南山から宮ヶ瀬湖
- GPS
- 02:59
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 553m
- 下り
- 353m
コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:58
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:「鳥居原ふれあいの館」から神奈川中央交通バス「橋本駅北口」バス停〜橋本駅北口 |
その他周辺情報 | 下山後の食事: 鳥居原ふれあいの館 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
飲料
|
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感想
宮ヶ瀬湖一帯は、「宮ヶ瀬湖畔エリア」「ダムサイトエリア」「鳥居原エリア」の3つの地区に分かれています。我等は、本厚木駅からカナチューバス(神奈川中央交通バス)に乗って45分、「ダムサイトエリア」の入口にあたる、終点の「半原」で下車しました。
中津川を渡り、穏やかなせせらぎに沿って、のんびりと歩き始めます。川瀬には一羽の白鷺が佇んでいました。
目的地の南山へは県立あいかわ公園を通り抜けて行きます。広大な公園は芝が綺麗に整備され、ゴルフコースのようでした。〔風の丘〕からダム管理事務所の方へ上っていくと、前方でサッと猿が通ったのが見え、辺りをうかがいましたが、もう姿は見えませんでした。
山道入口には「ヤマビル注意」の看板とともに、念入りにヤマビルの説明板や撃退スプレーの保管箱が取り付けてありました。この時期は安心ですが、梅雨から夏季にかけては危険なところだと理解しました。
木の階段をどんどん上ります。なかなかしんどい。さっきまでひんやり肌寒かった身体も火照りはじめ、上着を取っ払います。上り階段に気が滅入りそうなところで鉄塔が見えてきました。見晴らしが開け、久しぶりに晴れ渡った雲ひとつない紺碧の空を仰ぎます。その先のあずまやからは、たくさんのススキがそよぐ向こうに横浜市街が一望できました。
更にもうひとふんばり登って、南山山頂に到着。眼下には宮ヶ瀬湖が広がり、後方に丹沢山塊が聳える奥行きのある光景。山頂に立つ満足感は、低山も高山も同じものがあります。
歩きやすい尾根道を行くとすぐに、コース脇に鎮座する真紅の顔が二匹。我等が歩み寄っていっても微動だにしません。人に慣れているのでしょうか。急接近すると、ようやく紅い尻を向けて山へ入っていきました。
南山遊歩道から、やがて権現平に着きました。賑やかな人声が聞こえてきて、テーブルやイスが充実した広場に出ると、数人のグループが酒宴?を繰り広げていました。更に展望台からは、宮ヶ瀬ダムを背後から望む圧巻の展望。来年は、ここで山ごはん(山酒宴)をすることに決定!?
ここからはひたすら下ります。車道に出て「鳥居原ふれあいの館」へ。行楽日和とあって、マイカーで駆けつけた行楽客が押し寄せて賑わっていました...。
〔感想〕
「神奈川県の水瓶」と称される宮ヶ瀬湖は、中津川を宮ヶ瀬ダムによってせき止められてできたダム湖だが、かつては美しい渓谷だっだらしい。中津川は、丹沢山地のヤビツ峠付近を水源とし、本谷川や大山を水源とする唐沢川と合流して宮ヶ瀬湖へ流入する。神奈川の人たちは、昔も今も丹沢山塊の水の恩恵を受けて生活している。
駅からバスで40分以上かかるが、都心から近いので、トータル・アプローチとしては悪くない。次回は、充実した山ごはんを伴う計画を練ろうかと思う。
昨今、宮ヶ瀬湖畔は、ジャンボクリスマスツリー発祥の地として有名だ。約30メートルもあるモミの大樹に電飾を施し、イルミネーションを楽しむ人が、毎年30万人も訪れるらしい。
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