紀伊半島一周09日目(熊野古道07日目 阿田和〜紀伊勝浦)

2025年01月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 29.5km
• 登り: 235m
• 下り: 249m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:40
• 休憩: 0:08
• 合計: 9:48

距離 29.5km 登り 235m 下り 249m

6:19 スタート地点
6:23 跨線橋
7:36 紀宝町ウミガメ公園
8:18 首なし地蔵
9:46 9:48 熊野速玉大社
10:11 阿須賀王子跡
10:36 浜王子
11:17 11:18 高野坂入口
12:06 12:07 宝蔵寺
12:56 佐野王子跡
13:16 宇久井駅
13:38 13:39 小狗子峠入口
13:45 小狗子峠
14:08 14:10 大狗子峠
14:50 14:51 浜の宮王子
14:56 補陀洛山寺
16:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

START:阿田和駅
GOAL:温泉病院前交差点(紀伊勝浦駅近く)

【通過した宿場】
新宮
勝浦

コース状況／危険箇所等

大きな峠道はなかった。

阿田和駅を出発し、紀伊井田駅まではロードサイド歩き。
紀伊井田駅裏手から少し高度を上げて首無なし地蔵のある峠を越える。標高50メートル程度。その後、平地歩きを続けて、熊野大橋を渡ると速玉大社に到着する。
伊勢を出発してここまでが熊野古道「伊勢路」となる。

速玉大社からは熊野古道「中辺路」が始まる。
新宮市街は熊野川沿いに住宅地内を進んだあと、王子ヶ浜で2Kmほど砂浜歩きをする。砂浜を歩き終えると高野坂という古道が少し残っている。
坂道と言うまでもなく、軽い林道歩きを30分ほど楽しめた。

宇久井駅を過ぎたところに小狗子峠/大狗子峠というミニ峠がある。
小狗子峠はしっかりとした登りがあったが距離が短くすぐに通過してしまった。
サルが沢山いた。

大狗子峠は車道脇から目立たない登り口があるので見逃さないように注意。
林道・立ち入り禁止の私道があって道が少しわかりにくいが
新設に案内板があるのでちゃんと確認していけば迷わない。登りは古道っぽい道が残っていたが
下りはほとんど舗装路だった。

二つの峠を抜けて赤色海岸を抜けると那智の道の駅に到着。

那智駅前で熊野古道「中辺路」は那智大社へ続くが自分は大阪目指して海岸沿いを進むため、ここからは熊野古道「大辺路」を進むことにした。

那智駅から2Km。温泉病院前を今回の旅のゴールとした。

写真

1/5 6:17

おはようございます。
阿田和駅にやってきました。
本日は年末年始の旅の最終日です。

1/5 6:19

夜明けとともにスタートです。

1/5 6:28

駅前の路地を進んでいきます。

1/5 6:46

おろし橋？を渡ります。

1/5 6:53

至る所に熊野古道案内があり助かります。

1/5 7:00

最終日も良く晴れた天気になりそうです。

1/5 7:15

出発1時間ほどの海岸線沿いの道にコンビニがありました。

1/5 7:24

近くにあるもう一店舗は今度新規オープンのようです。

1/5 7:40

海岸線沿いではない、地味な裏道を進みます。

1/5 7:51

紀伊井田駅手前まで来ました。ここから少し標高をあげて
峠越えっぽい道に進みます。

1/5 7:59

しっかり道案内アリ。

1/5 8:07

段々高度が上がってきました。
まぁ標高50メートルほどで峠というほどではない感じです。

1/5 8:09

おぉ、大烏帽子山への登山ができるようです。

1/5 8:10

狼煙場跡がありました。
狼のフンを燃やしていたから狼煙なのか。しらなかった。

1/5 8:13

わずかに残る一里塚跡。

1/5 8:15

この辺りは熊野古道でも「浜街道」と呼ばれて
昔から素晴らしい景色だったそうです。

1/5 8:38

上野という地域を通過中です。

1/5 8:44

大きな街が見える。あの先が新宮っぽいです。

1/5 8:59

こちらのコンビニで朝ご飯確保していきました。

1/5 9:14

新宮にだんだん近づいてきます。
猫が脇道から出てきます。

1/5 9:17

日向ぼっこしている猫があちこちに。

1/5 9:21

熊野川沿いにたどり着きました。

1/5 9:31

熊野大橋を渡ると新宮の市街です。

1/5 9:31

熊野川の河口。かなりの幅ですね。

1/5 9:34

橋は歩道があり、安全に渡れました。
丁度橋の真ん中で和歌山県に入りました。

1/5 9:40

速玉大社前交差点。

1/5 9:44

速玉大社に寄っていきました。
伊勢神宮からここまでが熊野古道「伊勢路」ですね。
これにて完歩となります！

1/5 10:01

この先の旅の安全をお祈りしつつ、引き続き大阪高麗橋までの旅を続けます。

1/5 10:03

ひとまず熊野古道「中辺路」に沿って那智駅付近まで進みます。

1/5 10:07

天理教の巨大な建物が鎮座している城下町を進みます。

1/5 10:12

熊野古道案内に沿って路地を巡ります。

1/5 10:22

車道に対して斜めに横切る熊野古道。道が残っててありがたいです。

1/5 10:41

線路脇から海岸沿いに出ます。

1/5 10:43

一気に視界が開けました。

1/5 10:50

道がないけど、経路あってるんだろうか・・？
先人の軌跡を頼りに進みます。

1/5 11:08

地味に歩きにくい。

1/5 11:14

地図情報的にあの擁壁の隙間から脱出するらしい。

1/5 11:16

色褪せた「熊野古道」道標アリ。

1/5 11:16

意外と道が整備されてました。

1/5 11:17

なんと。トイレあり。すごくきれいです。

1/5 11:18

高野坂がここから始まります。

1/5 11:25

ほとんどアップダウンなし。
海が近い林道といった雰囲気です。

1/5 11:29

石垣が残ってました。
すれ違う人も何人かいました。このあたりは
景色も良いし観光に適してそうですね。

1/5 11:40

プチ鹿垣ゾーンアリ。

1/5 11:51

市街地に出ました。ここで高野坂は終了のようです。

1/5 11:54

紀勢本線を渡ります。

1/5 11:57

三輪崎の海岸線沿いを進みます。

1/5 11:58

三輪崎駅も見える。

1/5 12:03

分かりにくいですが、目立たないこの道を進みます。

1/5 12:09

ここが熊野古道・・・？と謎ですがあってるはず。

1/5 12:11

ここからまっすぐ進めば佐野の市街です。
ランチ予定なので楽しみ。

1/5 12:30

珍しいトマトオニオンを発見しましたがぐっとこらえ

1/5 12:31

大好きなまいどおおきに食堂に寄っていきました。

1/5 12:36

家の近くにあれば毎日行くのに・・・。
ごはんと卵焼きがすごくおいしい。おなか一杯になりました。

1/5 12:54

旅を再開します。事前調査で遂に詳細得られなかった王子橋に差し掛かりました。

1/5 12:56

現王子橋と並行して旧王子橋が架かってるらしい。
熊野古道的には旧王子橋を通行するのが良いみたいですが通れるのか。

1/5 12:56

旧王子橋入口発見・・、道が埋もれてて進めませんでした。

1/5 12:58

諦めて現王子橋を歩く。旧王子橋が良く見えます。
結果的には旧王子橋渡った先は私有地になってて進入NGでした。
大人しく現王子橋通るのが良いみたいです。

1/5 13:01

この海岸線沿いの区間500メートルほど、歩道がありませんでした。
通行注意です。

1/5 13:03

本日のゴールがある紀伊勝浦町に入りました。

1/5 13:16

宇久井駅通過。次が那智駅ですね。
素晴らしい佇まいの駅舎です。電話ボックスも味がある。

1/5 13:24

ここで国道から分かれて小狗子峠越えが始まります。

1/5 13:25

小狗子峠と次の大狗子峠併せて35分で抜けられるらしい。
(実際はそれなりに快調に進んだのに55分かかりました。)

1/5 13:34

段々高度が上がっていきます。

1/5 13:37

道案内はたくさんあり、迷うことなく小狗子峠に到達できます。

1/5 13:38

ここから小狗子峠。山道っぽくなりました。
写真撮ってませんがサルが左右の藪の中に合計5匹ほどいてちょっと怖かった。

1/5 13:40

おぉ、素晴らしい石垣がある。茶屋跡だろうか。

1/5 13:42

おぉ、あたりっぽい。サルを買っていた？
峠入り口にいたサルはその子孫かな。

1/5 13:45

茶屋跡から3分ほどで峠頂上に到着。

1/5 13:50

下りは緩い感じ。

1/5 13:52

小狗子峠突破。出口にぽんかん売り場あり。

1/5 13:58

おぉ、、227系だ。新宮を過ぎたのでJR西日本の車両が走ってるんですね。

1/5 13:56

こんどは大狗子峠を抜けます。この国道脇に道に入り口があるらしい。

1/5 14:00

入口発見。トンネルで峠を一気に越えられますがちゃんと旧道を通ります。

1/5 14:04

少し登ってきましたが舗装路に出ました。

1/5 14:04

熊野古道・舗装路・私有地と入り組んでいるので
迷わないよう、親切な案内がありました。助かります。

1/5 14:05

私有地にはしっかり案内もアリ。間違って入り込むことはないでしょう。

1/5 14:05

この舗装路から旧道に入るポイントは斜面が少し急でした。

1/5 14:08

すぐに落ち着いた道に出ます。

1/5 14:08

頂上到着。

1/5 14:09

頂上から下り始めると30秒せず舗装路に出ました。

1/5 14:11

そのまま道なりに進みます。下りはあまり風情がないです。

1/5 14:11

と思ったらここから舗装路外れて旧道が残ってました。

1/5 14:14

林道っぽい道を降りていきます。

1/5 14:15

最後に石段を下って大狗子峠攻略完了です！

1/5 14:19

あとはゴールまで平地歩きのはず。一気に進みます。

1/5 14:24

対岸に見えるのが紀伊勝浦の街のようです。

1/5 14:32

ここから歩道がない道になりました。注意して進みます。

1/5 14:41

ここから車道離れて住宅街を進みます。

1/5 14:50

補陀洛山寺というお寺につきました。

1/5 14:51

那智駅は目の前です。
ここでゴールでも良かったんですが時間的にもう少し頑張ります。

1/5 14:55

神社脇に振分石がありました。
熊野古道の落ち合う中心宿場の目印として300年前に立て替えられていたそうです。この石は1658年製らしい。

1/5 15:04

高速道路下のこの交差点で熊野古道 中辺路は那智大社に向かって続きますが、自分ここから橋を渡って大辺路沿いに大阪に向かいます。

1/5 15:10

海岸沿いを紀伊勝浦方面に進みます。

1/5 15:24

帰りの列車にはまだまだ余裕がありましたので少しこちらのJAスーパーで休憩していきました。トイレもあって助かった。

1/5 15:54

海岸沿いの住宅地といいことで津波に備えた避難タワーがありました。こちらは幼稚園の建物と一体化してました。

1/5 15:58

公民館と一体型の避難タワー。

1/5 15:59

紀伊天満駅前の曲がり角には古い趣の「丸正酢醸造元」さんがありました。お酢の醸造所ですね。

1/5 16:03

旧道っぽい道が続きます。うねうね。

1/5 16:07

ゴール！！！
勝浦観光ホテル(廃業済)前にある「温泉病院前交差点」で今回の旅を終わります。

四日市からずいぶん歩いてきました。
充実した旅でした。

1/5 16:07

この先、駿田峠越えるのは時間的にちょっと無理そうですね。
次回のお楽しみにしたいと思います。

1/5 16:14

近くのバス停より、紀伊勝浦駅に向かいます。

1/5 16:34

楽しみにしていた駅前足湯は休止中でした。残念。

1/5 16:57

楽しみにしていた特急南紀に乗って名古屋経由で東京に帰ります。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

geopon

年末年始の紀伊半島の旅も8日目の紀伊勝浦をもって無事終了となりました。
概ね、予定通りの行程で完歩することができました。

幾重にも続く峠道は風情のある道が多く残っており、
幸い、熊に合うこともなく楽しい道のりでした。よくテレビで見る
熊野古道のイメージ通りの道を味わうことができました。

次はいつ来れるか未定ですが、引き続き大阪まで熊野古道楽しんでいきたいです。
まだ詳しい調査は始められていませんが、あまり難路がないことを祈りつつ
新たな旅の準備を始めたいと思います。

コメント

munerin@kobe

こんにちは🌞

神倉神社⛩️には寄らなかったんですね！時間が押してたのでしょうか？
あとJR宇久井駅に隣接する理髪店💈の店先に大きな柴犬がいませんでしたか？トモローという名前らしく、うちの娘にとても懐いてくれました。娘もいつか再会出来る日を楽しみにしてますが、中々遠くて訪れることが叶わないです。
これで紀伊半島の旅、東半分完歩ですね！お疲れさまでした。
次は大辺路〜紀伊路ですが、御坊に行けば是非、ご当地名物『せち焼き』を試して下さい♪ビールのアテにサイコーです🍺


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/せち焼き

geopon

munerin@kobeさん

こんにちは
新宮に神倉神社があるのですね。時間はあったのですが、速玉大社から先、新宮城跡方面に進んでしまい、神倉神社神社には寄らずじまいでした。なかなか登るのが大変そうな石段の上にある神社のようですね。JR宇久井駅も駅舎内までは入らず。お隣にあったヘアサロン店先も様子は見ずに通り過ぎてしまいました。

せち焼き情報ありがとうございます。こんな名物料理があるとは知りませんでした。

何とか仕事の都合着けて3月に熊野古道続きができそうです。
ゴール地点が御坊になる見通し。なんとか夕方ごろたどり着くようにして夜ご飯として
ちょっと味わっていこうと思います。今から楽しみです。