那智山
ともゆき
体力度について
- GPS
- 01:52
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 264m
- 下り
- 259m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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写真中央手前に小さな低いピークが見えているがこれが那智山
感想
ともゆき大好物のYAMAP未踏峰の初登頂シリーズ🤩
那智山は“那智の滝”や“妙法山”などと国道にも道標で案内がなされているが地理院地図には総称扱いとしているようです。(八ヶ岳みたいな感じ)
しかし、地形図に那智山の表記の山はなくともちゃんとありました。
那智大滝の落ち口上流は右俣左俣に分かれておりその中心の632m標高点の山が那智山との事。
この那智山に登った記録は皆無で香川県の那智山は現れるが和歌山県の那智山の登頂記録はネット上では見つからなかった。
【ルート模索】
那智の滝の見学もかねて有料駐車場からも考えられるが、標高差も多く滝は以前見学したので最短で考えられる那智高原からの出発を検討した。
地図を見ると左俣には林道が走っており、林道終点(破線手前)まで林道歩きをして回り込むように那智山へ登ることにした。
【活動詳細】
熊野那智大社の観光客がポツポツいて有料駐車場を抜けていくと「阿弥陀まで通行可」という看板が掲示されている。
ということは目的の那智高原まで道は開通していないのか？
阿弥陀がどこかよくわからないので行けるところまで突っ込み、ダメ元で行く。
阿弥陀寺を通過すると「工事中通行止め」という看板の横をすり抜けて行く。
1台の小型ダンプとすれ違い、運転手が「ん？」という顔をしていたがとりあえず突っ込んだ。
平日で工事しているようでダメなら引き返すが1時間以上無駄な時間と燃料を消費することになる。
工事現場に到着し歩いて作業現場へ。
「すみません。やっぱり通れないですか？」
「車はどんな車？」
「軽ワゴンです」
「なら、通れるから通っていいよ」
「ありがとうございます！」
無事工事現場を通過することが出来た。
藪漕ぎ用の作業着が功を奏したと思われる。
無事に那智高原へ到着できた。
まずは電子基準点へご挨拶。
そして左俣の林道へ入る。
松本林業�蠅了簍�地と書かれたゲートは解放されていた。
長い林道歩きで時々自動車が入っていそうで状態は悪くない。
地形図に小屋の表示があるがその通り物置小屋があった。
その時、ここの谷を下りて真っすぐ直線状に進めば最短で那智山へ登れると考えて方針変更。
少し早いが谷を下りていく。
谷の水量は少なくどこでも渡渉できる。
しかし、那智山への取付き尾根が急というか崖で登れない。
少し下流へ移動して藪の山腹を這い上がり尾根上へ出た。
尾根上はピンクテープがあり藪が無いかというとそうでもなく、深いシダ藪に覆われた場所も。
絡み合うシダ藪にシダッセルしながら登ると完全な道型が現れ“松本林業株式会社”の表示と数字が書かれた表示板が幾つもある。
どうやら尾根の番号というか、場所や区域の番号の様である。
今回利用した尾根は24番尾根らしい。
39番区域に入り山頂に到着すると山頂看板はないが“那智山A三角点”という表示がありこれを山頂看板とした。
これは当然林業用だが他に登山者が残した印もひとつ見つけることが出来た。
下山は同じ尾根を利用したが途中で道の濃い方を選んでみたら藪漕ぎがほとんどない状態で谷へ下りられ、林道へ上がるのも標高差20m程度で楽に林道へ復帰できた。
あとは松本林業の社員に見つからないように那智高原へ戻るだけである。
那智の滝の落ち口付近でチェーンソーの音がしていて作業時間なのでここに戻ることはなさそうだ。
【三角点調査】
電子基準点 0・0・1・0/1
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