酸ヶ湯温泉うら斜面で



- GPS
- 03:23
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 186m
- 下り
- 186m
コースタイム
- 山行
- 0:15
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 2:55
天候 | ずっと雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旅館の裏の良く見える斜面に向かって旅館の裏から回り込むとスタート |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯は最高である。 |
写真
感想
八甲田山、酸ヶ湯は100年に一度のスーパーストームなのだそうだ。そしてそんな時だというのにツッマが、「今日はしっかり歩きたい」などと恐ろしいことを言い始めるではないか。
絶対になんもわかってないが、これはある意味渡りに船。今日の天候ではロープウェイの運行もあやしいし、昨日一本滑った限りでは、雪が深すぎて止まってしまうか、みんなの滑った溝を走るかのどっちかでいまいち面白くない。
酸ヶ湯裏の斜面に取りつく。けっこう立って見えた斜面だが、実際に入ってみるとそれほどでもない。ガンガン登れそうに見えたが、あまりに良く見える斜面なので、一応良識的に途中から横のブナ林に入って登る。
信越山屋の魂のラッセルを見せてやる、と意気込んだものの、僕の虎の子、ヘルベント(ウエスト132)をもってしてもコンスタントに腿まで、時にそれ以上潜るまさにヘルラッセル、ストックなどノーマルバスケットなので完全埋没、しかも雪はどんどん空から補充され続けている。これは正直かなりヤバい。
さて酸ヶ湯うら斜面のトップまで着くと、こんもり雪をまとった雰囲気の良い針葉樹が迎えてくれて台地になる。
この先を行けば大岳に続くのだが、頂上直下以外は緩斜面なので、ここで頑張っても滑りなど望めない、どころか帰りラッセルになって遭難しかねない。
さてここまで山小屋ヘルベントがずっとトップでラッセルしてきたがそのあまりの深さになぜかセカンドのツッマが力尽き、今日はここまでということになり、同じ斜面を二回滑った。一番急なラインを取ってもほとんどターンは必要ないが、とりあえずものすごい深さで全身がもうもうとありえない雪煙に包まれる。
やはり山スキーには献身が必要だ。ラッセルは魂の叫び。八甲田広しと言えども、今日のあまりのドぱうの中、ノートラック斜面で、しかも止まらず一応ターンができたスキーヤーは山小屋以外に少なかったのではなんて思いながら温泉に浸かる。最高。
コメント
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お疲れさまでございました。
トレースを作って頂き本当にありがとうございました。
結局あの先に行き、新雪をラッセルしながら進みました。
腰上から、場所によっては肩まで埋まってしまうくらい雪深く全然進むことができなかったため、早々にピークまで行くのは諦め、1時間くらいラッセルのトレーニングに勤しみました。
帰りはスノーシューのまま斜面を下りてきました。
同じ新雪のラッセルとはいえ、やはり下りは楽ですね。
ありがとうございました!
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