あと1時間で明星ヶ岳届くかという所で心折れる


- GPS
- 11:06
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:04
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自分がすんなり入れる最後だったが、そのあとも続けて4〜5台来られ、自分は準備急いでたのでよく見てなかったがどこに駐められたのか。 土日祝に行くなら7時着ではもう遅いのかも。 また、朝は薄く積もった雪道でスタッドレスがよく効いたが、帰りは日中溶けた雪が凍り始めてるのか時々ハンドル取られる感じが怖かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は先行の方のおかげで高崎横手まではトレースガッチリ。 その先は主にスノーシューのご夫婦のご主人をメインに自分も加わってのラッセルで日裏山まではわかんの方含めおそらく6人ほどで固めたのでトレース痕は数日は残るかもと思うが、そこでわかんの方が引き返されたようだし、スノーシューの4人だけになったその先は細尾山からのトラバース越えて尾根伝いになるあたりで慣れた感じのご夫婦が帰られ、倒木帯に着いたあたりでもうお一人も帰られ、その先ももう少し自分一人でラッセルはしたが、このように日裏山より先のトレースは段々甘くなってるので数日保たないかもしれない。 |
写真
自分が余裕を持って入れた最後で、そのあとも続けて4〜5台来てたが、準備を急いでて見てなかったけどいったいどこにどうやって駐めたのか。
中にはロープにアックス、パタパタまでザックに付けてる人いたけど、この季節に双門弥山線歩道に入ろうという強者だったのか。
高崎横手に着くと確かに左の狼平方向は1〜2日前にだいぶ歩かれたらしいトレースがあるがこの日踏み込んだ跡は無く、右の日裏山方向に真新しいトレースが。
この後先頭に追いつくと慣れた感じのスノーシューのご夫婦のご主人が先頭に立ち、そのあとにスノーシューやわかんの人達が。
積雪量結構深いみたいで木が低く見えるし、陽も差さないので陰影も無くイマイチ。
一人か二人おられたわかんの方はやはり厳しかったのか日裏山から引き返されてたよう。
こういうとき22インチのスノーシューでは心許ない上に、木の根元とかで片足だけとかすっぽりハマったときはスキーのように外れないので引っ張り上げるのに一苦労。
今回もMSR履かれてる方が片足ハマって木の根に引っかかったとかで無理に引っこ抜いたらスノーシューが外れてしまい、それ掘り出すのにだいぶ時間かかって後から追いついてこられてた。
慣れた感じのスノーシューのご夫婦はタイムリミット12時ということで少し前にお別れしたが、ここまでご一緒したもうお一人も明るいうちに山を下りたいとのことでここで引き返され、後は自分だけでどこまで行けるか。
下山の最後はヘッ電になってもいいと思ってるので時間はともかく、標高上がるに従って積雪量も増えてきてるので明星ヶ岳までなんてとても足がもたないのは分かってるが、今年は1月まるまる出られなかったのでとにかく少しでも長く雪の中歩きたいとまだこの時は思ってた。
やむなく一人で彷徨うように平均膝上ラッセルを続けるが、珍しくちょっと前まで人と一緒に歩いてたのがやはり心強かったらしく、一人になったとたんなんか心折れた感じがして急にここの山深さ、人里からの距離を感じて足が重くなる。
まあこの時間なら急げばギリギリ暗くなる前に下りれるかもと、上りに比べてあまりに速いスピードで下りていく。
倒木に付けられたばかりの頃はピンクがケバケバしく満艦飾のようだったテープもなんか色褪せ、踏み跡が分かれてるの見て最後尾根末端の夏道と冬道の分岐と気が付いてからテープにも気が付いた。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
大寒波から一両日くらいは経ったし土日の後でもあるしで、おそらくトレースあるかなと、あわよくば今回は八経ヶ岳届くかなと熊度から。
先行も数人おられたので高崎横手までは想像通り順調に進むが、ここ数日は降らなかったのではと思ってた雪が高いところでは結構降ってたようで、途中頂仙岳の巻き道でお会いした戻ってこられた方に聞くと、高崎横手からトップリ尾分岐あたりまででも30分もかかるラッセルをまだ数人が続けてるとのこと。
その後自分も加わらせてもらってラッセルしていくが、高くなるにつれ段々雪も深くなり、浅くて膝下くらいから深いと腰下くらい。
たまにトレース痕かなと思われるところに踏み込むと逆に新雪吹き溜まってて腰上までハマるし、斜面など腹から胸まで付けて手と膝でかき分け踏み固めながらでスピードはどんどん落ち、日裏山以降スノーシューの4人であっちかこっちかと話しながら進んでたのが12時でお二人帰り、その30分後くらいでお一人帰られ、最後は一人で頑張ってみるも30分くらいでギブアップ。
もちろん帰りヘッ電覚悟はしてたのであと1時間くらい頑張ればなんとか明星ヶ岳には届くかなという感じだったが、腹も減ってきたし足も重くなってきたし、何より普段一人が多いのが珍しく多人数と話しながらだったのがやはり楽しかったし心強かったようで、一人になったとたんなんかテンション落ちてしまい、最後の方にはあと1時間くらいは頑張ってみますなんて言ったのに30分でもう心折れてしまった。
今年は都合で1月まるまる出かけられなかったのが2月に入ってからも結構降ってくれ、逆に降りすぎて目標に届かないのが続いてるが、まあ雪山を歩くというのが本来こういうものかと思うことに。
帰りはもうびっくりするくらい速く下りて来れてしまったが、熊戸に着くとなんと自分以外にまだ2台の車が。
レンゲ道にはもう誰もいないし、やはりこの車の人達は朝見て装備から感じたとおり弥山川に入ったのか。
積雪量もそこそこあるだろうからこの日のうちに狼平はちょっと厳しそうで、元川原小屋あたりでビバークだろうか。
すごい人達もいたもので、明星ヶ岳にも届かなかった、雪があると基本尾根歩きの自分など安心安全に歩いてるなと思いながら、ちょっとクラストしかけて時々タイヤ取られる感じが怖い林道を帰りました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する