月山麓 石跳川〜姥沢


- GPS
- 04:36
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 716m
- 下り
- 716m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・石跳川左岸から上の樹林帯へ上がるルートは急斜面。 急斜面上にはまだ藪が多く、現時点では登れるルートが限られる。 今回登ったルートはかなり傾斜が厳しいので非推奨。 もう少し雪が増えれば楽に上がれるルートも出てくるので、そちらから上がった方が良い。 ・湯殿山方面へ渡るためのスノーブリッジはまだ出来ておらず。 現時点では石跳川の渡渉は難しい。 ・姥沢西の樹林帯の藪はほぼ埋まり、登行・滑走可。 まだ埋まり切っていない沢はあるが、上手くルートを選べば快適なツリーランが楽しめる。 |
写真
感想
再び週末に寒波が訪れ、月山の雪は更に深くなった。
16日(月)の8時時点で志津温泉の積雪量174cmと、まだ酸ヶ湯には及ばないものの、この時期にしてはかなりの量である。
この雪量であれば石跳川のルートも行けるのではないか、と思い偵察に向かう事にした。
まずは、適当なルートをショートカットしネイチャーセンターへ向かう。
すると、その先には一筋のトレースが続いており、これ幸いと辿らせて頂いた。
石跳川左岸に雪は充分積もっており、スキーでの歩行はスムーズ。
トレースのお陰もあって順調に石跳川の上流へと進んでゆく。
しかし、しばらく行くと先行トレース主の男性が引き返してくる。
話を伺ってみると、この先の上へ登るルートが藪だらけで登行困難、且つ、熊を見かけたとの事。
どうやら、まだ冬眠していない熊が石跳川上流を徘徊しているようである。
藪はともかく、流石に熊は・・・
熊の目撃情報ですっかり怖気ついてしまったので、石跳川を進むのは止め。
とりあえず、ここから石跳川を脱渓し、上の樹林帯へ登ろうとトライする。
取りついた斜面はかなり急な斜度ではあるが、なんとかスキーで登れるレベル。
ジグを切りながら登ってゆくが、あと少しで樹林内、というところで雪面に横一閃のクラック走る。
これは、あと数歩進んだら崩れ落ちそうな雰囲気である。
熊の次は表層雪崩に怖気ついてしまい、すごすごと撤退。
このルートは止めて、先週と同じく県道からアプローチしようと来た道を戻る。
しかし、撤退途中に先ほどの男性の新たなトレース発見。
トレースは上の樹林帯へと続いており、それを辿ることで無事に周海沼付近へと登り詰める事ができた。
そこから姥沢へとさらに進むと、樹林内にもトレース発見。
後に鶏氏のトレースと判明するのだが、そのトレースを辿り姥沢到着。
トレース主の鶏氏とも合流することが出来、共に姥沢西の樹林帯を滑走する事にした。
時間の都合上、2本しか滑れなかったが、2本共にふかふかパウダーの快適ツリーラン。
邪魔な灌木は概ね埋まっており、素晴らしい斜面の仕上がり具合であった。
この姥沢西の樹林帯は翌日も訪れる事となり、二日連続で極上パウダーのツリーランを楽しめた。
二日間、天気は悪かったが、雪は良好、滑走感は申し分なし。
4週連続となる月山麓なので少し飽きが出てきていたが、このパウダー独特の浮遊感は病みつきになる。
また来週も来たいと思わされてしまった。
月山以外の山も雪が増えてきたので、次回は蔵王や吾妻などの他の山域へ行こうと思っていたのだが・・・
うーん、雪の質と深さで言えば、やはり月山だろうか。
どうやら、年内一杯は月山通いが続きそうである。
コメント
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今週末も土日どちらかで月山に行こうと考えてます。
私の方はホグロフスの茶色の上下で徘徊してますので、お会いしたら宜しくお願いします
おはようございます。今週末山形以北は天気が厳しそうなので、月山は来週末に延期しようと考えています。もしいらっしゃいましたら、また記録を拝読させていただきます!
今週末も月山は荒天になりそうですね。
特に日曜は大雪になりそうで、折角お越し頂いてもラッセル三昧であまり楽しめないかと
これは、延期するのが良さそうですね。
来週末はもう少しマシな天気になるよう期待しましょう
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