塩谷丸山-遠藤山-於古発(オコバチ)山-小樽天狗山


- GPS
- 10:03
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 985m
- 下り
- 829m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
スコップ+のこぎり
スキーストックシールあるいはスノシュー
ビーコン
その他冬山宿泊個人装備(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石)
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共同装備 |
ツエルト
ストーブoptimusu supernova白ガソリン
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感想
前日は手稲山乗っこしして、時間超過で結構充実したので、その日のうちに支笏湖移動、風不死岳の山行を諦める。西野のやんけのウチに投宿して計画を練る。雪の多い小樽方面ならイグルーも作れるし、朝の電車で琴似から行けば良い、ってことで計画変更してぐっすり眠る。一回里に下りると、二回目に出かけるやる気を出すのはちょっと力がいる。
少し小雨が降った。もう今年の寒冷期は終わったのか。琴似駅魔はツルツルだ。函館本線で琴似→小樽→塩谷。塩谷丸山のトレースはかなり深くついている。二人に会った。山頂からは「オタモイ岬の鰊御殿〜」と思わず石狩挽歌。あれ、後志挽歌だな。南面のスキー滑降は踵固定で楽しんだ。あまり人は滑って無いみたい。
最低コルから遠藤山へののラッセルはきつかった。傾斜は無いのだけど、きょうのラッセルも楽じゃない。20kg背負って15センチ埋まる。一人は辛いなあ。明け方雨も降ったからこれまでのパウダーシーズンも終わってしまいぬ。
遠藤山の山頂でイグルー築城。連結ストックを梁にしてツエルトを通して内張りにする。吹き込みも冷気も来なくて快適なんだけどイグルー感がしなくてそこがなあ。でも概ね成功。ラーメン大盛り食べて「シベリアに惹かれた人々」の読書して眠る。電波も通じるのでトモエさんとラインでイグルー研究会議。
万が一ラッセル根負けで飛行機に乗り遅れるとやばいので、暗いうちから滑降に入る。コルからはスノーモービルのトレースがあり、オコバチ山の先の送電線まで世話になる。オコバチはいつの間にか山頂を過ぎていた。
今度はスキーのトレースもどこかから現れた。そのまま一緒に天狗山へ。リフト始業前点検中という感じの時間帯で、無人のゲレンデを華麗に滑り降りた。小樽の街が見渡せる良いスキー場だ。昔、ロープウエイに乗ったなあ。下に降りると、観光外国人と地元小学生スキー授業がたくさん。
バスがちょうどよい時間に来て、小樽駅まで運んでくれた。小樽を歩いてみたくもあったが列車の時間もちょうどよく、そのまま千歳空港直行列車へ。もう知っている小樽の街はどこにも無いのだろう。
千歳空港ではカラのガソリン缶を出して匂いを嗅がれ、準備して胸ポッケに入れておいたライターが、うっかり臭いシャツを着替えたら再びザックに入っていてまた開けさせられた。検査場ではお互い機嫌よくと心がけても気まずい雰囲気は漂う。
松本空港から市内へのバスではウクライナ系NY人と話がはずんでインスタ交換した。雪少ねえの話、外人多い話、イグルーの話、大学のアルパインクラブの話、ユタの雪山の話、スマフォのCGスキャンでBC道具を作る仕事の話、彼女のお土産に七味唐辛子の話、毎年ニセコと白馬を掛け持ちして2週間BCに来ている話。あっという間。
函館・スナッフルスのチーズオムレットを空港で16年ぶりに買って帰ったらウチで大いに喜ばれた。懐かしい。娘なんか包みセロファンの接着方法までおぼえていた。この週末の大学入試共通テストも首尾よく狙いの得点を仕留めたようで、良かった良かった。よいお土産になった。
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