六甲山 (西お多福山〜打越峠)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 708m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
9:13−魚屋道登山口ー9:28
10:11−トンネル跡ー10:16
11:15−山頂ー11:21
11:47−西お多福山下山口ー12:08
12:45−大平岩分岐
13:07−大平岩ー13:12
13:43−打越峠ー13:48
14:18−山ノ神ー14:25
阪急岡本駅着 14:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 今日の天気予報は、晴れ、強風、気温 8〜12度。
毎年今頃になると、比良山は時雨が多くなり、六甲に行くのが多くなる。今日の滋賀県の予報は、大津は雨の確率 0%, 彦根は60%だった。武奈ヶ岳は丁度この境目で、降ったとしても大した事はないと思われるが、強風の上に降られれるのは難儀だ。
有馬でバスから降りると、8度の割には強風の所為で、物凄く寒い。今年初めてW・Bを着て歩き出す。
◆ 山頂でも風が強く寒くて、のんびりしてもおられない。何時もの事で、どのコースを下りようかと思ったが、途中で弁当を食べられる処ががよいと思って、西お多福山へ向かう。風を避けて弁当にする。
一件茶屋のうどんがも少し美味かったら、こう言ふ日は茶屋で食べても良いのだが、吹雪なら兎も角、ただの風くらいでは入るに値しない。
も少し商売気を出して、美味いうどんにして貰いたい。丹沢の鍋焼きうどんは美味しいので有名で、多い時は 2時間待ちもあるらしい。其処までとは言わないが、も少し何とかならないものかと思う。
◆ 西お多福山には笹が多く、下りも途中までは藪漕ぎを強いられるのだが、今日は両側の笹が綺麗に切り払われ、気持ちが良かった。
でも登山道は、何処でも一緒だが、大雨の度に深く抉られて、随分と歩き難くなった。
◆ 西お多福山の下山口から 3〜40分で、正面の小さなピークにぶつかり、コースは左に曲がって住吉川に向かうが、今日は打越峠へ近道することにして、このピークの裾を右に、微かな踏み跡を辿って下る。最初は笹薮で藪漕ぎを強いられるが、その内に笹も薄くなる。要は右側の水晶谷沿いに下ればよい。しかし、面白くなく人に薦められる道ではない。
私の足で、22分で住吉側に出る。大きな岩が川の半分を塞いでいる。大平岩だ。
◆ 打越峠には此処を渡渉して、左岸道に出る。大岩の直ぐ下側に、細い二本の丸太の橋がある。渡った処は崖になっていて登れないので、少し左岸を下り岩が露出している所を登る。
以前は、此処には柵がしてあり、登る人は登っていたが、一応登れないようになっていた。その柵が最近取り払われた。
今迄、登るなと言っていた処が、どうして登ってよいとなったのか、不可解だ。今でも、住吉川から西お多福山へ行くには、この上流に右岸へ渡る徒渉点があるが、そこには、右岸道は危ないから通るなと、柵がある筈だ。
しかし、決して危なくは無く、この右岸道は左岸道のように、途中の崩壊個所の高巻きがなく楽な道で、下流の住吉川原まで行ける。
◆ 打越峠は六甲山の中でも、私が最も好きな場所の一つだ。平日だと滅多に人に会わないのも良い。ベンチ代わりに大きな倒木を切った丸太が沢山あり、休むにも良い処だ。
住吉川の左岸道から、打越峠までの高度差は 70mだが、途中に黒五山の尾根があり、その高度差 30m を加えても 100m だが、この最後の登りは何時も泣きたくなるようにしんどい。
でも、好きな場所だし、この後は下るだけだと自分に言い聞かせて、一生懸命に登る気持ちのいい道だ。
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