岩殿山・稚児落し


- GPS
- 05:20
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:21
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
強瀬登山口・岩殿登山口のコースは通行止のため、畑倉登山口まで国道を歩く。登山道は整備されているが、滑りやすく、意外に急登。一気に山頂まで登ると、秀麗な富士山の姿が目の前に。まさに絶景!
岩殿城の遺構を見学して、「稚児落し」へと向かう。途中の「鎖場コース」では、重い体を引き上げるのに苦労したが、さほど恐怖感はなかった。その先の「カニの横這い」は崩落のため通行禁止。長いロープで急斜面を下り、林間の迂回路を進む。本線に復帰して、天神山を通過し、「稚児落し」へ。織田軍に攻められ逃げる際に、泣きだした赤子を投げ落としたというのが、その名の由来なんだそう。圧巻の光景だが、岩の上は意外に広く、あまり端に寄らなければ怖くないので、腰を下ろして休憩。
あとは下山の予定だったが…このまま下りるのは惜しい。下りた後の舗装路歩きを考えると気持ちが萎える。時間はあるので、来た道を折り返すことに。帰りは「林間コース」を通ってみる。落ち葉が深く歩きづらい。行きは「鎖場コース」で正解だった。岩殿山まで戻り、少し影になった富士山に別れを告げて下山。ピストンだったら、畑倉登山口の駐車場に停めていればよかった。
ついでに「鬼の血」「鬼の盃」に寄ってみる。登山道にあった「鬼の岩屋」も含めて、桃太郎伝説にまつわる場所なのだとか。だから登山口に桃のマークがあったのか。桃太郎と言えば岡山だと思っていたが、実は日本各地に伝説があり、ここ大月もその一つ。あの有名な「猿橋」は、桃太郎がサルを家来にした場所だという伝説があるそうだ。
富士山の眺め良し、登山道のアスレチック要素あり、歴史・伝承あり。とても楽しかった。
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