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Yamareco

記録ID: 768645
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

真っ白ガスで雪のない常念岳

2015年11月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:38
距離
13.1km
登り
1,682m
下り
1,626m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:28
休憩
1:10
合計
10:38
5:16
14
スタート地点
5:30
5:36
251
9:47
10:04
70
11:14
11:47
53
12:40
12:50
175
15:45
15:49
5
15:54
ゴール地点
ゴール直前でログが途絶えしまいました.
最初の急登を調子に乗って登っていくと,樹林帯を抜けてからの岩場で地味に効いてきます(前常念岳~常念岳間は標準CT通り^^;).いつもは寝不足気味で登るのに今回は熟睡し過ぎたから?とか最近運動不足でとかぐだぐだ言い訳しています.
天候 朝時折日射しあり、昼以降曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股駐車場:100台くらいはとまれそうです。トイレあり(汲取式)
コース状況/
危険箇所等
しばらく林道を歩いた後に樹林帯の急登、樹林帯を抜けると大きめの岩場が前常念から常念岳まで続きます。樹林帯は登山道に木の根がたくさん張り出しており、引っ掛けて転倒しないよう注意が必要です。岩場は滑りにくい岩肌ですが擦ると相当痛いです。
その他周辺情報 安曇野市街地に向かう途中に安曇野蝶ヶ岳温泉ほりでーゆがあります。
http://www.holiday-you.co.jp/spa.html
予定より1時間半も寝坊しました。この時点で蝶ヶ岳経由を断念。5時過ぎでも真っ暗。
予定より1時間半も寝坊しました。この時点で蝶ヶ岳経由を断念。5時過ぎでも真っ暗。
日射しが。好天を「常」に「念」じて登ります。
日射しが。好天を「常」に「念」じて登ります。
2166地点。
樹林帯を抜けて展望が開けてきました。
樹林帯を抜けて展望が開けてきました。
唯一のハシゴ。実は下りの時に若干ルートを外してハシゴの脇に出てきてしまいました。
唯一のハシゴ。実は下りの時に若干ルートを外してハシゴの脇に出てきてしまいました。
見えてきました。
見えてきました。
前常念の直下にある石室
前常念の直下にある石室
石室の内部。風雨(雪)の際はありがたい存在。
石室の内部。風雨(雪)の際はありがたい存在。
ライチョウに見えるのは私だけでしょうか?
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ライチョウに見えるのは私だけでしょうか?
山頂に到着。これらがなければ山頂かどうかもわからないくらい真っ白ガスの中。
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山頂に到着。これらがなければ山頂かどうかもわからないくらい真っ白ガスの中。
来夏は表銀座縦走でまた来よう。
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来夏は表銀座縦走でまた来よう。
真っ白ガスの中でも無事登頂は感無量。夏に登った穂高連峰を拝めないのが残念。
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真っ白ガスの中でも無事登頂は感無量。夏に登った穂高連峰を拝めないのが残念。
ガスの湿気でプチエビのしっぽ。
ガスの湿気でプチエビのしっぽ。
西からガスが流れてくるので穂高や槍は見えません。冷えてきたので下山します。
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西からガスが流れてくるので穂高や槍は見えません。冷えてきたので下山します。
岩が白い。時折日射しを浴びるとキラキラします。
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岩が白い。時折日射しを浴びるとキラキラします。
前常念まで下りてくると下界がくっきりと見えてきました。
2
前常念まで下りてくると下界がくっきりと見えてきました。
蝶ヶ岳ルートとの分岐です。日没までに下りてきました。
蝶ヶ岳ルートとの分岐です。日没までに下りてきました。
登山道に入って少し行ったところの表示。写真の左側を行きます。落ち葉で道が分かりづらくなっていました。
登山道に入って少し行ったところの表示。写真の左側を行きます。落ち葉で道が分かりづらくなっていました。

感想

今夏,前奥穂に登った時に見た常念岳の姿が忘れられず,常念岳から穂高を眺めてみたいと思っての山行でした.今年最後の北アルプス無雪期登山と冬化粧をし始めた槍穂高を拝みに出かけましたが,ガスで真っ白な山頂でした.

当初の計画は,常念岳から穂高を眺めつつ蝶ヶ岳をまわって三股に戻るルートでしたが,1時間半もすっかり寝坊してしまい必然的に常念岳ピストンになりました.三股駐車場で車中泊でしたが,寒いと思いダウンシュラフにオートキャンプで使っている布団のようなシュラフを重ねて寝たので,暖かすぎて思いの外熟睡してしまいました.朝は車内は9℃,外は5,6℃だったと思います.

駐車場は昨夜22時の時点で20台ほどの車が駐車していましたが,朝もほとんど増えていなかったと思います.常連の方は「天気悪いから今日は少ないね」と言ってました.

しばらく川沿いの林道を行くと入山ポストがあり,そこから登山道が始まります.いきなり急登が続き,「急登が続くので体力に自信のない方は引き返して下さい」というような内容の看板を何度か目にしました.確かにこの急登はその後の樹林帯を抜けてから前常念〜常念岳間の岩場で地味に効いてきます.

前常念から上はかなり大きな岩が連なり,ペンキマークがやや薄い所もあってルートファインディングに注意が必要ですが,大きくルートを外れることはないと思います.白い岩の上が黄色くなっている(皆さんが踏んでいった)ところを見て登れば間違いないでしょう.

常念避難小屋との分岐から山頂までは最後の急登となりますが,先日の雪がほんのわずかですが一部で凍ってるところがありました.ただ,いたずらにそこを踏まなければ滑ることはありません.

山頂はあいにくのガスで真っ白.祠と標識がなければ山頂かどうかも分からないほどでした.幸いほぼ無風で(そのためにガスが晴れないのですが)したので気温以上に寒い思いはせずに済みました.霧氷がありましたが,ザックの水は凍っていないので0℃までいくかどうかといったところでしょうか.

景色はあいにくでしたが,雨やみぞれに降られることもなく下りて来られたのでよかったです.雪になればそれはそれでよかった(期待した)のですが,それはまた日を改めてということで,来夏は表銀座の縦走でまた来ようと思いました.

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