キナバル山(マレーシア) 2度目

- GPS
- 14:55
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,913m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:33
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 3:31
- 合計
- 11:39
天候 | 2日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
飛行機
|
写真
感想
関西国際空港
前日の仕事納め後に実家の京都まで帰る。名古屋→京都間に新幹線なんか使えるかということで相変わらずの在来線縛り。米原まで出れば新快速で快適。
京都-大阪も速い。大阪からは1時間くらいかかる。案外遠い。帰りは特急はるか使ってもいいかも。14:30の便に対して9:30に到着したので暇。イタリアン料理食べたり忘れてたものの買い足し。
2週間前にインフルなったせいで喉の調子が戻らず龍角散を買い込む。
前回のキナバル登山でもお世話になったチェジュ航空だが、ついたくらいで搭乗時間が14:30→15:15に変更になっていた。
チェックインカウンターではマレーシア入国の事前申請(MDAC)の確認もあった。
中部国際に比べて充電できるスペースが少ないように感じる。これはターミナル2だからなのか。ゲート前も充電スペースはあるが立ってしないといけない。
空港でもう少しだけ両替していこうかと思ったが1リンギット40円で無理ってなった。
1年半前はだいたい32円くらいだったのに。当初の予定通り最低限のリンギットは持っているから、現地で両替する。
関空→釜山(チェジュ航空)
座席が狭かった印象が強かったが、案外足元に余裕があった。今回荷物を上に預けた分広々と使えたからかもしれない。背もたれはほぼ倒れない、微差。目を瞑っていたら案外早くついた。満席。
釜山空港
前回は行きも帰りも仁川空港だったが、今回は行きだけ釜山空港。ついてから乗り継ぎの人は呼び止められ、係員についていくと乗り継ぎ荷物チェックに到着する。が、扉が閉まっており、係員も全然来ない。混雑緩和のためかある程度通すと扉を閉めるを繰り返す。おそらく仁川空港は大規模な空港な分常に空いているが、釜山空港は小規模空港な分、必要になった時のみとしているのかな。
前回の仁川空港以上に時間がかかった(1時間ほど)
夕食を食べたかったが冷麺もビビンバもなく、soban という店の韓牛クッパと肉餃子を食べる。(14000Wと7000W)
1年半前は1桁消した額がおおよそ日本円であったが最近の極度の円安でどうなっていることやら。
釜山→コタキナバル(チェジュ航空)
およそ5時間ほど。時差の影響で時間的には4時間。ポツポツ空きがあり、後の座席はフル(3席)で空いていたし、向かい側は6席空いていた。隣に人いるから言ったら変更できたんだろうか。寝たり起きたりを繰り返すうちに到着。今回は機内販売があった。(釜山行きはなかった)。ここでのレートは1000W=100円=1ドルというぶっ壊れレート。
コタキナバル空港
前回はイミグレに1時間ほどかかった記憶があるが今回は結構まっすぐに行ったためイミグレ待ちの列の真ん中あたりから始められた。20分くらいしか待ってない。
指紋や顔を取られることもなくハンコ押されて終了。預け荷物は職員の人が回収して床に固められていた。それを受け取って最後の荷物検査に。
空港→ホテル
送迎にkkday を利用する。grabが捕まえられるならそっちの方が安いと思う。確実性重視。2200円ほど。
ホテルは前回も利用したシャングリラ コタキナバル。シャングリラリゾートではない。センタポイントサバに近いホテル。お値段も手頃。もっと安いホテルもあるとは思うが、前回泊まった時に満足いったし、掛け布団のぺらさを気にしなければ日本のビジネスホテルよりも安く(3泊で20000円ほど)、浴槽もある。ペットボトルの水も500mlを2本もらえる。朝食もバイキング形式でチョップスティックもある。登山の日は言っておけばパッキングした朝食がもらえる。
あえて面倒な点を言えば、横断歩道が少なく、6車線あるため横断するのは困難であること。
宿泊税として1泊10RMとられるが、今回何故か3泊なのに100RMとられた。翌朝聞いてみるとチェックアウトの時に余剰分が返ってくるらしい。前回は会社経由で取ったからその違いかな。
センターポイントサバ
有金全部無くなったので両替しに行く。開店は10時。日曜日だったが現金がないためガヤストリートには行けず。ここで事前に調べておいた薬局でダイアモックス(アセタゼラミド)を買う。20錠(1日3錠)40RM。日本で買う場合は病院行って…で1、2万円くらいするらしい。こっちは薬局の人に言うだけですぐもらえるしめっちゃ安い。今回のキナバル山では使わないが、GWに登るキリマンジャロ用に買った。お土産も買い漁り、マンゴージュースを買ってホテルに戻る。
CHUBS
夕食。ホテルの道路を挟んだ向かいにあるでっかい建物の一角にある。徒歩で6分ほど。比較的量が多く、値段も相応に高い。うまかったけど。肉! スープ! ジュース!
って感じで頼んだ。
サバ州立回教寺院
次の日にgrabを使ってモスクへ。ついたはいいものの観光客はダメみたいなのが書いてあり、中には入らなかった。外から写真をパチリ。その後イマゴショッピングセンターまで歩いて向かう。途中の雰囲気良さそうな店でドリンクを楽しんだりとこれぞ行き当たりばったりの旅だなーって感じ。
マレーシアはどの時間でも暑い。
イマゴショッピングセンター
10時開店。日本語の案内がちらほら見え、スリアサバやセンターポイントよりも日本語が手厚い感じ。ただ機械翻訳感がある。
satayを食べたかったので11時開店までショッピング。ここでコーラン(イスラム教の聖書のようなもの)を購入。本のほかに収納できるカバーのようなものもセットのやつを買った(およそ1000円ほど)。
目的の店でsatayを頼んだが、付け合わせのスパイスと紫玉ねぎのようなものが辛く、ほぼ手をつけなかった。
その後試食で渡されたポテチを買ったり(1袋350円くらい。美味しいけど高かったな)、12時にみる予定だった伝統的なダンスを逃したりして充電がやばくなったのでgrabでホテルまで帰る。今回のgrabの運転手は渋滞を回避しようとして余計に時間がかかり、脇道に入ったせいで戻れなくなり、大幅な時間がかかった。大人しく大通り進んでいた方が早いという。
restoran ocean king kk
ホテルから近いところにあるローカルな店。徒歩で10分くらい。satayが食べたくて行った。年配の方が多いせいか英語あまり通じない。その代わりテリマカシ(ありがとう)というとサマサマ(どういたしまして)と気持ちよく帰ってくる。ここのsatay が美味しくてテイクアウトした。(テイクアウェイが通じる)
このあと夕暮れ時の市立モスクに行く予定だったが、grabが脅威の22RM。利用客が多い時だからそうなるんだろうが、平均相場が7〜10RMでこの値段は無理。
諦めて海岸沿いまで歩くと、夜市がやっていた。焼きバナナを食べたりsatayを買ったり、その後は暗くなりきるまえにホテルに戻る。日が落ちてからもう一回調べたが、8RMまで落ちていた。
ホテルにて
現金の確認。チップで最低限必要な100RM。荷物をホテルに預かってもらいたいが無理な場合は登山口で払う15RM。結構ギリギリ。下山後の観光はクレジットメインにして、2000円くらいは両替した方がいいかもしれない。
お迎え→キナバル山登山口まで
6:30集合。6:00チェックアウトして(この時にチェックイン時にもらったdepositの紙を渡すことで100RMが返ってきた。宿泊税は予約アプリの料金に含まれているとのこと)
パッキングされた朝食を食べ、のんびりしていると6:20にはお迎えが来た。前回はこのホテルが最初だったが今回はこのホテルが最後。2時間ほど揺られて登山口まで。対応してくれたスタッフの方は前回と同じ人で覚えてくれていた。今回のガイドはスーザンさん。なんと女性だった。少し訛りのある英語?かな。頑張って会話する。昨日降りてきて今日登るハードスケジュールらしい。
→ペンダント・ハット
ヴィアフェラータ専用の小屋。ラバンラタからの階段がきつい。コーヒーなどの無料サービスがある。日本人は4人でほか10人くらいは外国人。ロングコースとシュートコースがあるが、なぜか日本人しかショートコースを選択していなかった。
15:30までにつかないと事前説明会に参加で来ないとあったので最後は急ぎ気味で登る。
前回より15分早く登り始め、スコールでの停滞15分もないのに到着時間は一緒だった。
説明は当たり前だが英語であまりわからない。説明会が終わるとラバンラタまで夕食を食べに下りる。
夕食
前回もなった頭痛と食欲のなさで最低限食べる。肉は無理だろうからブロッコリー。スープが美味しくそれで腹を膨らませる。コーヒーは砂糖が多ければ多いほど美味い。
夕食後はまた小屋まで登る。きつい。
〜就寝まで
山に来たからには交流だってことで、ろくに英語喋れもしないのに1人でコーヒータイムをしていた男性に話しかける。文法で言えるのは頑張って、無理そうなやつはジェスチャーで。30分くらい楽しく話すことができた。
マレーシアの奥さんを持つオースラリア人らしい。娘さんが2人いるらしい。
部屋は2段ベット4つで4人で寝泊まり。日本人で固めてくれていた。明日も早いので19:00には就寝。
朝食からサヤッサヤッハットまで
朝食は1:30には出たがコーヒーと食パンのみ。バターとストロベリージャムで無理やり詰め込む。貧相な飯だがラバンラタまで降りなくて済んだには良かったのかも。2:30にガイドさんがきて登り始めるが、このままでは山頂を踏んでからヴィアフェラータに参加は無理(7:15までに集合場所に居なければならないが、おそらく7:45以降とかになるくらいペースが遅い)ということで、山頂かヴィアフェラータどっちを取るかの選択がある。
初めは山頂ご来光をと思っていたが、また次回来る時にヴィアフェラータの1日目のリミットを気にしながら登るのはきついと思い、山頂を諦めてヴィアフェラータのみにする。
サヤッサヤッハットには4:30には到着し、山頂アタックのリミットである5:00には間に合っていた。併設してある小屋で休憩して、時間になったら集合場所まで移動する。集合場所は下山2分。小屋には体調不良(多分高山病)でダウンしている人もいた。
6時ごろにご来光。最近新年は夏沢鉱泉とかで過ごしていたからご来光が見れるのが嬉しい。ガイドさんとはここで一旦別れ、7時ごろまで待機。ハーネスやヘルメットをつけて、全員が集合したら予定より早く開始点に向かう。
via ferrata(ヴィアフェラータ)
大きな岩を降ったりスラブを下って行ったり、トラバースしたり、2本のロープで空中浮遊したり、垂直梯子(固定されていない)を登ったり、スラブを登ったりと標高差200mを周回する。日本だと命綱なしでロープしかないやろうなってポイントもあるし、これは日本だとガッツリ道として整備されるなっていうポイントもある。
カメラなどの利用は禁止なため(ヘルメットに固定している場合のみok)via ferrataガイドさんが撮ってくれる。この写真は後で頂戴って言わないといけない。
垂直梯子は腕が筋肉痛になった。
楽しかったけど、1日目の門限もギリギリで2日目も山頂踏めない可能性が高いからもし次キナバル山登るなら通常ルート。via ferrataは今回限り。
→ペンダントハットに戻る
ガイドさんもおらず1人で下る。前回は足やったせいで階段を1段ずつ踏みしめていたが、今回はスイスイ降りることができる。比較的早い時間に小屋に着くことができ、朝食をいただく。品数は少ないがスープが美味い。作ったものをガス火でとろとろ温めて維持してくれるから美味い。ラバンラタより色々な面で劣る分、サービスをよくしてくれているような気がする。
荷物を再度パッキングしていたら10:45にはガイドさんがきていた。
→登山口まで
ラバンラタ近くの野いちごを食べる?って言われたのでたべてみたら酸っぱかった。木いちご?山いちご? ラズベリーみたいなかんじ。
こっからシェルターごとに水の補給だけして駆け足で降りていく。休憩で座らないため、休憩時間は本当に2、3分程度。登りとはえらい違い。登りだと抜かされてばっかだったが下りだと抜かすことの方が多い。普段では考えられない。
すれ違う人との挨拶はhelloとhappy new year。ポーターや歩荷のマレーシア人に道を譲ってもらったらテリマ・カシ。
結局10:45スタートで14:00頃には到着。1500mの標高差3時間程度。キナバル山は下りやすい!
ガイドさんにチップを払い、車が来るのを待つ。
→昼食会場まで
車をまってみんなで乗っていく。昼食会場で降りるとツアーのスタッフさんが待っていた。市内まで送る車の定員の関係で17時出発になりそうだけど大丈夫?と聞かれたのでokとこたえる。腹ぺこぺこで昼食をいただく。野菜スープ(ドロドロしている)とパパイヤがめっちゃくちゃ美味しい。何回もおかわりする。ただcoffeeマシンが壊れているのか使えず、水もぬるくて飲み物が飲みたいのにあんまり飲めなかった。
ソファーでのんびりしているとツアースタッフさんが登頂証明書とvia ferrata の証明書を持ってきてくれた(登頂はしていないが…?)
16:00だったが車が待っていると言われて乗り込む。
前回は払っていなかったがこのツアースタッフさんにもチップを渡してくれるとありがたいって書いてあったので相場の額を渡す。車には私しかいなかった。
ツアースタッフさんとわかれ、2時間ほど揺られて市内へ。
ホテルでは10RM取られたがこれは戻ってこなかった(これは宿泊税だったんだろうか)
スリアサバ
10:00くらいまでのんびりしてチェックアウトして荷物を預けてスリアサバに行く。前回の時おいしかったお寿司屋さんにも行った。三色丼にカニカマを使う発想は新しく思う。
念の為、センターポイントで買った時と同じ薬局でアセタゼラミドを買う。がここではガッツリ質問漬けにされる。キナバル山行くの?今飲んでる薬ある?何? 薬のアレルギーは? などなど。
薬剤師さんも呼んでくれて、今飲んでいる薬との飲み合わせを調べてくれる。今の薬とは2時間離して飲め、など様々な注意をしてくれた。時間はかかったがこっちの方で買った方がいいかも。
流石にチップを渡したが受け取ってもらえなかった。初めてサービスに対して感謝の気持ちを払うためのチップというのが理解できた。ベンチで休憩していると、突然話しかけられて押し売りが始まる。学校がどうたらと言っていて、貧しい子供のためになのか学校で作ったんよーなのかわからんが、割高やな思いながら買う。キーホルダー15RM。
海外でよくある?というラッキーミサンガ?よりは対話がある分マシか。一応は納得している。これで日本人=チョロいになってしまうんやろうな。片棒を担いでしまった。
海外映画館
時間もあるし、安いと聞いたので行ってみる。でっかいコーラもつけて約30RM。
見た映画はsonic3。ちなみに全くソニックに関しての知識はない。微かにゲームの知識がある程度。昼時だったため(祈りの時間中?)10人くらいしかいなかった。
言語は英語。字幕はマレー語(おそらく)と中国語。映像と英語でなんとか頑張り、中国語の漢字でなんとなく理解する。
ソニックがアクション寄りの映画で良かったかもしれない。口論系の映画だったら死んでた。ただ結局この人はどういう立場の人?ってなってしまったし、ソニック3は続編らしいので前提知識がないのが悪く働いた。
何度も出てくるヘッジホッグってなんなんだろうと思うながら終了後に調べるとソニックのことだった。youtubeに動画をあげているとあるポーカープレイヤーの影響で、ペイシェント=耐えるの英語だけ聞き取れてめっちゃ嬉しかった。
普通に面白い映画だった。日本(東京)のシーンで日本語が使われているのが当たり前のシーンでは(合計で1、2分程度。ソニックたちが日本で日本人と絡まれている時や日本でのニュース読み上げなどのとき)カタコトに近い日本語で話されていた。英語よりの脳になっていたため、突然の日本語がはじめ理解できなかった。
映画を見終わってから調べたら、ソニック3の日本上陸はつい最近だったみたいだ。
→空港まで
することもなくなりかなり早いが空港に向かう。grabでなんと経由地が設定できるため、ホテルを経由してもらう。運転手に荷物受け取るからホテル着いたらすこし待ってくれんかと交渉。
荷物をピックして空港へ。運転手は同じ年齢で話も弾む。仕事はドライバーと言っており、仕事に着くのは難しい的なことを言っていた。18RMだったがかなり多めに30RM払った。
チェジュ航空について
マレーシアについた翌日に事故で多くの人が犠牲となった航空機事故。その航空会社。1時間のディレイが案内されたが、是非安全に気をつけて運転してほしい。発着の際は本当に緊張した。
コタキナバル→仁川は6、7割ほどが乗っていた。後ろには空席が目立つ。日本語も多少聞こえてきた。
この便は朝日を拝めるため、拝みたいなら車体右側がよい。
仁川空港ではビビンバや肉のスープなどを食べる。ハブ空港なため掲示板などは1時間先くらいまでしか書かれていない。7時間程度の乗り継ぎ。ここはタイプCの端子や日本のコンセントも使えるから楽。関空行きでは日本語が多くなる。
薬の持ち込みについて
申請で薬のことを書いていたからチェックが入った。アセタゼラミドが問題ない薬かをガッツリ調べられる。30分くらいかかると言われたのでレーンから外れて待機。問題はなく通過できたが、今後また持ち込むときは厚生労働省の薬監の証明書があるとスムーズだと言われた。密輸になる可能性もあるから申請したのはいいことだとも言われた。2、3人を拘束してしまうから事前に許可取っておくべきだったな。
関空→京都まで
特急はるかをつかう。自由席でも空いていた。京都までなら+1200円だから案外安い。新快速が早すぎるから時間的短縮性はあまり感じなかったが乗り換えなしがすごい楽。
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