尾鷲カナトコ岩

2025年01月26日(日) [日帰り]

• GPS: 00:51
• 距離: 1.6km
• 登り: 93m
• 下り: 175m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:49
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:50

距離 1.6km 登り 93m 下り 175m

8:44 元盛松入口
8:58 8:59 元盛松
9:34 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・大阪市内から下道で4時間弱で尾鷲市内へ
　国道169は時間通行止めがたまにあるので奈良県道路情報で事前に確認すること
　https://pref.nara.geocloud.jp/mp/10
　また、積雪時は避け、高速道路を利用するのがよい
・三木浦町から林道へ入ると、次第にダート道になる
　車は4駆のほうがよいが、慣れている人なら問題ないように思われる
　（瑞牆不動沢よりは少しマシなくらい）

コース状況／危険箇所等

・行く前にロックアンドスノー104号の記事を読んでください
・カナトコの茶色い看板より先はクライミングのアプローチとなるため、ハイカーは不向き
・ラペルには約45mのロープが必要で、途中のテラス（youtuberがやってきた、の終了点）で再フィックスして下降するのがよい
・2024年12月に滑落事故（ヘリ搬送）が発生
　登り返し（ユマール）をしたことのない初心者同士で絶対に行かないでください

その他周辺情報

宿泊・・・民宿、三木里キャンプ場など
食事・・・割烹田舎など
風呂・・・夢古道の湯

写真

1/26 15:54

駐車地

1/26 8:55

元盛松の入口

1/26 8:56

かつて運動場があった場所
この奥には手作りのベンチがあり、リアス式海岸の柱状節理と呼ばれる場所へ下りていくことができる

1/26 8:58

下り基調で廃村を進む

1/26 8:58

ジブリ的な雰囲気がある

1/26 8:59

奥地地区の方へ進む

1/26 9:04

当時の食器が残されている

1/26 9:05

カナトコの看板がある

1/26 9:06

三木崎灯台の標識が出てくるが、反対方向へ進む

1/26 9:06

小川を越えて、向かって右上の方向へ進む

1/26 9:12

ピンクテープを目印にうすい踏み跡をたどる

1/26 9:13

一旦尾根に出るが、向かって左へトラバースする

1/26 9:18

一箇所ザレた場所があるので慎重に

1/26 9:27

熊の爪痕が残っている

1/26 9:30

最後の急登

1/26 9:33

尾根のドンツキでハーネスを履いてラペル準備をする

1/26 9:33

カナトコの看板が目印

1/26 10:13

ラペル地点まではザレて浮石が多いので慎重に
危険なところはフィックスロープがある

1/26 10:15

最後の木に持参したフィックスロープを設置する
写真のようにロングスリングで大きくまとめて結ぶのがよい

10/27 4:02

ラペル地点からの景色

10/27 4:18

タイタニック　5.12b

10/27 3:33

24カラット　5.12a

1/25 13:31

1/25 19:43

食事は尾鷲市の割烹田舎がオススメ

1/27 12:06

記事が掲載されています

撮影機器：

FinePix S1 FUJIFILM

iPhone 12 mini Apple

感想

kei-guide

尾鷲カナトコ岩のアプローチ詳細です

エリアまでは廃村跡を通っていくのですが、これがとても興味深い場所です
1929年に集落ごと移住して廃村となった名残が、元盛松（もとさがりまつ）と呼ばれています
当時の石垣や食器類が今でも残されており、100年前にいくつもの家族がここで生活していたのだと想像させられます
ノスタルジックでどこか物悲しいような、そんな雰囲気の場所です

アプローチ自体は、この手の道に慣れている人なら問題ないでしょう
ピンクテープが要所にあり、踏み跡もかなりしっかりついてきました
なるべく踏み跡を外さないように歩いていただければ、道ができますのでご協力をお願いします

最後にお願いです
この場所は、アプローチの元盛松やカナトコ岩とその周辺の景観も含めて特別な場所です
問題が発生すると、もう二度とこの場所を訪れることができなくなるかもしれない、ということを忘れないでください