美ヶ原


- GPS
- 03:17
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 164m
- 下り
- 165m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は昨年より少ない。これからを期待するが、来週から最高気温が3月並みに。 |
写真
感想
今年初めてのスノーハイキング。
王ヶ頭ホテルのリアルタイムカメラで毎日確認しているのですがが、なかなか積雪量が増えない。来週は暖かくなって雪が解けるので、昨日行ってきました。
それでも、気温はマイナス10℃で、寒かったです。
目出し帽をかぶってしまいました。
山本小屋手前から雪原に入り、少し上がると、北アルプスが見えました。
まだ朝早かったので、雲もなく、穂高岳から鹿島槍ヶ岳、白馬岳まで一望でした。
小蓮華岳まで見えたのに興奮しました。
妙高・火打・戸隠方面は雪模様でしたが、四阿山と浅間山はキレイでした。
八ヶ岳から富士山、鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳はいつも見る風景です。
昨日は、南アルプス全山が見渡せました。
北岳、間ノ岳、荒川三山、赤石岳、聖岳、たぶん塩見も。
光岳はここから見るとはっきりしませんが、見えているそうです。
中央アルプスも全山見渡せました。空木岳もくっきりと。
御嶽山、乗鞍岳、焼岳は眼前に迫ります。
浅間山の右肩から御座山の間、遠くに上州方面が見えます。
赤城山だと思うのですが、次に同定したいと思います。
晴れていれば、苗場山、谷川岳、上州武尊も見えるのではないでしょうか?
本当に、中部山岳地帯のおへそみたいな山です。
また、来月に来たいと思います。
今月後半は3月のような気温になりそうです。心配です。
地球温暖化による影響は深刻です。
世界で400億トンの二酸化炭素が毎年排出されています。
2050年までに実質排出ゼロを目指していますが、気が遠くなります。
400億トンの4割が発電から、3割が工場排出、2割が交通排気です。
産業革命前から+1.5℃に抑えることが目標ですが、既に殆ど達しています。
登山も大きな影響を受けていきます。
雪渓が無くなり、植生が変わり、動物の生態も変化していきます。
雪山として楽しめる期間も大幅に短くなっています。
美ヶ原でスノーハイキングを楽しめるのは、約1か月間になりつつあります。
2月後半は残雪期で、3月は春山となります。
根雪になるのは12月後半です。
異常気象ではなく常態化しています。
天候と気温は安定せず、1月なのに3月なみの気温になります。
最低気温もどんどん上昇しています。
今年は御神渡りに期待したのですが、1月後半の気温上昇で厳しそうです。
なんとかしたいのですが、なかなか難しいです。
電力を全て再生可能エネルギーに変換するのには時間がかかります。
EVも電気が必要ですので、促進すれば、電力量は増えます。
工場排出も削減する技術は存在しますが、コスト高です。
CCSによるCO2地中固定化も可能なのですが、コストの壁が問題です。
できることは限られていますし、時間も残されていません。
美しい地球や自然を守り、共生していくためには、意識改革しかありません。
瀬戸際に追い込まれる前に、全人類が変わる必要があります。
コスモクリーナーのように一気に解決できる技術が開発されれば良いのですが。
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