裏同心ルンゼ

2015年12月16日(水) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 11.0km
• 登り: 929m
• 下り: 916m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 6:10
• 合計: 9:12

6:45 赤岳山荘
6:51 6:57 美濃戸山荘
7:32 7:34 堰堤広場
8:21 8:56 赤岳鉱泉
9:00 9:01 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
9:05 14:24 ジョウゴ沢
14:27 14:27 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
14:32 14:39 赤岳鉱泉
15:23 15:23 堰堤広場
15:48 15:48 美濃戸山荘
15:55 15:55 赤岳山荘
15:57 ゴール地点

天候

曇 稜線上は吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
上信越佐久ICより大門街道、八ヶ岳エコーラインを使いアクセス。箕能登までは積雪、凍結個所は有りませんでした。
美濃戸口から美濃戸の区間も積雪凍結個所は有りませんでした。

【駐車場】
赤岳山荘駐車場利用 \1000/日
トイレ有り(\100) 60台駐車可能

【マップコード】
八ヶ岳山荘駐車場(美濃戸口) 218 531 406
赤岳山荘駐車場 (美濃戸) 218 534 427

コース状況／危険箇所等

【コースタイム】
●F1 15m 左の立木で支点 右の立木でも支点可
●F2 3段40m 1、2段ナメ 3段目チョイバーチカル 3段目左壁に支点有り(ペツル)
●F3 8m ちょいバーチカル 登り切って約10m程行った所に有る立木で支点
●F4 20mナメ F5近くの岩でスリングにて支点
●F5 10mバーチカル 登り切ったすぐ左壁に支点有り

（下降)
懸垂にて同ルート下降。
50mダブルロープにて下降。F4下降は岩に捨て縄で支点を作りF4,F3と一気に下降
F5,3,2,1は支点、立木が有るので捨て縄は必要ないかと思います

写真

12/10 16:15

いきなり赤岳鉱泉到着
まだまだ発展途上のアイスキャンディー

12/16 9:31

裏同心沢を詰めて行きます
うっすら積雪が有ります

12/16 9:33

すぐにF1到着
既に先行パーティーが準備していました

12/16 10:15

F1へ取り付きます
右のラインは流水が有り滝状になっていました

12/16 10:48

F2終了点よりtanukigo妻〜

12/16 12:36

F4からF5を見上げて
既に稜線上は吹雪
上空を風がうなって通過しています

12/16 12:52

F5 10m
裏同心ルンゼの核心

氷は下部が薄かったですが状態はマズマズ

12/16 13:09

F4 20mナメ
氷の状態マズマズ
上部に流水有り

12/16 13:14

懸垂下降にtanukigo妻

12/16 13:26

F3 8m ちょいバーチカル
氷の状態 一番悪い
氷が薄く氷の下には流水有り、下部はシャワークライミングになりました

12/16 13:44

F2 3段40mナメ
氷の状態 マズマズ

12/16 14:15

F1 15m 段斜面
右ラインは流水の為不可左ラインの登攀
上部は草付きを登りました

12/16 14:36

無事赤岳鉱泉へ戻りました
朝とは違い徐々に雪化粧してきましたね

12/16 14:39

下山時赤岳鉱泉にてBS TBSの撮影をしていました

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

感想

tanukigo

先週に引き続きまたまた、裏同心ルンゼに行ってきました。
約1週間、12月としてはかなりの暖かさから氷の状態が心配な中向かいます。案の定冷え込みが無かったせいか、1週間前より赤岳鉱泉まで向かう登山道は全く積雪は無く、所々凍結個所が有るのみ。
登攀出来ない不安を抱きながら裏同心へと向かいます。

F1到着。不安通り先週までとは違い流水が有り氷の状態は不安定。しかし、登れる状態な為登攀開始。ラインを選びながら高度を上げて行きました。
F1,2,3と順調に進みます。
F2,3はF2が3段になっており、すぐにF3が現れるのでロープの出具合で確認しながら進みます。
F4ナメ 一番傾斜が緩い登りでしたが支点の確保に悩みました。岩にスリングにて支点確保。
F5を登り切り、本来ならば稜線へ出て大同心稜にて下降する予定でしたが上空は吹雪！
懸垂にて同ルートを下降してきました。

おそらく今シーズン最も悪いコンディションの登攀だったのかな〜
週中には再び冬型になるのでもっと良い状態のクライミングが楽しめそうですね〜