シンデレラ観劇記・上野公園 '25 1/10

2025年01月10日(金) [日帰り]

• GPS: 01:55
• 距離: 6.4km
• 登り: 10m
• 下り: 4m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:15
• 休憩: 3:27
• 合計: 4:42

11:51 湯島駅
11:54 11:56 湯島天満宮
12:09 12:10 上野弁天堂
12:36 12:37 大仏山
12:39 12:40 摺鉢山
12:46 13:54 東京文化会館
13:55 14:01 （休憩）
14:02 15:41 東京文化会館
15:46 16:00 広島ふるさと祭り
16:05 16:06 上野東照宮
16:08 16:22 上野東照宮ぼたん苑
16:33 上野駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

【行き】
～つくばエクスプレス～東京メトロ千代田線

【帰り】
東京メトロ日比谷線～つくばエクスプレス～

全線でIC可。

コース状況／危険箇所等

危険個所なし。

写真

1/10 11:51

湯島駅に到着。今回は東京文化会館でバレエ「シンデレラ」を観ますが、その前に湯島天神や不忍池の辺りを歩いてみよう、という事で湯島駅からスタート。

1/10 11:53

湯島天神へ上る坂は男坂・女坂があります。上りは男坂から。男坂…といっても40段あるかないか程度の石段です。

1/10 11:54

湯島天神。折しも受験シーズン真っ只中という事もあって参拝客が多く、参道には屋台も出ていました。中学の部活で3年の先輩が公式戦で引退したら後輩全員でここに来て五角形の鉛筆（合格祈願）を買って先輩に渡す…という恒例行事があり、ここ湯島天神は思い出の地。

1/10 11:55

大量の絵馬。恒例行事は夏だったはずなので季節こそ違いますが中学1年2年の時に来たあの頃と境内はあまり変わってないように思います。3年の時に後輩たちから貰った鉛筆の何本かは結局使わなかったので今も実家のどこかにあるはずです。懐かし〜。

1/10 11:57

下りは女坂から。こちらも石段ですが勾配は比較的ゆるやか。片側には春を待つウメの木が並んでいます。天神様と言えばやっぱりウメ。

1/10 12:02

湯島天神を後にして不忍池の近くにやって来ました。看板が示すに左は「池袋・巣鴨方面 中仙道」で右は「上野・浅草方面 日光・水戸街道」との事。昭和を感じる書体とデザインです。

1/10 12:03

薄氷の残る不忍池。池は堤で3つに仕切られており、南側を占める一番広いこの池は蓮池。西にボート池、北は鵜の池となっています。今は冬なのでハスは枯れていますが夏はモッサモサ。

1/10 12:07

そのまま不忍池を反時計回りにぐるっと進みます。池のほとりでは骨董市かな、テントが並んでいて通行人が並べられた品物を覗いていました。

1/10 12:09

堤を通って不忍池辯天堂に向かいます。この辺りが不忍池の周りで一番人のいるエリアです。

1/10 12:10

不忍池辯天堂そばにて寒桜。東京はついこの前イチョウの中でものんびり屋な奴の落葉が終わったか…というような季節ですが寒桜は早くも咲いています。記録色。

1/10 12:12

不忍池辯天堂の脇を通ってボート池のほとりへ。不忍池を1周して堤にも全部赤線を引いてやろう、という気で来ているのでここからボート池を1周してもう一度ここを通ります。

1/10 12:19

一旦不忍池の周りを歩き始めた辺りまで戻って来て赤線をつなぎます。池畔には枯れたハスの葉が積まれていました。

1/10 12:20

堤を通ってふたたび不忍池辯天堂の裏を通って鵜の池の周りに赤線を引きに行きます。堤の端にはサクラが植えられており春が楽しみな感じ。

1/10 12:26

鵜の池の周りを歩いたろ…と思って進んでいったのですが、鵜の池は上野動物園の敷地内にある事をここ池之端門で知って断念。ひとまずボート池と蓮池を赤線で囲めたのでヨシとします。

1/10 12:28

ふたたび不忍池に戻り、不忍池辯天堂の横を通り抜けて次は上野公園内にある大仏山（22m）と摺鉢山（25m）へピークハントに向かいます。

1/10 12:32

不忍池から石段を上って台地の上へ。「上野の山」と呼ばれるように、上野公園一帯は台地で周囲より一段高くなっています。

1/10 12:36

まずは大仏山。震災や戦災によって上野大佛はなくなっており、大仏殿の跡地にパゴダ（仏塔）が残されています。

1/10 12:39

次は摺鉢山。摺鉢山古墳という前方後円墳で、比高は5m程度です。

1/10 12:40

摺鉢山の上に立ちました。木々を透かして見える建物は東京文化会館です。「シンデレラ」の開演はもうすぐ。会場に向かいます。

1/10 12:46

東京文化会館のエントランス。ここは東京都交響楽団の本拠地でもあります。特にオペラを志向したと言われる音響設計のため、海外歌劇場の来日公演やバレエ団の公演で使われることが多いイメージ。

1/10 12:47

入場前のポスターにて記念写真。10月に観たマーメイド（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7311315.html ）と同時期にチケットを取っているので席を取ってから観劇までおよそ半年越しです。

1/10 12:49

大ホールへの入り口前に衣装が並んでいました。ジャンプや回転などバレエは身体を大きく動かすので衣装も動きやすさのために何かしらの工夫があるんだろうか、と思いながら見ていました。

1/10 13:54

前半が終わって中休み。観劇あるあるで女性はトイレに長蛇の列ができますが男なのでトイレに行ってもまだ余裕があります。外に出てちょこっとだけ補給。

1/10 13:56

NewDaysエキュート上野公園改札外にて軽食。アサヒ ほっと香る十六茶480ml（168円）、厚切りベーコンのB.L.T.（355円）。サクッと食べて休憩時間が終わる前に戻ります。記録色。

1/10 15:39

終演。今後始まる野球・ライブのチケット争奪戦に予算を残しておきたいので迷いましたが、プログラム（3000円）を買っちゃいました。チケットの競争率や相場感を考えるとバレエはなかなか観に行けないので記念の意味も込めて。記録色。

1/10 15:46

外に出て、竹の台広場で開催されていた「広島ふるさと祭り」に行ってみます。広島は6月にセ・パ交流戦を観に行くと決めて今から準備しているので、「広島」の文字を見るとちょっと気になってしまいます。

1/10 15:49

支払は事前購入の食券か店頭でのキャッシュレス決済。英世さん1枚分で、と考えて1000円で食券を3枚買ってみました。「ぺったらぽったら」があれば食べてみたかったのですがありませんでした。「コウネ」は予算の都合上見送り。どっちも6月の広島できっと食べるんだ。

1/10 15:51

まずは「がんす」。すり身に玉ねぎ等を混ぜてフライにしたものです。美味。売り子の「がんす娘」は翌日の鹿児島（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7686219.html ）で夜NHKのニュースを見ていた時にインタビューで出てきて「あの人だ！」ってなりました。記録色。

1/10 15:55

次は もみてん。もみじ饅頭の天ぷらです。いわゆる「揚げもみじ」と同じもの？ 広島観光で若い女性に人気な印象ですが、なるほどこれは確かに人気が出るな、という美味しさです。記録色。

1/10 15:58

最後は牡蠣汁。1粒の牡蠣が入っていました。牡蠣はやっぱり美味しい。広島行きでお好みも楽しみなのですが、牡蠣もいいよな…。何としても絶対に交流戦のチケットを取らなければ。記録色。

1/10 16:03

広島ふるさと祭りを後にして次は上野東照宮に向かいます。「ぼたん苑」の看板を見て、上野東照宮は冬ボタンが名物だった事を思い出しました。

1/10 16:05

上野東照宮。金ピカです。日本人よりも海外からの旅行客が多く見られました。もしかしたらこれを見て「やっぱり日本は黄金の国・ジパングだったんだ！」とか思われたり…してる訳ないか。

1/10 16:08

上野東照宮ぼたん苑に入苑。入苑料は一般1000円です。花木の中で一番好きなのがボタンで実家でも数株育てていました。ボタンに興味がなければ1000円はきっと高いですが、自分にとっては適正価格。写真は写楽。記録色。

1/10 16:13

トリビュート。ここ上野東照宮ぼたん苑で見られるボタンは「冬ボタン」であって「寒ボタン」ではありません。どういう事かはハイポネックスの記事が分かりやすいのでぜひ（ https://www.hyponex.co.jp/plantia/plantia-10991/ ）。記録色。

1/10 16:14

天衣。もう少しゆっくり見たい所ですが、夕方で薄暗いのと寒いのとであまりじっくりは見られません。記録色。

1/10 16:14

ほのかに甘い香りがしていたのはロウバイが植わっていたからでした。ロウバイもそろそろいい時季です。宝登山（497m）のロウバイはそろそろかしら。記録色。

1/10 16:14

新国色。紫系の中でも鮮烈な濃紫色で、花も大輪です。記録色。

1/10 16:15

島津紅。ちょっとピンボケしてます。記録色。

1/10 16:16

阿蘇の司。記録色。

1/10 16:16

黄冠。顔を近づけないと分からないくらい仄かですが、明らかに香りがあると分かる品種です。ボタンは総じて香りが弱いのでそれと分かる香りがするだけでも貴重です。記録色。

1/10 16:18

社。記録色。

1/10 16:19

晃花殿。記録色。

1/10 16:20

島錦。やや淡い紅に白の絞りが入るちょっと珍しい品種です。ここに載せたのはちょうど花の見頃だったもので、ほかにも花の終わりかけ・これからの品種もたくさん。たまたま見つけて入った感じですが、久しぶりにボタンをたくさん観られて満足です。記録色。

1/10 16:33

ぼたん苑を後にして家路につきます。10分ほどで上野駅着。日比谷線で帰ります。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

10Lナップザック

感想

only-kaimon

・・・

バレエを観に行くついでに上野公園界隈を散策の巻。

今回の公演は日本人なら誰でも（たぶん）知ってるシンデレラ。2024年に観に行ったマーメイド（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7311315.html ）と同時期にチケットを取っておいたものです。

奇しくもマーメイドの時と同じく今回も2階席の最前列と良い席を引き当てており、前々から楽しみにしていた公演でもありました。


当日、まずは湯島天神からスタート。中学の部活を思い出しながら境内をサラッと回って次に不忍池。不忍池は全周に赤線を引こうと思っていましたが鵜の池が動物園内である事をすっかり忘れていて計画失敗。

不忍池の後は上野公園の小ピーク2座を踏んでから主目的のバレエへ向かいました。ちなみにバレエの後は「広島ふるさと祭り」と上野東照宮、上野東照宮ぼたん苑の冬ボタンを見て帰宅。


さて本題のバレエですが、近くの席のご婦人が言っていた言葉通り、Kバレエの公演は本当に「綺麗な舞台」です。もし自分が女性に生まれていて仮にバレエなんて習っていたらこの舞台は憧れだろうな…と思う次第。

東京文化会館は初めてでしたが、緞帳がツヤッツヤで木を使った独特の内装など「昭和の格式高い感じ」があってゴージャスでした。

音楽はプロコフィエフ。スネアとかピアノの使い方が「プロコだな～」と感じるあの音楽を久しぶりに味わいました。あとオケ関連ではオーケストラピットが妙に深く見えたのが気になった点。

劇中で「12時までに帰ってくるように」という仙女の言いつけや、四頭立ての馬車はどう表現するのか気になっていましたが、これもなるほどという感じでした。

バレエの楽しみ方として合っているのか分かりませんが、お話のスジを振付でどう表現するのか？という要素は自分の中ではかなり面白く、着目しているポイントです。

今回のシンデレラもとても楽しく満足。チケットの価格帯や土日公演の異常な競争率を考えるとなかなか観に行けるものでもないので、秋冬でまず2公演バレエを観られたのは良い経験になったなと思う次第です。

山行の遠征や旅行、プロ野球観戦や櫻坂46のライブなどに振り分けるリソースを考えると、バレエ鑑賞は一旦ここで打ち止めかな。機会があれば行きたいとは思いますが、そこまで富豪ではないのでなかなか…。お金は大事だなあ。