天に、今回の目的達成に期待が膨らむ。生木割の先の大ガレ到着。早速双眼鏡を覗き込み聖平小屋を探す。丁度影になってしまっていたが、発見したようでご満悦の様子。良かった、良かった!昨日とは打って変わっての晴天で、稜線歩きも気持ち良い。時々、うるさい幼木帯があるがこれも気にはならない。当初、笊に行けたら行くという計画だったが、帰りのバスの送迎時間が気になるので、今回はパス。南アの絶景は充分に堪能したので良しとしよう。椹島下降点から先、涸沢の中を歩くがテープがこれでもか!というくらいに付いている。夏に行方不明者が出てるからだろう。上倉沢からトラバース道への取付き点も非常にわかりやすかった。トラバース道は狭い道だが、注意して歩けばさほど危険はない。ハシゴが数カ所あり、腐敗してたり壊れてたりで頼りないが、通過には問題なし。標柱から下はひたすら尾根を下るが、ここもテープがべったりなので迷うことはない。1800m以下の紅葉はまだ残っており、予想外なご褒美だった。途中の送電鉄塔がある開けた場所で、びしょ濡れとなった装備を全部広げて乾かした。貸切りの山を贅沢に使わせて頂いた。
今回の山行は雨と雲一つない晴天の両極端の2日間だったが、雨の森もそれはそれで綺麗だったし、間近で見る南アの迫力も味わえたし、静かな縦走を楽しめ大満足の山行だった。
コメント
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今年の夏に歩いた時は、ガスっていて蒸し暑いばっかりであまり良い印象の無い白根南嶺ですが、今の季節だと空気も澄んでいて気持ちよさそうですね。
二軒小屋には一度は泊まってみたいとは思うのですが、ビンボー性なのでこれからも縁はないだろうな〜
あと、すれ違った若者はaonisaiさんですね
このコースは夏向きではないね、って話してました
二軒、本当にお勧めですよ。うちらもたいまいはたいてしまいました
aonisaiさんの情報ありがとうございます。レコも凄い方ですね。
コメントいただきありがとうございました。
あの雨の中、歩いている方がいるとは思いもよりませんでした。
それにヤマレコもやってらっしゃったとは!
同じことを思ってたんですね
我々も南アが大好き人間なので、きっとまたどこかでお会いすると思います
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