富谷山東峰登山道総集編

2025年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 7.3km
• 登り: 676m
• 下り: 674m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:58

距離 7.3km 登り 676m 下り 674m

8:18 スタート地点いつものお墓の前の駐車場から【Aルート】登山開始。
9:02 9:07 【Aルート】終了し、折り返し【Bルート】の下り開始。
9:18 上の小ピーク
9:23 下の小ピーク
9:35 【Bルート】の終着地点林道着。
9:40 林道から【Cルート】（国土地理院ルート）登山開始。
10:14 【Cルート】の終着地点（【Aルート】の折り返し合流地点）着。
10:25 10:33 南ピーク
10:46 富谷山東峰ピーク
10:49 10:52 壊れた祠地点
10:57 富谷山東峰ピーク
11:07 南ピークから【Dルート】下降開始。
11:10 上の小ピーク
11:15 下の小ピーク
11:20 11:27 分岐ピーク
11:41 急傾斜地下降後、踏み跡を発見。
11:49 踏み跡を辿り、藪漕ぎなしで十字路分岐
11:52 11:57 【Dルート】終着地点林道着。直ちに再登山。
12:03 十字路分岐
12:25 12:33 分岐ピーク。再登山の終着地点着。
12:46 十字路分岐
12:48 再登山の【Dルート】終着地点、林道着。
13:11 富谷配水場
13:16 ゴール地点いつものお墓の前の駐車場帰着。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いつものお墓の駐車場に停めさせていただいた。

コース状況／危険箇所等

富谷入野林道を起点ないしは終点とし、富谷山東峰に至る登山路を4本登下降する。

【Aルート】登り．．．いつものお墓の駐車場から国土地理院の地図記載の登山路上部トラバース道との合流点まで
【Bルート】下り．．．富谷入野林道まで
【Cルート】登り．．．富谷入野林道から国土地理院の地図記載の登山路を登って富谷山東峰まで
【Dルート】下り．．．富谷山東峰から南ピークまで戻り、ダイレクトに富谷入野林道まで下っていつものお墓の駐車場まで

写真

2/15 8:22

いつものお墓の駐車場に車を停めて出発。

2/17 21:20

今日登下降するルート
【Aルート】登り→【Bルート】下り→【Cルート】登り→富谷山東峰→【Dルート】下り

2/15 8:23

お墓の前から入り、

2/15 8:28

山裾を回り込んで、【Aルート】の尾根に取り付く。

2/15 8:32

踏み跡が続く。

2/15 8:37

白い境界杭があった。

2/15 8:38

藪の中にも、踏み跡はしっかり付いている。

2/15 8:54

傾斜が緩み、主稜線間近。

2/15 8:56

主稜線（富谷古墳群方面から登ってくる尾根）の道に合流した。

2/15 9:01

シノダケの藪が少しうるさいが、

2/15 9:03

すぐに開け、白い境界杭が見つかる。

2/15 9:06

赤いピンクテープが現れ、

2/15 9:06

【Aルート】の終点間近。

2/15 9:07

【Aルート】の終点は【Cルート】（国土地理院ルート）へのトラバース地点とした。

2/15 9:07

【Bルート】の下降開始。
【Bルート】はここから踏み跡がまっすぐに降りていくので、取り付きでは迷いようがないが、

2/18 20:53

折り返し地点付近の様子。
【Aルート】↑
【Bルート】↓
【Cルート】↑

2/15 9:21

その先で、やや不明瞭なところもあるので、要注意。
やがて、傾斜が緩んで上の小ピーク。

2/15 9:22

振り返って上の小ピーク。

2/15 9:27

5分ほど下って下の小ピーク。

2/15 9:30

傾斜が緩み、林道間近。

2/15 9:37

林道に着いて「Bルート」終了。

2/15 9:39

【Bルート】の林道からの登山口。

2/15 9:39

林道を5分ほど歩き、

2/15 9:44

【Cルート】（国土地理院の地図ルート）の登山口。

2/15 9:53

踏み跡がしっかりと付いていて、境界杭や、

2/15 10:01

ピンクのテープがあるので、

2/15 10:03

迷う心配もなく、登っていく。

2/15 10:06

大岩が現れると、トラバース地点間近。

2/15 10:07

右手に、対岸の尾根がチラッと見えるが、この尾根は次の下降路だ。

2/15 10:15

ピンクのテープを頼りに、トラバースし、

2/15 10:18

【Cルート】（国土地理院の地図ルート）の終点に到着。

2/15 10:18

主稜線を登る。

2/15 10:23

いつも気になる、ネジネジの木。

2/15 10:24

国土地理院の地図上での下降点を通過。

2/15 10:27

発破時に避難用のヒューム管。

2/15 10:29

富谷山東峰の南ピーク（標高350m）に到着し小休止。

2/15 10:37

主峰の富谷山東峰（標高360m）を望む。

2/15 10:43

途中で筑波山を望む。

2/15 10:44

富谷観音のピークを望む。
ピークの下に取り巻き道路があり、採石用の大型運搬車が下っているのが見えた。

2/15 10:48

採石場のコバルトブルーの池が見えた。

2/15 10:50

富谷山東峰のピークに着いた。立入禁止のロープの先、すぐ下で大型重機が大きな音を立てて動いていた。

2/15 10:53

頂上の展望を楽しむ前に、頂上の少し先にある祠に立ち寄った。
この祠、今回は初めて奉建立羽黒山大権現と読むことができた。富谷山東峰は過去に「羽黒山」と呼ばれたのだろうか。

2/15 10:55

壊れた祠。

2/15 10:57

頂上に戻り、

2/15 10:58

展望を楽しむ。

2/15 10:58

採石場方面。
採石用の大型運搬車があがってくるのが見えた。

2/15 10:58

日光方面。

2/15 10:59

日光方面を拡大。
今日は白根山、男体山、女峰山などの日光連山が見えた。

2/15 11:00

採石用の大型運搬車が到着し、採石の積み込みを開始。大型重機による迫力の作業だ。

2/15 11:10

南ピークまで戻り、【Dルート】の下降開始。
「Dルート」は過去登り下り各1回、シノダケの激藪に苦しめられてきた。今回は、激藪のないルートを求めて3度目の正直を狙う。

2/15 11:12

まばらな木の間から雨巻山を望みながら、気持ちの良い下降を楽しむ。

2/15 11:12

境界杭もあり、

2/15 11:13

上の小ピーク。

2/15 11:15

岩瀬町の境界見出標もあった。

2/15 11:19

下の小ピーク。

2/15 11:24

そして分岐ピーク。
尾根がここから2つに分かれるが、過去2回は南に分岐する尾根を辿ってシノダケの激藪ルートに苦しめられてきた。

2/15 11:24

北に分岐する尾根が今回の下降路。

2/15 11:37

南に分岐する尾根に入り込まないようにとの思いから、うっかり北の斜面を下った。

2/15 11:40

おかしいと思って、急斜面をトラバース。

2/15 11:45

正規の尾根に復帰したら幸いにも踏み跡を発見した。

2/15 11:52

踏み跡を下ったら、藪漕ぎで悩むようなこともなく、小ピーク手前の十字路に出た。

2/15 11:52

十字路の左直下には林道が見えたが、あえて、右にルートをとった

2/15 12:03

藪っぽい踏み跡がある。

2/15 11:55

3分ほどで、林道に降り立つことができた。

2/15 11:57

林道の下降地点。
【Dルート】は一応終了したが、分岐ピークからの出だしの間違いが、とても気になった。

2/15 11:57

下降地点付近の林道。

2/15 12:02

【Dルート】は分岐ピークまで登れば、激藪なしのルートが完成するはず。12時をまわったばかりで、時間に余裕があるので、再チャレンジすることにした。

2/15 12:07

小ピーク手前の十字路からは、踏み跡伝いに登り、

2/15 12:30

藪漕ぎらしい藪もなく、

2/15 12:30

分岐ピークに着いた。これで激藪漕ぎなしの「Dルート」の登りがつながった。

2/15 12:49

小ピーク(ゴルフ場所有の私有地につき立入禁止）手前の十字路まで戻り、

2/18 20:37

十字路周辺の様子。

2/15 12:50

今度は左手直下の林道まで、踏み跡を下った。

2/15 12:52

林道に降り立って、下りの【Dルート】も完成した。

2/15 12:52

富谷山東峰への登山路を4つ登ったので、駐車地点までの林道歩き。

2/15 12:55

途中、1か所だけ景色が開け、雨巻山が顔を出した。

2/15 12:55

その右手に、木で顔を隠した高峯も見えた。

2/15 12:55

その先で気になる入山禁止の看板を見つけた。この看板があるところは100％ゴルフ場の私有地内だと思われるが、私は今まで境界杭のある山道を中心に歩いてきた。
少なくとも境界線にある山道を通るのであれば、必ずしも問題にはならないだろうと私なりの解釈だ。

2/15 12:57

関東ふれあいの道の案内標識を見つけた。
富谷山周辺と富谷観音の道に多くの登山者が訪れていることに思いをめぐらした。

2/15 13:15

富谷配水場を通過。

2/15 13:20

お墓の駐車場に帰着した。

2/15 14:47

駐車場近くから望む燕山。

2/15 15:28

富谷山東峰の南ピーク全景。
今日歩いた、全ルートの尾根が見えた。
この写真からは、【Bルート】と【Dルート】の尾根が大きく、【Aルート】と【Cルート】の尾根は小さく見える。

2/15 15:28

代表写真

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

富谷山東峰に至るルートはどれをとっても、入山者が極端に少ない。
ルートファインディングや藪漕ぎに苦労することを嫌わない人のみが入れるバリエーションルートだ。

推奨ルートは
登りで選ぶなら【Aルート】、【Bルート】、【Cルート】
下りで選ぶなら【Bルート】、【Cルート】
難しいが最も辿りがいのあるのは【Dルート】

【Aルート】．．．いつものお墓の駐車場から国土地理院の地図記載の登山路上部トラバース道との合流点まで
→入りやすいが、やや単調。下りは主稜線との合流地点が地形的な特徴に乏しいので、下降時【Aルート】に入るのは、難しそうだ。

【Bルート】．．．【Aルート】と【Cルート】の中間のルート
→小ピークが2つあり、変化に富むルート。下りは主稜線をそのまま下る延長線にあって、最も入りやすい。お勧めのルート。

【Cルート】．．．国土地理院の地図記載の登山道を辿るルート
地図に記載されているだけあって、ピンクテープが多く、道迷いが少ないルート。ただし上部は、地図上のルートではなく、途中からのトラバース道を辿るので注意が必要だ。

【Dルート】．．．富谷山東峰の南のピークからダイレクトに富谷入野林道まで伸びる尾根を辿るルート。
→上部は問題ないが、下部は尾根が2分し、南側はシノダケの激藪ルート。北側の踏み跡を辿れば藪漕ぎが少ない。ただ北側のルートはゴルフ場が管理する私有地に近いので立ち入らないように注意が必要のようだ。
なお、小ピークは尾根が2分する分岐点のほかに、上部にもあって、開放的な気分で小休止できる。
【Dルート】は3度目の正直で、まともなルートを踏破できただけに、最も思い入れ深いルートだ。