高尾道をたどり穂見神社ワンデリング

- GPS
- 05:17
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 681m
- 下り
- 677m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:27
天候 | 晴れ たまに雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
帰り道、牧場から先、集落と山との境までは道が曖昧になる 特にその最後100mくらいが笹薮がひどかった |
写真
感想
昼少し前から出発。諏訪神社に車を停めて曲輪田集落を通り過ぎる。
道端には地蔵 馬頭観音 六地蔵 道祖神 秋葉さん 屋敷神など石造物が何箇所もあり歩いて楽しい。これとは別に道中に背の高い丸石積みで作られた擁壁カーブ道があり、遺跡でもなんでもないのだけどなんだかお城感があって楽しいポイント
集落の先を登りつめたところが牧草地状となり林道にゲートがある。
柵を越えてすぐに右の小尾根に取り付くとすぐに高尾道の手作り看板が出てくるK-1の表示。ここから先にも要所に設置されている
古地図にある鳥居はなくて平坦地のみ。古道跡が並行して何本も走る尾根をたどったあと尾根の傾斜がきつめになると道は、右の山腹をゆくようになる
しばらく進むと道脇に崩れた石垣跡の区間がある。道脇に大曲と書かれた古びた看板あり その先で鳥の羽が多数散乱していた
K-3から4がちょっとした急坂で4には山神の祠の一部のみが置かれている 銘)寛政8年丙辰5月
しばらくのぼり尾根の先端部が「六本松山の神」ここには祠が見当たらない?地名的に昔はこの辺りだけ松林で目標となったのだろうか
ここから尾根は平坦となり右に大きなガレ場が稜線をえぐっている。その先すぐに馬頭観音 銘)明治45年3月29日曲輪田馬持
わりと平坦な尾根を進むと左の樹林の中の小さな平坦地に山神祠 銘)桃園村講中明治五年正月17日 加藤 加津 中籠さんの名前
未舗装林道を跨いでさらにゆるい尾根道を進むと右に舗装林道と交わる場所近くに古道と少し分岐して馬頭観音、続いて再度舗装道と交わるところにも馬頭観音
集落入り口で舗装道路に降り立ち、すぐ右にある墓地は高尾集落の穂坂一族のもの、続いて彰国碑も穂坂さん
高尾集落に入り上手の道を進むと神社到着前に寺跡地?があり付近には御西穂坂家住宅(代々穂見神社神主)、その隣の立派なお屋敷は「丸に違い鷹の羽」紋の御北穂坂家住宅(
有形文化財指定)があるが御北のお家はかろうじて生活感があるものの、集落には人気がない。
神社に行く前に古地図で気になっ水車小屋記号跡を確かめに集落はずれの沢筋を訪ねた
穂見神社は立派な社殿と大杉、昔からの神楽殿や木彫の狛犬像など見どころがいっぱいで秋にある例祭の時はとても賑わうそうなのでぜひまた再訪したいと思わせる雰囲気のある神社でした。
そのあと集落脇に昔道がないか探りつつ「文化財Mナビ」HPに掲載されていた高尾集落のはずれにあったという氷室跡を探してみました。陶芸家?のお宅の敷地もしくは目の前を横切ったところにそれらしき遺構の一部を見つけました。が、今回は無人だったこともあり強行しちゃいましたが位置的にちょっと人には勧めかねます
舗装道路から旧道(上宮地道または平岡道)に入ると一間幅の緩やかな下り道が続きます。
一度右下に降りる小尾根に誘われましたが尾根から少し下をほぼ平行に道は進みます。尾根から降りてく林道と合流する地点の先に祠があります 銘)高尾村明和四年
その先は道あとがいくつも分かれるが概ね右の尾根に沿って高度を下げてゆくと突然正面に富士山を望む牧草地に出ます(旧青野集落)
古地図を頼りに牧場を横切り耕雲寺跡を探すと古い墓が数基並んだ墓地に出ました。その下の密な笹藪を漕ぐと途中に地面に石垣と石段を見つけたのでこの平地が昔の寺跡地だったようですがこちらを行くのはお勧めしません。今回はなんとか藪を抜け牧場内の道路に飛び出して先ほどのルートに戻る。ほぼ廃屋となった牧場施設を通り抜けると一番奥先ほどの古道との合流地点の牛舎に黒牛が数頭飼育されていて驚きました
ここからの道はまもなくはっきりしなくなり道じゃなくなった斜面を下ると発電用の導管が取り付けてあったと思われるコンクリ基部を横切りました
このあたり道というか古地図だけを頼りに進みほぼ踏み跡となったところで祠を見つける 銘)田須小路中 嘉永7年9月
そのすぐ下で古地図上の黒線道に合流したもののそこから次の黒線道との合流までの数100mほどが道の両脇から背丈以上の笹がかぶさっていて通過にめちゃくちゃ難儀する
振り返ると祠に出る前に左側にそれて地図上実線の道を進めば楽だったと思う。そちらからの合流点まで出るとあとはわずかでゲートに出て水道設備の始点に出ることができる
以降は農道を通りスタート地点に戻るがゲートから先は棚田の先に遠くに富士山を眺めながら歩ける趣ある道で、春先などに散策するのも楽しそう
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