祖母山 山頂は雪 尾平-黒金山尾根-宮原ルート

2015年11月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,282m
• 下り: 1,299m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:05

7:00 尾平登山口
7:38 7:38 宮原分岐（吊り橋）
9:33 9:33 天狗岩屋
9:52 9:52 天狗ノ分かれ
10:55 11:00 祖母山
11:20 12:05 祖母山九合目小屋
12:45 12:45 宮原
13:22 13:22 二合目分岐
13:52 13:52 宮原分岐（吊り橋）
14:05 尾平登山口

コースタイムは約8時間です。コースタイムがやや長い為、写真撮影は最小限に抑え、途中の展望個所にもほとんど寄りませんでした。
積雪エリアに入ると、藪こぎ？箇所はスズタケに乗った雪が落ちてきます。フードを装着しないと頭が濡れてしまいます。
山頂では風こそ少なかったが、気温が低くガスもあり休憩する気にならなかったです。

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾平登山口へは自家用車でアクセス。
高千穂から県道7号線で約1時間ほどで登山口まで到着します。
7号線は一車線の箇所がほとんどです。
積雪・凍結箇所はありませんでした。

コース状況／危険箇所等

積雪期に移行するギリギリのタイミングのため、積雪はありましたが、アイゼンなしでも登山可能でした。
黒金山尾根ルートの山頂手前の登りでは、岩が凍っていたため、慎重にロープを頼りに登ることになります。
来週以降なら黒金山尾根ルートでは、冬山装備が必要になると思います。

写真

11/28 7:19

尾平登山口です。
登山届のポストがあります。

11/28 7:24

登山口からすぐトイレがあります。

11/28 7:38

分岐点。”右：黒金山尾根ルート＝ややハードで登りで使う、左：宮原ルート＝一般向き”だそうです。
黒金山尾根コースを進みます。

11/28 7:44

吊り橋。

11/28 7:51

吊り橋からの眺めです。

11/28 7:52

建設用足場で作られた橋もあります。
大丈夫か？と思いながら渡ります。

11/28 7:57

難所？渡渉の先にはコケの生えた滑りやすい1枚岩があります。
滑りそうなので、左端の枯れ木につかまりました。。

11/28 8:07

このあたりから登りがきつくなりました。
所々ロープがありました。

11/28 8:43

尾根には歩きやすい個所もあります。

11/28 8:51

コケの上に雪が残っています。
少し癒されました。

11/28 9:03

スズタケが現れました。
藪こぎ感はありません。
このあと藪こぎっぽい場所もしっかりありました。

11/28 9:15

今の時期でつららが見られるとは思っていませんでした。

11/28 9:28

天狗の水場ですが、水もあるし滑りやすそうなので近寄る気がしません。先を急ぎます。

11/28 9:33

レンズが曇ってますが、岩屋のテント場のようです。

11/28 9:33

テント場を見上げると長いつららもあります。

11/28 9:51

開けた場所に出ると、いつも間にか景色が変貌しています。
霧氷がすごい。

11/28 9:52

黒金山尾根を登り切り稜線ルートへ合流です。
踏み跡があるので安心感があります。

11/28 9:55

見上げると霧氷が美しい。

11/28 10:00

ふもととは違い別世界でした。

11/28 10:00

霧氷の中を稜線ルートを進みます。

11/28 10:05

風が少なく、景色を見ていたら寒さも和らぎました。

11/28 10:29

じっくり写真を撮りたかったが、先が長いので進みます。

11/28 10:36

ハシゴが登場しました。
こんな使い方をするハシゴではないはず。。。

11/28 10:42

右下はちょっとだけガケのようになっていたと思います。
雪もあり滑りそうだな―と思いながら、ロープを握りしめて登ります。
この先から最後の登りとなり、滑りやすい岩場・ロープ・凍結箇所がいくつかありました。緊張を強いられました。

11/28 10:56

ようやく山頂へ到着。
休憩されている方が1名おられました。人に会い少し安心。

11/28 10:56

山頂はガスの中で景色が全く見えません。
風がないので思ったより寒くはなかったですが、先を急ぎます。

11/28 11:52

ほどなくして小屋に到着しました。
大きな小屋です。

11/28 12:00

ガスの中の霧氷もいいです。
下山は小屋のテン場を通り過ぎます。
1張テントが張られてました。

11/28 12:12

馬の背の途中からの眺めで天候が回復しつつあります。

11/28 12:12

振り返ると山頂はまだガスにつつまれたままです。

11/28 12:13

馬の背も霧氷の中を進みます。
変化に富んだいいコースです。

11/28 12:36

しばらく下ると霧氷の量が減ってきました。
体もぽかぽかに。

11/28 13:16

分岐手前まで下ると完全に霧氷もなくなり、植生も変化しています。

11/28 13:22

林道への分岐点だったかと思います。
なぜかレンズが曇っている。

11/28 13:49

下りきると渡渉ポイントがありました。
浅瀬で流れも緩く簡単に渡れます。

11/28 13:52

ようやく分岐の吊り橋まで来ました。

11/28 13:56

登山道を抜けトイレ前から振り返ると山頂が見えます。
最後に山頂が拝めました。
いい山旅でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-GM5 パナソニック

感想

takayamareco

晩秋のつもりで行きましたが、思わぬ雪があり、山頂付近では雪山登山の雰囲気でした。雪山ならではの景色も見ることができ、ふもとでは秋の装いもありで、変化に富んだ飽きることのない登山となりました。特に霧氷の木々がとても美しかったです。
しかし、ウェア・手袋選びを間違えていたらと考えると、ぞっとします。
微妙な時期だったため、夏山の装備で行くことができましたが、これからの時期は、確実に冬山装備が必要になると思います。
春にでもまた行きたいです。