厳冬期の乗鞍岳(撤退)


- GPS
- 07:58
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 7:58
天候 | 登山口:曇り、避難小屋からガス、風、小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
厳冬期の乗鞍岳日帰り登山に初めての挑戦をした。
駐車場は6時過ぎに到着。10台程度の車が止まっていたが、人の気配なし。気温は⁻9℃。明るくなった来た頃に出発。目の前のゲレンデにはあまり明確なトレースはなかったのでなんとなくスタートするも直ぐに駐車場に戻りワカンを付けて再スタート。1名の登山者と共に登り始める。
スキーリフトやゲレンデ内のレストハウスを見ながら1時間程度スキー場を登るとスキー場最上部のツアーコース入口に到着。不明瞭なトレースと柔らかい雪で思いのほかペースが上がらない。時折抜いてゆく人はほとんどBCスキーヤー。
高度を上げて行くと出発時に見えていた山頂がガスで見えなくなり、ツアーコース終点(位ヶ原小屋分岐)に到着するころには怪しい天気になってきた。事前調査でこのコースはホワイトアウト時にルートファインディングが困難になると聞いていたので、時折後方の景色を確認しながら登り続けた。念のためにナビとしてスマホとガーミンウォッチにGPSルートが入れてあるが、避難小屋(肩の小屋口)到着時には寒さと強風でナビの確認も難しくなってきた。低温/強風の状況下ではグローブをしたまま頻繁に位置確認できる方法を考え直した方が良さそう。
避難小屋付近では4〜5名の登山者が強風とガスで何も見えない山頂の方を見ながら撤収した。肩の小屋に向けて登る人が1名居たので追うも数分で見えなくなり、そのまましばらく登るも肩の小屋は見えず、後方の避難小屋も見えなくなったので撤収を決める。
下山時には時間的余裕があったので小屋(位ヶ原)に寄ってお汁粉を食べ暖をとる。下山時に小屋に寄る場合はツアーコース終点の分岐看板まで下りることなく急斜面手前で左側に見える車道に合流して赤旗沿いに歩けば良いとアドバイスされそのルートをたどった。
御嶽山、仙丈ケ岳に次ぐ厳冬期の3000m挑戦は撤退になったが色々と体験や勉強ができて有意義な登山で楽しめた。
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