雪崩レスキュー講習 手稲スキー場
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
山スキーを始めるにあたって。
ツアーで初心者クラスで教えてもらうにも、雪山三種の神器が必須条件との
ことで、まずは道具を揃えましたが、使えねばということで受講です。
内容
ビーコンチェックの方法
雪崩のメカニズムについて解説
積雪断面観察
埋没体験
昼食休憩 50分
ビーコンサーチ
ゾンデ捜索
チームレスキュー
搬送および低体温症について
15分以内に捜索できないと、生存率が少ないとのこと。
(15分でほぼ意識を失い、その後は脳に障害が残る率が高まる)
雪崩に遭遇したら、救助隊を待っていては、到着した時点で
おそらく遺体捜索になってしまうということを教わりました。
現場にいる者、自分自身が捜索しないとなりません。
チームレスキューで、一人だけ捜索の時はよかったのですが、
複数人捜索時には、スムーズに行うことができなかった・・・
15分をタイムリミットと考えた時に、2人目と3人目の方の命を
救うことができなかったことになります。
訓練とはいえ、厳しい現実です・・・涙
残念ながら、ビーコンを所持していない方を15分以内に探し掘り出すことは、
完全に埋没してしまっていたと想定したら不可能なことです。
そして雪を掘る作業は、かなりの労力を使います。
軽いスコップを買いましたが、柄が長くてしっかりしたものの方が
作業効率はよいですね・・・
2班に分かれて行ったので、6人おりましたが、掘る作業は
最前列の2人を筆頭に、交替しないと掘れ進めませんでした。
ゾンデ捜索は、もう生存の望みはほぼない段階の捜索となってしまいますが・・・
ゾンデ棒で人に当たる感触がわからずに、枝や氷など固いものにHIT
したら間違えてしまいやすかった。
繰り返し、使い方の練習も行わないと、いざその場面に遭遇した場合
冷静な対処はできないと感じました。
携帯電話の電波が、邪魔することもあるようで、電源は切るか、
ビーコンの近くになるポケットにはいれないようにとの注意が
ありました。
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