ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 768577
全員に公開
ハイキング
鳥海山

郷土の英雄白瀬矗を訪ねて

2015年11月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
M-ck denki398 その他3人
GPS
07:40
距離
5.7km
登り
623m
下り
628m

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:00
合計
7:41
8:49
461
スタート地点
16:30
ゴール地点
前日の夜に会長より、白瀬の三角点に行かないか、との電話が。
天気が良さそうなので、秋田駒に行こうかと思っていたが急遽予定変更。
上玉田川の終点へ2台で向かう。
最初は沢登、時折走るイワナを見ながら歩みを進める。
一時間ほど登り二股の間の尾根に取りつく。藪の急斜面だ。
急斜面を登り終え、稜線に取りついても藪は変わりない。
藪を漕いで秋田、山形の三郡の境界が今日の目的地。
そこにはひっそりと石の標柱が倒れていた。
ここでお昼とし、倒れた標柱を直してこのままピストンではつまらない、周回しようという話がまとまり周回することに。
これが地獄の始まり。猛烈な根曲竹の藪を歩くはめに。
しかし、こんな藪の中にも先人の痕跡がブナに刻まれていた。
つるべ落としの太陽と競争するように藪を漕ぎ、どうにか明るいうちに下山することが出来ました。

やれやれ、これが今年の靴納か?

白瀬が建てた三角点、と言われていましたが、実際は白瀬の偉業を讃えて建てたのではないか、という事です。
天候 今の時期貴重な晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
コースは無し。沢登と激藪漕ぎ
その他周辺情報 過疎の村
上玉田川の終点から出発
2015年11月22日 08:53撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 8:53
上玉田川の終点から出発
まずは沢登から。登山靴では滑る。
2015年11月22日 09:11撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:11
まずは沢登から。登山靴では滑る。
きれいな小滝もある
2015年11月22日 09:14撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 9:14
きれいな小滝もある
時折イワナが走るが、どれも小さい
2015年11月22日 09:18撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/22 9:18
時折イワナが走るが、どれも小さい
まさかこの山にも登るとは・・・
2015年11月22日 09:27撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 9:27
まさかこの山にも登るとは・・・
ここから右の尾根にとりつく
2015年11月22日 09:38撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 9:38
ここから右の尾根にとりつく
周辺は山ワサビだらけ
2015年11月22日 09:39撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 9:39
周辺は山ワサビだらけ
猿なら座れそうなサルノコシカケ
2015年11月22日 10:08撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/22 10:08
猿なら座れそうなサルノコシカケ
こんな姿に成っても生きているブナの生命力
2015年11月22日 10:28撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 10:28
こんな姿に成っても生きているブナの生命力
ようやく鳥海山が見えてきた
2015年11月22日 10:31撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
11/22 10:31
ようやく鳥海山が見えてきた
2015年11月22日 10:37撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 10:37
1日より雪が大分減っている
2015年11月22日 10:57撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/22 10:57
1日より雪が大分減っている
早くこの斜面を滑りたいな
2015年11月22日 10:58撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/22 10:58
早くこの斜面を滑りたいな
2015年11月22日 11:02撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 11:02
三角点発見。正確には林班境ではとのこと。
2015年11月22日 11:12撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 11:12
三角点発見。正確には林班境ではとのこと。
表には451の数字、裏には山の文字が
2015年11月22日 11:27撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 11:27
表には451の数字、裏には山の文字が
2015年11月22日 12:01撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 12:01
2015年11月22日 12:03撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 12:03
2015年11月22日 12:16撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 12:16
四十五年四月二十一日のナタメ
2015年11月22日 12:37撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 12:37
四十五年四月二十一日のナタメ
こちらは斉藤与七の文字が
2015年11月22日 12:45撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 12:45
こちらは斉藤与七の文字が
山頂が姿を現した
2015年11月22日 13:12撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/22 13:12
山頂が姿を現した
ズームすると虫穴岩がみえる
2015年11月22日 13:12撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
11/22 13:12
ズームすると虫穴岩がみえる
三滝・・・
2015年11月22日 13:15撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/22 13:15
三滝・・・
井上鉄五郎さん
2015年11月22日 14:11撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 14:11
井上鉄五郎さん
みごとに絞り上げられたブナ
2015年11月22日 14:22撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/22 14:22
みごとに絞り上げられたブナ
激藪に突入
2015年11月22日 14:39撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 14:39
激藪に突入
2015年11月22日 15:53撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 15:53
日が暮れる〜う
2015年11月22日 16:03撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/22 16:03
日が暮れる〜う
2015年11月22日 16:03撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/22 16:03
杉の植林地を降りて林道に到着。
やれやれ日暮れに間に合った
2015年11月22日 16:12撮影 by  SP-820UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/22 16:12
杉の植林地を降りて林道に到着。
やれやれ日暮れに間に合った
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:469人

コメント

昨日はありがとうございました♪
兄さんのサポートがなかったら激藪の中で心の病気になっていたかもしれません

ですが不思議なことに林道についた瞬間、藪漕直登の辛さを全部忘れてしまったような気がします(´∀`;)

ここ数年でなにかに感染したようです。
2015/11/23 19:58
Re: 昨日はありがとうございました♪
昨日はお疲れ様でした。
あの激藪は百宅から赤水沢を登行して以来でした。
それにしても根曲竹の藪は手強い。マイタケ採りでもあんな藪はあるかないよ。
心の病は治りにくいので気おつけるように
でも直ぐに忘れたようなので大丈夫だね。
2015/11/23 20:42
お疲れ様でした。
初めまして。mountrexと申します。私も今年、この県境稜線の藪を漕いで三滝山まで行ってきました。嫌になるほどの藪は正に「泳ぐ」に相応しい場所でありました
問題の標石は三角点や図根点などではなく、国有林境界石標のようですね。番号が刻印されていますので、連番で他の場所にも設置されています。現在、管理されていれば、コンクリート標かプラ杭になるようです。石標はコンクリ前に使われていたもので、それなりに古いのですが、林班の再編、国有林の払い下げなどで廃点、残置されているものが多いです。もしかすれば昔の1/5000の林班図に載っているかもしれません。

それにしても、最深部の貴重なレコ、じっくり拝見させていただきました。
ありがとうございます
2015/11/23 22:15
Re: お疲れ様でした。
mountrexさん、こんばんは。また初めまして。
三滝山に登っておられたのですね。あの激藪を越えて。
あの藪は歩くというより、まさに泳ぐ、と表現した方がいいですね。
同行者によれば、あの標柱はやはり三角点ではなく、もともと有った林班境に白瀬中尉の偉業を記念し、451(白瀬が南極に行ったのは明治45年1月)と彫ったのではないか、という事でした。
それにしても先人は、あの山奥までどういう装備で行ったのか気に成ります。
昔の装備であの山奥に入ったら、現代人は間違いなく遭難ですね。

自分も父の形見のマタギナガサを愛用しています。まだ健在ですが(笑
2015/11/23 23:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら