岩手山 焼走りコース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
天候 | 1日目 曇り 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は冬期直前の合宿という事で不安な点がいくつかあり、その不安に対して綿密な対策をしなかったおかげで色々と反省点が見いだせたが、結果だけを見れば比較的天候にも恵まれた良い山行だった。
○1日目
朝5時半ごろ部室を出発し、焼走りのふもとにある国際交流村を目指す。8時半ごろ到着し、9時出発。今回山岳部での参考に初参加の三上は経験者という事もあり準備が早かった。普段、グダグダと時間を多めにとってしまう我々は見習うべきであろう。そこから、おそらくメジャーコースではない方の登山口(林業用の林道?)から入山する。15分ほど歩いたところで本道と合流。溶岩流の後を目にし圧倒される。最初の頃は若干寒かったが、歩いていると気にならなくなってくる気温だった。展望の良い第二、第一噴出口をすぎるとほぼ直線のトラバース気味の登りが出てくる。その辺りから雪がちらほらとみられ、ツルハシ分岐の辺りになってくると雪が降ってくる。地面の凍結も心配されたが、何事もなく避難小屋まで到着した。予定より早く到着したため、頂上の天気が良ければその日のうちに登頂しようとも思ったが、2時ごろに少し晴れ間が見えただけで基本雲に包まれていたのでおとなしく明日の朝にすることにした。その日の夜は定番の炊き込みご飯と味噌汁であった。小屋の中は少し冷え込んだが、眠れないほどではなかった(藤掛は寒さで2時ごろから起きっぱなしだったそうだが)。
○2日目
3時半起床し、朝食のうどんをたべる。荷物をデポして5時に避難小屋を出発。1時間ほどで頂上に到着する。頂上は案の定風が強かったが、そのおかげで雲はなく景色は比較的良かった。小屋に戻り荷物を回収し下りに入るが、その際にアイゼンを外してしまい、他のメンバーにも「つけたい人だけつけておいて」といってしまった。結果的にその先の地面も凍結しており、何度か滑りそうな場面があったことから、着用を義務にすべきであったと反省している。ともあれ、なんとか何事もなくふもとまで着き、温泉に入って帰路につく。
今回、冬間近の山行であったが、寒さ対策についての言及が足りなかったせいか、1、2年生が夜に寒がっていたり、目出帽を持っていなかったりしたので、もう少しくどく言っておけばよかったなと後悔。それと、前述したアイゼンの件に関しても、最悪の場合を考えもっと想像力を働かせればよかったと思う。これから、本格的な冬山に入っていく際にそうしたミスが致命的なことにつながることもあるので、いい意味で神経質になっていきたい。
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