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Yamareco

記録ID: 7835998
全員に公開
キャンプ等、その他
谷川・武尊

西黒尾根末端キャンプ

2025年02月22日(土) 〜 2025年02月23日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:34
距離
2.9km
登り
454m
下り
453m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:42
休憩
0:04
合計
2:46
距離 1.5km 登り 436m 下り 12m
12:42
1
スタート地点
12:49
12:50
157
15:27
宿泊地
2日目
山行
0:38
休憩
0:11
合計
0:49
距離 1.5km 登り 18m 下り 441m
14:43
34
宿泊地
15:18
15:24
3
15:33
ゴール地点
天候 昼過ぎは曇。夜半から風雪強くなる。
翌朝は曇り時々晴れのち天気悪くなる傾向が見られた。
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
寒波が直撃していたものの少数ながら先行者あり、トレースを利用させてもらった。
前日の飲み会により、朝一では動けず昼過ぎに到着。
上越線が雪で三連休の運行を見合わせていたが、バスは動いていて助かった。
2025年02月22日 12:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/22 12:11
前日の飲み会により、朝一では動けず昼過ぎに到着。
上越線が雪で三連休の運行を見合わせていたが、バスは動いていて助かった。
飯を食べて装備を整え出発。
雪がチラチラと降る。
西黒尾根を少し登って適地を探す。
2025年02月22日 12:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/22 12:41
飯を食べて装備を整え出発。
雪がチラチラと降る。
西黒尾根を少し登って適地を探す。
樹の根元は積雪薄く風除けになりそうだった。
2025年02月22日 14:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/22 14:06
樹の根元は積雪薄く風除けになりそうだった。
烟る尾根。
それほど寒くないのが意外。
2025年02月22日 14:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/22 14:30
烟る尾根。
それほど寒くないのが意外。
完成間近で崩壊したイグルーの近くにテントを張ったものの、23時頃に雪で埋まりそうになった。
風雪強い中でのテント移動を決意し、平らなところは移る。
翌朝の放棄した幕場後。
2025年02月23日 11:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 11:28
完成間近で崩壊したイグルーの近くにテントを張ったものの、23時頃に雪で埋まりそうになった。
風雪強い中でのテント移動を決意し、平らなところは移る。
翌朝の放棄した幕場後。
イグルーは翌日に完成させることができた。長いブロックを作るのが難しい。
2025年02月23日 13:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 13:15
イグルーは翌日に完成させることができた。長いブロックを作るのが難しい。
中から天井を写す。
2025年02月23日 13:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 13:41
中から天井を写す。
入り口が狭くて出入りは大変。
2025年02月23日 13:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 13:41
入り口が狭くて出入りは大変。
イグルーに泊まろうか悩んだけど、昨晩で寝袋が濡れたので帰ることにした。
帰る途中に武尊山が綺麗に見えた。
2025年02月23日 14:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 14:46
イグルーに泊まろうか悩んだけど、昨晩で寝袋が濡れたので帰ることにした。
帰る途中に武尊山が綺麗に見えた。
樹氷の中を降りる。
2025年02月23日 15:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 15:11
樹氷の中を降りる。

感想

イグルーを作りたい気持ちが高まったものの、色々とタイミングが合わず、2週間も山に行けずに過ぎてしまった。
この三連休も寒気が降り天気も荒れる予報だが、イグルーで一泊しようと土樽に行きたいと思っていたものの、悪天によって上越線が水上から先は運休となったので、バスが動いてる谷川岳方面に行き先を変えた。

谷川岳ロープウェイは経営が星野リゾートに変わり、トイレが新しくなって、運賃が上がっていた。それ以外の変化は気づかず。
昼飯をかき込んで西黒尾根を少し登ってイグルーを作るべくロープウェイを後にした。
指導センターの脇には今日できたと思われるトレースがあり、吹き流された雪でところどころ埋まっていたが、それを辿って尾根を詰めていくと意外と寒くなくて喉が乾いてきた。ロープウェイの自販機でビールを買わなかったことを後悔する。適当に標高を稼いだところで初めてのイグルー作りに挑むことにした。
積雪は前情報通り十分あったものの、適地が良くわからずトレースから少し外れたところに手を付けてみた。最初に手を付けたものはブロックの面が荒れたまま積んだことによって、三段目くらいで崩壊してしまった。テントの防風ブロックとは勝手が違った。
2度目に作ったものは天井までできたものの、中で立ち上がった時に頭をブロックにぶつけてしまい崩落した。この程度で崩れるのは強度不足で、ブロックの面を綺麗に保って積むことが重要だと感じた。
いつのまにか日も暗くなり風雪が強くなってきたのでテント泊に切り替えることにした。
修理から戻ったテントを久々に張ったが、ポールを通すのが面倒で、風が強くて結構な雪がテント内に入り込んでしまった。おまけにポール袋を失くしてしまった。寒くて震える身体を新しいシュラフに包み、体温の回復に努める中で寝てしまった。

夜中に目が覚めるとテント越しに足元と頭、右半身に雪の重みを感じた。内側から押してスペースを戻そうとする無為な行為を諦めて雪掻きに出る。思ったより雪が積もっていたが、朝まで持つと思って再び寝についた。
23時頃にドサドサと頭に雪が落ちた衝撃で目を覚ます。前回と明らかに違う量で、テントポールが内に撓んでいた。
面倒な気持ちと葛藤しつつ、このままでは夜を越せないとテントの外に出ることを決意した。
外を見ると入り口の半分くらいが埋まっていて危ない状況だと思った。テントは小さな稜線の風下を少し削ったところに設営したのが裏目に出て、風は防げたものの雪の吹き溜まりと化して、テントが押しつぶされるのは間違いないと思われた。
まずはテント内から手でどかしてスペースを作る。靴を履きゲイターは付けるのを諦めて外に出る。入り口前に置いたスコップは雪に埋もれていて手探りで探し出した。近くに刺していたポールをどかすと、それに支えられていた雪が崩れてさらにテントが埋もれた。雪は降り続いて、風もありメガネに雪が吹き込んで見えなくなったので外した。雪掻きでは根本的に解決しないと思い、マット以外をザックに入れて担いでテントを5m下の平地に移す事にする。
ほうほうの体で安全地帯に逃げて再びシュラフに包まる。整地不足でエアマットがズレて寝にくいが、そのまま朝を迎える。
11時頃にテントを出てイグルー作りを再開した。
3回目は1度で完成して一晩過ごそうかと思ったけど、濡れたシュラフでは辛いと思って帰ることにした。
次は縦走でイグルーを試したい。

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