記録ID: 7805842
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
甲信越
大倉山（にとどかず明神山ピストン）
2025年02月15日(土) [日帰り]
新潟県
asaren
taromii
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 09:55
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 793m
- 下り
- 794m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:56
距離 10.0km
登り 793m
下り 794m
12時、大倉山登頂を目論んでスタートしたが明神山止まり。強者達はサクっと登頂していたが我々には無理だった。。
| 天候 | 曇のち快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・オール新雪ノントレース ・山取付地点〜P378mは激急登〜痩せ尾根 ・P378m〜新雪で隠れクラック多数 |
写真
た) 除雪最終地点の雪の壁よりも住宅寄りの部分から雪面に登らせていただきました
あ）林道を歩いて山取付きポイントを目指す🚶正面はP378m
た) P378が本日の肝�，世箸蓮△海了�は想像もしていませんでした。。
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2/15 6:43
あ）林道を歩いて山取付きポイントを目指す🚶
正面はP378m
た) P378が本日の肝�，世箸蓮△海了�は想像もしていませんでした。。
正面はP378m
た) P378が本日の肝�，世箸蓮△海了�は想像もしていませんでした。。
あ）山取付きからモヒカンの上を歩く
た) 多雪でモヒカン率高かったですね
た) 多雪でモヒカン率高かったですね
あ）ここが記録にあったロープを使い下りた斜面かな。。雪切れていたらそれしかないと思うた) 今日はタップリの雪に覆われているけれど、小さい切れ目が見えていたり。。一体どうやって登るの〜？
4
2/15 7:14
あ）ここが記録にあったロープを使い下りた斜面かな。。雪切れていたらそれしかないと思う
た) 今日はタップリの雪に覆われているけれど、小さい切れ目が見えていたり。。一体どうやって登るの〜？
た) 今日はタップリの雪に覆われているけれど、小さい切れ目が見えていたり。。一体どうやって登るの〜？
あ）早々撤退も頭をよぎったが、雪崩の心配は無さそうだったので、ピッケルでルート工作しながら進んだ。。🚧た) 躊躇なく難斜面に取り付くアサレンさんに、大倉山への思いが伝わってくる
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2/15 7:25
あ）早々撤退も頭をよぎったが、雪崩の心配は無さそうだったので、ピッケルでルート工作しながら進んだ。。🚧
た) 躊躇なく難斜面に取り付くアサレンさんに、大倉山への思いが伝わってくる
た) 躊躇なく難斜面に取り付くアサレンさんに、大倉山への思いが伝わってくる
あ）P378mを登り上げ
3連ピークの一番奥が大倉山
た) 現実感のない遠さに見えるけど、前進あるのみ
3連ピークの一番奥が大倉山
た) 現実感のない遠さに見えるけど、前進あるのみ
あ）次はP538mへ登り上げるが、両脇が雪崩ているため着雪が痩せ尾根の様相。。た) これも多雪ならではの現象か?。先頭交代したけれど、この状態は気が抜けない
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2/15 7:49
あ）次はP538mへ登り上げるが、両脇が雪崩ているため着雪が痩せ尾根の様相。。
た) これも多雪ならではの現象か?。先頭交代したけれど、この状態は気が抜けない
た) これも多雪ならではの現象か?。先頭交代したけれど、この状態は気が抜けない
あ）途中、雪が切れ落ちて進めないためスコップでルート工作中。蟻の戸渡りだったので、帰りはクライムダウンで下りたが怖かった。。😆
た) 本日の肝その2でした。下山時には、写真左にクラックが確認されて右の際を狙わなければならず、生きた心地がしなかった。アサレンさんのステップのお陰で、登りも降りも通過できました。クライムダウン、私はアイゼンに履き替えました。
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2/15 8:12
あ）途中、雪が切れ落ちて進めないためスコップでルート工作中。
蟻の戸渡りだったので、帰りはクライムダウンで下りたが怖かった。。😆
た) 本日の肝その2でした。下山時には、写真左にクラックが確認されて右の際を狙わなければならず、生きた心地がしなかった。アサレンさんのステップのお陰で、登りも降りも通過できました。クライムダウン、私はアイゼンに履き替えました。
蟻の戸渡りだったので、帰りはクライムダウンで下りたが怖かった。。😆
た) 本日の肝その2でした。下山時には、写真左にクラックが確認されて右の際を狙わなければならず、生きた心地がしなかった。アサレンさんのステップのお陰で、登りも降りも通過できました。クライムダウン、私はアイゼンに履き替えました。
あ）開通し、そのままスコップを挿しながら進んだが、安定感の良さにビックリ。た) ピッケルでなくてスコップ愛好者になりましたね
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2/15 8:20
あ）開通し、そのままスコップを挿しながら進んだが、安定感の良さにビックリ。
た) ピッケルでなくてスコップ愛好者になりましたね
た) ピッケルでなくてスコップ愛好者になりましたね
あ）P538mへ向け雪庇の尾根を進む
た) ようやく楽しめる尾根になった
た) ようやく楽しめる尾根になった
あ）振り返って
歩いてきた痩せ尾根と遠くに三ツ又集落
た) 通過してきたひりひりポイントについては、ひとまず忘れることにする
歩いてきた痩せ尾根と遠くに三ツ又集落
た) 通過してきたひりひりポイントについては、ひとまず忘れることにする
あ）ルンルンに見えるが、表面は昨日の新雪でクラックが隠れていた。正にロシアンルーレットた) 両ストックでの確認が重要。下山時はトレース外すと危なかった⚠️ですね
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2/15 9:04
あ）ルンルンに見えるが、表面は昨日の新雪でクラックが隠れていた。正にロシアンルーレット
た) 両ストックでの確認が重要。下山時はトレース外すと危なかった⚠️ですね
た) 両ストックでの確認が重要。下山時はトレース外すと危なかった⚠️ですね
あ）振り返って越後駒ヶ岳👍️
た) 今日も見守ってくださいませ
た) 今日も見守ってくださいませ
あ）歩いてきた雪庇回廊次第に雪の沈み込みが増えてきた
た) ここまでは前進するだけでいっぱいで、やっと振り向く余裕ができました
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2/15 9:11
あ）歩いてきた雪庇回廊
次第に雪の沈み込みが増えてきた
た) ここまでは前進するだけでいっぱいで、やっと振り向く余裕ができました
次第に雪の沈み込みが増えてきた
た) ここまでは前進するだけでいっぱいで、やっと振り向く余裕ができました
あ）P538m手前のクランク
た) この穏やかそうに見える処にも、下山時にはトレースを外すとトラップがありました😨
た) この穏やかそうに見える処にも、下山時にはトレースを外すとトラップがありました😨
あ）荒沢岳も日射しを浴びる
た) 今日は眺望が期待できそうで、気持ちが上がるねー
た) 今日は眺望が期待できそうで、気持ちが上がるねー
あ）大倉山〜明神山〜P598m
ツナガ沢左岸尾根は、ほんと雪庇とアップダウンが多い
（隠れクラックも。。）
ツナガ沢左岸尾根は、ほんと雪庇とアップダウンが多い
（隠れクラックも。。）
あ）ようやく大倉山にも青空が広がってきた
た) だいぶ近づいたね
た) だいぶ近づいたね
あ）P598mはもう目の前
た) 右は雪庇で左は結構な斜面で、どちらにも寄りたくないなぁ、と思いながら進む
た) 右は雪庇で左は結構な斜面で、どちらにも寄りたくないなぁ、と思いながら進む
あ）素晴らしい👏
た) こんな処のラッセルは、速い訳ではないけれど私の出番
た) こんな処のラッセルは、速い訳ではないけれど私の出番
あ）振り返って
うねうねのトレース
た) 迷いのある女はうねうねしちゃうんです😅
うねうねのトレース
た) 迷いのある女はうねうねしちゃうんです😅
あ）大倉山からのエールに元気を貰う💪
た) 早くおいで、と言ってくれてる
た) 早くおいで、と言ってくれてる
あ）真っ白な大倉山
た) ラッセルは大変だけど、今日でよかったと思う。この方向からだと、大倉山本峰は隠れているらしい
た) ラッセルは大変だけど、今日でよかったと思う。この方向からだと、大倉山本峰は隠れているらしい
あ）P902m〜大倉山間のヤバい稜線をズーム
た) アサレンさん、目がハート❤️になっていますよ 笑
た) アサレンさん、目がハート❤️になっていますよ 笑
あ）いきなり桧岳がお目見えしビックリ。。正に魚沼の槍ヶ岳
た) 迫力あるね〜
た) 迫力あるね〜
あ）長く急で隠れクラックの多い登り返しを前にするた) 登りきったら明神山だ、とほっとしたところが、結構ビビらされることに😅
7
2/15 10:13
あ）長く急で隠れクラックの多い登り返しを前にする
た) 登りきったら明神山だ、とほっとしたところが、結構ビビらされることに😅
た) 登りきったら明神山だ、とほっとしたところが、結構ビビらされることに😅
あ）登り上げたら雪原
た) 原というより、雪斜面。美しい雪面の下にはクラックがやたら隠れていて、美しさを楽しむ暇なかった😆
た) 原というより、雪斜面。美しい雪面の下にはクラックがやたら隠れていて、美しさを楽しむ暇なかった😆
あ）明神山に到着残念ながら12時大倉山着は無理なので諦める事にした。
歩くペース1.7〜1.8じゃ無理ですわ😆
た) こちらは地図上ピークのP759m。今日は明神で満喫しましょう😊
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2/15 11:47
あ）明神山に到着
残念ながら12時大倉山着は無理なので諦める事にした。
歩くペース1.7〜1.8じゃ無理ですわ😆
た) こちらは地図上ピークのP759m。今日は明神で満喫しましょう😊
残念ながら12時大倉山着は無理なので諦める事にした。
歩くペース1.7〜1.8じゃ無理ですわ😆
た) こちらは地図上ピークのP759m。今日は明神で満喫しましょう😊
あ）ズーム
とても975mの山に見えない
た) 高山並みの白さですね
とても975mの山に見えない
た) 高山並みの白さですね
あ）大倉山稜線へつながる尾根
た) どんな世界だったのだろうか😌
た) どんな世界だったのだろうか😌
あ）ナイスショット👍️
た) 大倉山をバックに激写しときました😎
た) 大倉山をバックに激写しときました😎
あ）北ピークが本当の明神山らしいので行ってみた。
た) わっせわっせ
た) わっせわっせ
あ）北ピークへ到着👏そこは360°の大展望！
大倉山にはとどかなかったが、ここでも十分納得感がある
た) 素晴らしい場所でした
8
2/15 12:07
あ）北ピークへ到着👏
そこは360°の大展望！
大倉山にはとどかなかったが、ここでも十分納得感がある
た) 素晴らしい場所でした
そこは360°の大展望！
大倉山にはとどかなかったが、ここでも十分納得感がある
た) 素晴らしい場所でした
あ）これだけ真っ白な大倉山の写真はレアかも。。👍️
た) こんな処での🍙ランチもレアだな
た) こんな処での🍙ランチもレアだな
あ）惚れ惚れする
た) 素晴らしいものが見れました。カッコいいなあ
た) 素晴らしいものが見れました。カッコいいなあ
あ）明神山へ登る夏道の尾根
大きな雪庇が続いてる
た) 見ちゃうとゾッとしますね😨。
大きな雪庇が続いてる
た) 見ちゃうとゾッとしますね😨。
あ）斜面がうねうねしている隠れクラックの巣た) 標高600mのあたりです。クラックが恐くて登りのトレースを外せないので、スピードが出ません🐌
5
2/15 13:28
あ）斜面がうねうねしている隠れクラックの巣
た) 標高600mのあたりです。クラックが恐くて登りのトレースを外せないので、スピードが出ません🐌
た) 標高600mのあたりです。クラックが恐くて登りのトレースを外せないので、スピードが出ません🐌
あ）隠れクラックに嵌る。
登りのトレースのすぐ横なのに。。
た) 私はあたふたしてる間に、アサレンさん生還
登りのトレースのすぐ横なのに。。
た) 私はあたふたしてる間に、アサレンさん生還
あ）また嵌る。。どちらも脚がとどかない深さだった。嵌ったら即ストックを左右に渡し、さらなる落下を防ぎつつ這い上がる。
た) 経験値あげましたね😊
7
2/15 14:43
あ）また嵌る。。どちらも脚がとどかない深さだった。
嵌ったら即ストックを左右に渡し、さらなる落下を防ぎつつ這い上がる。
た) 経験値あげましたね😊
嵌ったら即ストックを左右に渡し、さらなる落下を防ぎつつ這い上がる。
た) 経験値あげましたね😊
あ）P378mからのクライムダウン。
山取付きのモヒカンもよく見える
た) 最後のお仕事です
山取付きのモヒカンもよく見える
た) 最後のお仕事です
あ）私はスノーシュー+スコップ、たろみーさんはアイゼン+ピッケル。柔らかい雪質ではピッケルよりスコップの方が支点の固定力が高いね。😁
た) 後半はアイゼンならクライムダウンしなくても行けたかも。。でも腰が引けてた私😆。。
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2/15 15:25
あ）私はスノーシュー+スコップ、たろみーさんはアイゼン+ピッケル。
柔らかい雪質ではピッケルよりスコップの方が支点の固定力が高いね。😁
た) 後半はアイゼンならクライムダウンしなくても行けたかも。。でも腰が引けてた私😆。。
柔らかい雪質ではピッケルよりスコップの方が支点の固定力が高いね。😁
た) 後半はアイゼンならクライムダウンしなくても行けたかも。。でも腰が引けてた私😆。。
あ）下り終えひと息つく☕左ルートが良かったのか分からないが、北斜面だった事と落ちても沢にドボンする距離が右より長い事が決め手になった。
た) 無事に戻れて良かった
5
2/15 15:27
あ）下り終えひと息つく☕
左ルートが良かったのか分からないが、北斜面だった事と落ちても沢にドボンする距離が右より長い事が決め手になった。
た) 無事に戻れて良かった
左ルートが良かったのか分からないが、北斜面だった事と落ちても沢にドボンする距離が右より長い事が決め手になった。
た) 無事に戻れて良かった
装備
| 個人装備 |
ライトアルパインシューズ
スノーシュー
スコップ
ピッケル
アイゼン（不使用）
|
|---|
感想
大倉山は権現堂山山群の稜線を唐松山から更に南下した位置にある、登山道の無い975mの峰です。存在はかなり前から知っていたが、2022年3月にkimさんITさんペアの三ツ又から大倉山周回山行を読んでから俄然興味がわき出し、積雪期の少ない情報を調べていくと、アシ沢右岸尾根P902m〜大倉山稜線間がヤバく、自分には周回は難しいと考えていた。
逆に周回の下山で使われたツナガ沢左岸尾根からピストンならと考えていたら、最近山行記録が上がった事と、先週の寒波で藪が埋まったと思われたので私達もチャレンジしてみることにしました。
結果はレコの通り敗退。。しかし普段目にすることの無い真っ白な大倉山と、槍ヶ岳を彷彿させる桧岳を間近で観れるロケーションは最高でしたし、黒又ダム周辺の奥深さを感じる事が出来たのも収穫でした。
大倉山に登りたい、とアサレンさんの熱烈なご希望があり、ご一緒させていただきました。積雪期限定の山になりますが、情報はと言えば、数年前のブログとヤ○ップの超猛者(ザックリしていて、分かるのは雰囲気くらい。。)の記録のみ。実力を試されに行くような気分でスタート。
とは言え、核心部分のルート工作はアサレンさんが捌いてくれて、それは素晴らしく、勉強になりました。私はと言えば、ヒリヒリエリアではない処の、登りラッセル担当で応援。勿論フルラッセルなので、「ラッセル要員がもっといたらね〜」なんて負け惜しみ言いながら、時間切れの為明神山を今日の目的地としました。
360度眺望の明神山からは真っ白に迫る大倉山、槍ヶ岳並みに尖る檜岳、未丈ケ岳、荒沢岳、凛々しいエチコマに八海山の絶景。ここに居られてる事だけで満足な私でした。(この先進んでも、大倉山までの尾根の雪庇もいやらしそうだったし😆。。)
復路もクレバスを避けながら、時にトラップに引っかかったり、ヒリヒリポイントの通過など、学ぶ事山盛りでした。
今日も、里山の奥深さを知る山行となりました😵。
アサレンさんには、今日も未知の経験をさせていただいたこと、ファーストペンギン🐧をお願いしたこと、感謝しかありません。有難うございました。
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片斜面は何所も全層雪崩＆クラック多数！
ワシも林道アプローチの見えない上層部
ヤバいブロック雪塊多数でロシアンルーレット状態だった💦
(稜線から全体俯瞰で判明。。。)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7813666.html
1月上権現堂山の帰り三ツ又へ寄ったのですが、その時見た山々に愕然としました。
見える山の斜面全て雪崩の跡だらけ。。samさん、そんな所を歩いていたんですね。怖すぎ😆
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