乗鞍高原



- GPS
- 05:40
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 265m
- 下り
- 274m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 5:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日帰り温泉「湯けむり館」大人730円(ボディシャンプ、シャンプリンス、ドライヤー備え付き) |
写真
装備
個人装備 |
メッシュの下着
メリノウール長袖シャツ
ソフトシェルジャケット
アルパインジャケット
ダウンジャケット
中厚手のズボン
タイツ
極寒用靴下
耳当て帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
レジャーシート
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ネックウォーマー
ツェルト
雨具
ゲイター
12本爪アイゼン
ワカン
インナー手袋
オーバー手袋
ウエストウォーマー
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感想
今回は夫婦で乗鞍高原へ、雪山ハイキングに出かけてきました。高山インターチェンジを抜け、安房トンネルへと向かう国道158号線では、早くも冬の洗礼を受けることに。奥飛騨のあたりは、道路に厚く積もった雪で圧雪状態となり、滑りやすく緊張の連続でした。特に平湯トンネル付近は、雪の量が桁違いで、急勾配と相まって、ハンドルを握る手に力が入りました。
ようやく駐車場にたどり着くと、乗鞍岳が堂々たる姿を見せてくれました。気温は-5℃前後。幸いにも風は穏やかで、日差しが雪景色を柔らかく照らし、まさに絶好のハイキング日和。12本爪アイゼンにワカンを装着して歩き始めると、積雪量は想像以上で、途中でギアを外すことなく進むことになりました。それでも、平均気温は-0.1℃ほどで、歩きながら体が温まり、寒さはあまり気になりませんでした。
道中は氷瀑や凍った池、新雪をふわふわと踏みしめながら進む心地よさに包まれ、冬の自然の美しさを存分に堪能できました。中でも、善五郎の滝の氷瀑は壮観の一言。秋には広々と水が流れ落ちる滝が、今はすっかり凍りつき、ゴツゴツとした氷とつららが織りなす幻想的な姿に目を奪われました。さらに、その氷瀑を登る人の姿を目にしたときは、その勇敢さにただただ驚くばかりでした。
ただ、乗鞍観光センターのバス停から始まるトレイルでは、善五郎の滝までの案内がわかりにくく、人も少ないため、トレースが見つかりづらい状況でした。とはいえ、滝に近づくにつれてしっかりした踏み跡が現れ、安心して進める区間も増えました。しかし、あざみ池から白樺の小径にかけては全くトレースがなく、頼りになったのはGPSマップだけ。慎重に一歩一歩を進めました。
このコースは人通りが少なく、新雪でトレースがすぐに消えてしまうことが多いようです。それでも、ワカンを装着していれば踏み抜きも少なく、静寂に包まれた雪の世界を存分に楽しむことができました。
ハイキングの後は、近くの「湯けむり館」で日帰り温泉を満喫。体の芯から温まり、疲れた足もすっかり癒されました。雪山ならではの静けさと美しさ、そして心地よい達成感。夫婦で過ごす冬のひとときとして、心に残る素晴らしい一日となりました。
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