【富士見山】〜歴史と文化がうかがえる展望の山〜
- GPS
- 04:03
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
何か所に崩壊があるが慎重に行けば問題なし |
写真
感想
昨日、毛無山から雨ヶ岳を縦走した。天気は良かったが風が強く、富士山こそ終始眺めることができたが、南アルプスは雲に覆われ見ることができなかった。そのため、風も治まり天気が安定したこの日に、富士川を挟んで毛無山の対岸の「富士見山」に登った。
富士見山は、52号線を鰍沢に向かう途中、左にどっしりとした大きな固まりの山があるが、すぐそれとわかる目立つ山である。戦時中、出兵した兵士の「不死身」を願って「不死身山」として登ったという歴史ある山でもあるようだ。また、山の中腹の「甲斐やすらぎの宮」(標高700m)まで車が入れるが、途中の車道沿いには1,189の句碑があいうえお順に整然と並んでおり、全国の俳句愛好家から寄せられた句がさまざまな筆跡で刻まれている。じっくり石碑に刻まれた句を読むのもいいかもしれない。
今回は安らぎの宮の堂平に車を置き、平須へ下る周回コースとしたが、冬枯れの林の中のふかふかした落ち葉を踏みしめながら歩くのは気持ちがよい。尾根に出ると、唐松林の間から荒川三山が目の前に飛び込んできた。富士見山手前の展望台からは端正な富士山と南アルプス連峰がパノラマで見えた。数年前登ったときはアルプス側は木々であまり見えなかったが、現在は周辺の木々は切り落とされ見晴らしが良くなっていた。「これが良いかどうか私には判らな〜い」とそこにいたドイツ人は言っていた。
そこから20分ほど行くと富士見山山頂であるが、ここは平坦で周辺は木々に囲まれ富士山だけが少し見えるだけだった。記念写真を撮って再度展望台に戻ると何人かの登山者が景色を楽しんでいた。風もなく快晴のこの絶景を見れて「最高!」とそれぞれ喜んでいた。下山は平須へ下る。途中崩壊している箇所もあったが、日が終始当たる斜面を気持ちよく下ると車を置いたやすらぎの宮に着いた。
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