絶好の天気の中、高雄〜清滝〜小倉山〜嵐山を歩く
- GPS
- 05:20
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 502m
- 下り
- 613m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:17
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中ロープのある所や沢沿いの岩場などもあるが、概ね非常に良く整備された道が続く |
その他周辺情報 | スタートの高雄、ゴールの嵐山とも有名な観光地で、飲食・土産物・トイレなどは揃っている |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
絶好の快晴の中、登山会行事で京都の名所・高雄から小倉山を経て嵐山までのコースを歩く。丁度紅葉の真っ盛りのはずなので期待して出かけたが、駅に着いた途端カメラを充電していてそのまま忘れてきたことに気づく。今更家にも戻れないので今日は残念ながら携帯写真で我慢することに・・・。
京都駅からJRバスで目的地の山城高雄まで行くが、この路線に乗るのは初めて。しかし京都駅を出て一番手前にJRバスの乗り場があり、ほとんど探すこともなくバス停に並ぶ。10分ほど前から並んだが、発車する頃には立ち席が出るほどの人数になった。後で聞いた話では、その後の時間帯では臨時バスが出たとのことなのでやはりかなりの人出のようだ。
目的地の山城高雄で下車し、集合時間までの空き時間を利用して近くの紅葉の名所・神護寺に登ってみる。まだこの時間帯は人も少なく、しかも行き交う人々の会話はほとんどが中国語で、たまに日本語が聞こえてくると「ああ日本の人だ」と・・・一体ここはどこなんだろう。バス停から一旦下り清滝川に出るが、紅葉はあまり進んでいる様子はなく、落葉も色づいておらず枯葉となっている。赤くなる前に落ちてしまっているようだ。
清滝川を渡ると神護寺への登り階段が始まる。飲食店・土産物店などが開店準備に入っている。橋の欄干の赤、床などの赤い布や赤い番傘が紅葉より鮮やかに目立っている。神護寺の中は夜間のライトアップの時間帯と昼間では入れ替え制のようで、この中は紅葉がきれいかもと思わせるが、集合時間まで余り時間がないので、山門まで登った所でUターン。今度も下って登る逆コースでバス停に戻る。もうこの時点で一汗かいてしまい、また神護寺まで登ることになったらやだなあと思っていたが、幸いにして今日の行事では神護寺はルートに入っていないとのことでほっとする。
参加者が集まって改めてバス停よりスタートを切る。バス停では邪魔になるので暫く歩いて清滝橋手前の広場でスタートのレクチャー。本日の参加者は総勢17名となった。清滝橋を渡って暫く清滝川の渓谷美を眺めながら川沿いに歩いて行く。途中整然と並び手入れも非常に行き届いている杉の美林帯も抜けていく。この辺りは東海自然歩道と京都一周トレイルのコースでもあるため、所々に案内表示や地図なども見られる。道もほとんど平坦路で、幅も広くよく整備されている。一旦川を渡って反対側を歩くが、暫くすると林道(一般道?)に出る。清滝で小休止を取り、つい最近登った愛宕神社への参道入口の鳥居を横に見ながら「とえんきょう」と書かれた赤い欄干の橋を渡る。
ここからまた清滝川に沿って歩くことになるが、先程までとは若干状況が変わってきて、石が多くなり、岩場なども有るため滑らないよう注意する。道も狭くなり、一般の登山道のようにすれ違うことも困難な細い所も出てくる。清滝川は水量もそこそこあり、流れもかなり速い。落ちることはないだろうが、落差のある所も多々有るので、落ちたら大変で、家族連れが河原で食事などをしている風景では小さな子どもは心配だ。名前は有るのかどうか分からないが、途中で今回唯一滝を見ることもできた。米買道分岐の広い河原で再度小休止。ランチタイムにしようということになったが、まだちょっと早いので、先に進むことにする。
落合を過ぎるとまた車道歩きになる。山道で狭い所やカーブも多いので、車には要注意だ。道路からは所々保津峡の渓谷美が眺められ、トロッコ電車?が渡る橋も見られる。10人ほどの鉄道マニアがカメラを構えている場所があり、「あと2分くらいで来る」と教えてくれたので橋を渡る所を写真に収めた(携帯写真だが)。車道を上りきった六丁峠の分岐点で再度の小休止。ここからはトレイルコースから外れて険しい山道に入る。険しい崖の横腹に危なげな橋が架かっている所や、結構長い距離ロープが張られている急坂もある。10分ほどそんな道を歩くと、嵐山・高雄パークウェイの横に出る。「ドライブウェイ内歩行禁止」の看板を見ながら先に進むが、ここからは思いも寄らぬ立派に整備された歩道になる。大きなコンクリートのブロックが整然と並べられた道で、車でも充分入れる広さもある。JRが整備したということだが、何か無駄に立派すぎるという感もある。道は立派だが、そこそこ傾斜もあり登りは結構疲れる。小倉山に入る登山道入口は確か標識もなく?分かりにくそうな場所から道路側壁を上がっていく。小倉山頂上(296m)で丁度昼時になり、ここでランチタイム。山頂はなだらかな広場になっているが、回りは樹木のため見晴らしは良くない。
下山は少し急勾配になり、土や落葉で滑り易い。途中展望が開ける所があり、京都市街地が一望できる。近くの嵐山一帯やぽつんと頭が並ぶ雙ケ岡、遠くは京都タワーがひときわ高さをアピールしている。ここから先も少し勾配が急な坂道が続き、まだ新しそうな獣害防止用の鉄網に沿って下っていく。
「嵐山公園はここまでです」の看板を過ぎると周りの状況は一変し、観光客で賑わう嵐山公園に入っていく。ここから先は大混雑になり、帰るルートもそれぞれ違うため解散となる。嵐山もあまり紅葉は進んでいないようだが、今までの登山ルートと比べると大違いで、やっと紅葉が見られたという感じになる。ボートも目一杯出ているという感じで、この辺り一帯人人人の大混雑ぶりだ。渡月橋などは橋の上が超満員で、「渡月橋は左側通行です」というアナウンスが頻繁に流れている。隙間がないほどの混雑した道路を暫く歩き、JR山陰線嵯峨嵐山より帰途についた。
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