車山・殿城山・八子ヶ峰 (車山高原BS〜蓼科湖BS)
長野県
Barklay
体力度について
- GPS
- 15:10
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,389m
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- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:11
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:00
| 天候 | 1日目 曇り(展望あり) 2日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
八王子 06:35-08:15 甲府 中央本線(松本) 甲府 08:28-09:08 茅野 あずさ1号(松本)￥920(指定席) 茅野駅西口�� 09:25-10:23 車山高原 白樺湖車山高原線￥2000 宿 プチホテルまほろば 素泊￥2800 [帰]蓼科湖前 15:20-15:52 茅野駅 北⼋ヶ岳ロープウェイ線￥1200 茅野 16:20-17:17 塩山 あずさ44号(新宿) ￥3410+指定￥920 塩山 17:20-18:56 立川 中央本線(立川) 立川 19:05-19:54 武蔵小杉 南武線(川崎) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[車山高原〜車山] 裏から回り込む 取り付きさえすれば道はわかりやすいが、たまに踏み抜く [殿上山〜大門峠] ラッセル地獄(もちろん林道も) 進入禁止と張ってあったけども理由よくわからず [ロイヤルヒルスキー場頂上〜2in1スキー場頂上] ラッセル地獄 平気で膝まで踏み抜く [女神茶屋から1.5km先(車道)] 恐らく1549m地点〜城の平横の十字路あたり？ 私有地につき立入禁止だそうで…スミマセン… |
| その他周辺情報 | リゾートローソン 蓼科界隈は観光地としては終わっているので このリゾートローソンが貴重な補給施設 白樺湖 すずらんの湯 閉館 茅野市は財政赤字を理由に蓼科界隈を完全に見捨てる模様 蓼科温泉浴場 小斉の湯 小斉の湯を利用 大人￥700 酸性湯だが特徴薄め 老夫婦が営む古い温泉でいい感じでした 道の駅ビーナスライン蓼科湖 道の駅要素は薄い複合施設といった感じ 和菓子屋、ソフトクリーム屋、お土産屋を利用 |
写真
スカイプラザとキッズゲレンデの間から裏手にかけて杭が並んでいるのでそこから入って迂回します。殿城山がちらりと見えてますね。
1
行き止まりの先をズボズボ行ってみようとしましたが無理でした。一応無雪期ならこの先にバリがあるみたいですが、雪庇尾根になっていたので無理かな…。そのキレイな蓼科山と八子ヶ峰で我慢してやる！
2
見返すとヤケに樹がキモいというか不気味ですが、林道から山道へ入るあたりの画像な気がする。なにぶんグロッキー状態だったもんで…。水筒落とすわゲイター破くわでさんざんですが戻る気力もなく…。
この景色見た瞬間、殿城山の方に回り込んで、そして地獄のラッセルしてよかった！と思いました。白樺湖全景に蓼科ドン、ここでしか味わえない…。
2
ということでいきなり朝に移りまして、ラッセル開始地点からです。気温はマイナス2度とそんなに寒くない。とはいえいきなりラッセルかぁ……。
ここまでに何をトチ狂ったかカービィを2回ほど書いてきましたが、比較にならないほど上手な雪上アート。ついでにスマホとカードケースどっかに落として心が折れましたね（近くに落ちてました）。
2
特に意識せず北アルプスらしきものを撮り(慣れないカメラと寒くてあまり余裕なかった)、家に帰ってよく見ればほぼ中央に槍が鎮座しているではないですか！！ なんたる奇跡。
2
ヒュッテアルビレオの標柱。青空に向かう鳥さんがかわいい。背景も南アルプスの稜線で映えますね。これで光量がもう少し調整できていれば…。
1
降りてきたら蓼科山登山口には思ったよりたくさんの車。昨日今日と一人も会わなかったのに…。この時間から登り始めてる人もいたんですけど大丈夫なのかな。
お馴染み郵便局シリーズ、今回は『蓼科郵便局』です。小さいながらもメルヘンで可愛い。お隣は銀のポストなるカフェでしたが冬眠中でした。
小斉の湯はそこそこ強い酸性泉だそうですが、無味無臭に近いです。露天と内湯が離れてるのは少し面倒ですが面白い構造です。なお熱い。
蓼科湖にて酒粕ソフト500円。神渡のとこの酒粕だった気がします。オーソドックスな酒粕味。向かいの和菓子屋さんのお餅もリーズナブルで美味しかったです。
1
装備
| 備考 | スノーバスケットはスノーシューと一緒にしておく 転んだら必ず荷物を落としてないか確認 |
|---|
感想
1日目
気温 たぶんプラス一桁?
風 微〜中
消費水量 600ml
イマイチ山間部の天気が安定しない…霧ヶ峰周辺も本日は曇りの予定だったので、ホワイトアウト上等と突っ込んだら思いの外展望あって嬉しい誤算です。しかしながらさー久々に雪山だ練習するぞラッセルするぞーと意気込んでいたらまさかのスノーバスケット忘れに早速トレッキングポールがお荷物になるというアクシデント発生。準備に手間取り、取り付き口に迷い(結局スキー場の人に聞きました)30分遅れのスタート。これからはスノーシュー着脱の時間も含めないとと反省です。
基本的にはトレースあるものの、踏み抜きもあるのでストックなしはなかなかしんどいかったですね…。ぐるっと回り込むので視覚的な圧力もなかなかのもの。最後の方はズボズボ急登…を横目に、爺さん集団がスキー場に広がって歩行…いやダメでしょそれは…案の定後ろから来たスキー教室の子らの邪魔になってるし…こういうのがいたら登山者が冷ややかな目で見られたり立入禁止措置取られても仕方ないと思います。
そんなこんなで車山登頂。風はそこまで強くないもののやや寒い。約4年ぶりです。以前ほどは展望よくない(霞んでる)ものの、それでも八ヶ岳ほとんど見えるし、秋とはまったく様相の違う霧ヶ峰が眺められてなかなか嬉しい。寒いのでそこまで長居せず、ちょこんと見えている殿城山に。かつては耳方面に折れましたが直進。このあたりはトレースがついていて歩きやすかったです…が、つい殿城山を行き過ぎてズボズボ。なるほど、下降点は手前かぁ…。ということでここからラッセル。
幸い谷筋で支尾根のようなものもないので林道まで迷う要素はありません。その代わり踏み抜きで容赦なく体力が削られる…。林道も勿論ラッセルですが、どのあたりから山道に取り付くかがわかりにくい。とはいえこちら方面はどこもピンテがありますので、問題はラッセル…と登り返し…。しかもゲイターにまた引っ掻き穴を開けてしまったり、転倒した弾みでサーモスの水筒を落としてしまったり…水筒は探しに行きたかったのですが体力が持たず、日没も迫ってきたので泣く泣く放置。申し訳無い…。車山で巻いていた時間もついに1時間遅れ、夕日が霧ヶ峰に沈んでいきました。と同時に降り口の信号や白樺湖、夕陽に染まる蓼科山が見え少し救われた気分に。しかし寒さで急にカメラのバッテリー切れ(部屋で暖めたら復活しました)。その後は少し急ぎ、リゾートローソンで補充(2食で2800円！？買いすぎでは！？)し、宿へ。こちらなんと2800円。設備はボロいものの快適だしストーブ使い放題で申し訳無い…どうやって利益出してるんだろう。コンビニ食は不満でしたが、地ビールのドュンケル(多分池の平グループ)は美味しかったし快眠できました。
2日目
気温 -2℃〜10℃付近〜5℃
湿度 40％〜不明
風 中〜無
消費水量 550ml
さて本日が練習の本番です。相変わらずピッケルがストック代わり…ですが頼りになりません。ピッケル買わなくてよかったんじゃとすら思います。朝はさすがに冷えましたがそれでもマシな方、というか12月寒波からの1月暖冬がおかしい。しかしながらやることは初っ端からラッセルです。昨日の分水嶺トレイルとは名が代わり八ヶ岳山麓スーパートレイルですが、スキー場に上がるまでとにかくラッセルです。このおかげでゲレンデのホテルつく頃にはだいぶ体力と時間が削られました。ゲレンデは稼働前なこともあり端っこをお邪魔し、頂点からしばらくトレースがあってヤッターと思ってたらすぐに消えました。アニマルトレースはたくさんあるんですけどね。ここから地獄のトレイル。幸い道はわかりやすいのですが、平気で膝まで踏み抜くので体力消耗がやばかです。スノーバスケット忘れたのが本当に悔やまれる…。途中でカービィ(3箇所描きました)を描いては現実逃避する始末。2in1スキー場に到着する頃にはスキー場が稼働してました。とここで問題発生、なんとカード入れとスマホを紛失！ さすがに取り戻さないとヤバいのと、白樺湖に戻っても帰れるので、やる気がなくなりそのままラッセル地獄へ帰投…と思いきやすぐ近くで見つかりました。転んだらきちんと周囲確認、本当に大事ですね。
スキー場頂上の八子ヶ峰…はわかりませんでした。案内板はあちこちにあるのに標柱見つからず。霞みながらも御岳も北も中も南も八ヶ岳も見える抜群のロケーションにいくつも写真を撮りました。さすがに稜線なので風があり少し寒いので長居はせず退散。そこからは常にトレースがあり楽々でした。こんなに楽でいいのかってくらい。登りも楽々であっという間にヒュッテアルビレオに到着しましたが、それまでのラッセルで相当遅れたのでこの先どうしようかとパンを食みながら考えます。女神茶屋は必須(赤線繋ぎに)なので、そこから登り返さず下るかなぁと…。ちなみにヒュッテアルビレオは築57年にしていつか泊まってみたいと思わせる立派な様相でした。
アルビレオ先は案の定取り付きだけは迷いましたが、なんと女神茶屋までフルトレースという有り難さ。するする降りましたが、やはり登り返す気は起きない…ので、とりあえず車道歩くのにスノーシュー脱いで…即また履くことに。信玄棒道とやらを歩きます…が、1.5km先私有地につき立入禁止のプラカード。登り返す時間を考えると…申し訳無いけれどもコッソリ行ってみよう、ということで行きましたが、どうやら竜源橋から城の平西側の十字路あたりまでの車道区間が私有地の模様でした。マツタケの乱獲や密漁あたりが原因かなぁ…。途中シカか何かの血も点々と落ちてました。なお私有地入るまではほぼラッセルです。
十字路から親湯までは気持ちのいい森歩きで、雪も途中でなくなっていきました。まだ標高は1000を下回ってないのに…。やはり昨日スキー場の人も言ってたようになんだかんだ今年も暖冬傾向なんでしょうね。親湯(しんゆ)まで行けばあとは車道です。なおここは高級宿なので日帰り入浴などはなし。ただその先に2件あるのでそこまで問題ではありません。小斉の湯は施設が大きいと聞いたので最近の温泉なのかと思いきや、老夫婦が経営されていて地元の方も集う昔ながらのいい温泉でした。ただし内部は入り組んでてよくわかりません（笑） 最後は道の駅蓼科湖に到着、なんとか予定通りの時刻に着けました…が、この道の駅割と見るものがない…。ちょっとがっかりしつつ、和菓子やアイスなんかを買って帰路についたのでした。
練習と舐めてましたが、予想より割とハードで失ったものもあり…一筋縄ではいきませんでした。それでも赤線を繋げたこと、展望があったのはよかったです。宿代が安かったおかげで遠征費も15000はくだりません。あとは今回の結果や反省がどれだけ次に活かせるかですね。
こっそり拍手
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