京都一の眺望 船岡山+信長の霊地 建勲神社

2025年02月08日(土) [日帰り]

• GPS: 00:54
• 距離: 1.9km
• 登り: 54m
• 下り: 52m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:24
• 休憩: 0:30
• 合計: 0:54

距離 1.9km 登り 54m 下り 52m

13:30 船岡山 バス停
13:46 14:16 船岡山
14:24 船岡山 バス停

天候

雪ときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

バス停 船岡山

コース状況／危険箇所等

公園として整備されているので危険な場所はありません。
雪の日に訪ねたので、滑りやすい箇所に注意＆溶けているところは泥でした。
程よい斜面があり、子どもたちがそりで遊んでいました。

トイレ、自販機あり。

その他周辺情報

南に船岡温泉あり。
周囲は住宅街で、意外とカフェなどは見当たりませんでした。

写真

2/8 13:31

入口。特に看板もなく、バス通りからはわかりづらいです。

2/8 13:31

見取り図があります。
このようなマップは園内には見当たらないので、ここで写真を撮って要所要所で見ながら歩くのがいいかも。
（別にマップなどなく、手あたり次第に歩いても楽しい。）

2/8 13:32

すぐに開けた場所に出ます。
正面の看板は、競歩のコース案内です。
右手に自販機があります。

2/8 13:33

「応仁永正戦跡の碑」

2/8 13:33

応仁の乱ではここが拠点になったそう。

2/8 13:34

途中からちらりと眺望（まだまだこんなもんじゃないです）。

2/8 13:34

子どもたちがそりで遊んでいた斜面。ちょうどいい〜

2/8 13:35

バーンと比叡山〜！！！
比叡山かっこいい〜〜〜〜〜

2/8 13:36

大文字山も見えます。雪で「大」がくっきりしてます。

2/8 13:36

パノラマで撮りました。比叡山の先の、横高山や水井山も見えます。本当に胸がすくような良い眺め。

2/8 13:42

トイレあります。

2/8 13:42

灯篭の前に誰かが作ったにょろにょろみたいな雪だるま。

2/8 13:43

船岡山のなかに、建勲（けんくん）神社の境内があります。
ぐるっと回って、後ほど境内へも参りましょう。

2/8 13:44

これなんぞ？文字もなにも残ってない…
と思ったら、これが「旧国旗掲揚台」でしょう。

2/8 13:45

東屋あり。

2/8 13:45

ベンチの前に雪だるま。

2/8 13:46

三角点〜
こんなに大切にされてる三角点見たことないかも。
（石で囲われた台の上に、さらに石で固められて、看板も立っている。）

2/8 13:46

明治36年に設置された三角点だそう！

2/8 13:46

これもなんの説明もないけど、「サイレン塔」でしょう。（上には登れません。登れたらすっごく眺めが良さそうだけど…）

2/8 13:47

南側が臨めます。雪の京都〜

2/8 13:47

晴れていたらこんな眺めだそう。
今日は雲で真っ白。

2/8 13:48

小さな桜の苗に、「文七かすみ桜」の看板あり。
信楽高原鉄道列車事故の現場付近で発見された桜だそう。
それがどのような経緯でここに植えられることになったのでしょう…。

2/8 13:48

岩の上から撮ってみた。
ベンチもあるけど、ベンチに座るとさらになんにも見えないような（笑）

2/8 13:51

公園。

2/8 13:53

これは噴水と池なのかな？

2/8 13:53

「野外演奏場」。小さな舞台ですが、ここで野外劇を見てみたい！

2/8 13:54

舞台の北側に、「ラジオ塔」。

2/8 13:54

昭和10年に建てられたラジオ塔だそう。

2/8 13:54

ラジオ塔の向こう。毘沙門山かな？

2/8 14:03

建勲神社へ向かいます。

2/8 14:03

階段はありますが、船岡山側からくるとそれほど高くはありません。
（南側から上がってくると結構段数あるかも。）

2/8 14:04

灯篭の向こうに比叡山。

2/8 14:04

建勲神社の前からも比叡山がいい感じに見えます。

2/8 14:04

大文字山も。

2/8 14:05

「人間50年 下天の内をくらぶれば　夢まぼろしの如くなり　ひとたび生を得て　滅せぬ者のあるべきか」桶狭間の合戦に出陣の際、織田信長が待ったとされる謡曲『敦盛』の一節。

2/8 14:05

建勲神社。思ったより立派で広い。

2/8 14:06

手水の水に氷が張ってる。

2/8 14:06

織田信長は、応仁の乱に終止符を打ち、民衆を疲弊・絶望から救い…〜明治天皇から「建勲（たけいさお）」の神号が贈られたんだそう。

2/8 14:08

本殿拝観。手を合わせます。
織田家の家紋と、菊の御紋。

2/8 14:08

本殿前から見渡す。見晴らしの良い場所。

2/8 14:10

南参道を上がったところから南に京都の町を見下ろす。
家々の屋根が、雪で真っ白。

2/8 14:11

「史跡 船岡山」の碑。立派。

2/8 14:11

船岡山の歴史。
そうそう、船岡山を北の基点として、南に朱雀大路って話は聞いたことがあったんだよね。＝京都の中心道路は、今よりも西にあった。

2/8 14:18

帰り道は西側の小径から。
お地蔵様。

2/8 14:19

小さな祠。「白龍」が祀られていて、巳年にピッタリ。

2/8 14:19

どなたなのか。佳いお顔。

2/8 14:19

たくさんの石仏。

2/8 14:20

2/8 14:21

これは岩。雪が積もっていたのと、枯山水みたいだったので。

2/8 14:22

入口のそばにも石仏があった。気づいてなかった。

2/8 14:23

船岡山オープンパークというイベントをやっているとのこと。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

hashimori

雪の晴れ間に、金閣寺へ。そのついでに船岡山へ行ってきました。
枕草子に「岡は船岡」と書かれているそうで、その頃から山じゃなくて丘と（ただしく？）認識されていたよう（笑）。

今は公園として整備されていますが、整備されすぎてはいない…というか、明治〜昭和初期の整備跡がそのまま生かされて残っているのがまた、歴史の1ページが加わっている感じで、ここ船岡山は平安から今日までずっと愛されてきた土地なんだなぁと。（桓武天皇は船岡山から見渡して遷都を決めた＝平安京誕生だそうで、ここ船岡山は「京都始まりの地」とされ、「国見の丘」と呼ばれるんだそう。）

なんといっても京都随一のナイスビューが素晴らしい。
いい眺めを楽しみたいだけなら、高い山に行かなくても船岡山でもう最高に素晴らしい眺めが得られます。
ほんっと、嫌なこと全部忘れられる眺めですよ、これは。