西黒尾根末端キャンプ


- GPS
- 03:34
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 454m
- 下り
- 453m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:46
- 山行
- 0:38
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 0:49
天候 | 昼過ぎは曇。夜半から風雪強くなる。 翌朝は曇り時々晴れのち天気悪くなる傾向が見られた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寒波が直撃していたものの少数ながら先行者あり、トレースを利用させてもらった。 |
写真
感想
イグルーを作りたい気持ちが高まったものの、色々とタイミングが合わず、2週間も山に行けずに過ぎてしまった。
この三連休も寒気が降り天気も荒れる予報だが、イグルーで一泊しようと土樽に行きたいと思っていたものの、悪天によって上越線が水上から先は運休となったので、バスが動いてる谷川岳方面に行き先を変えた。
谷川岳ロープウェイは経営が星野リゾートに変わり、トイレが新しくなって、運賃が上がっていた。それ以外の変化は気づかず。
昼飯をかき込んで西黒尾根を少し登ってイグルーを作るべくロープウェイを後にした。
指導センターの脇には今日できたと思われるトレースがあり、吹き流された雪でところどころ埋まっていたが、それを辿って尾根を詰めていくと意外と寒くなくて喉が乾いてきた。ロープウェイの自販機でビールを買わなかったことを後悔する。適当に標高を稼いだところで初めてのイグルー作りに挑むことにした。
積雪は前情報通り十分あったものの、適地が良くわからずトレースから少し外れたところに手を付けてみた。最初に手を付けたものはブロックの面が荒れたまま積んだことによって、三段目くらいで崩壊してしまった。テントの防風ブロックとは勝手が違った。
2度目に作ったものは天井までできたものの、中で立ち上がった時に頭をブロックにぶつけてしまい崩落した。この程度で崩れるのは強度不足で、ブロックの面を綺麗に保って積むことが重要だと感じた。
いつのまにか日も暗くなり風雪が強くなってきたのでテント泊に切り替えることにした。
修理から戻ったテントを久々に張ったが、ポールを通すのが面倒で、風が強くて結構な雪がテント内に入り込んでしまった。おまけにポール袋を失くしてしまった。寒くて震える身体を新しいシュラフに包み、体温の回復に努める中で寝てしまった。
夜中に目が覚めるとテント越しに足元と頭、右半身に雪の重みを感じた。内側から押してスペースを戻そうとする無為な行為を諦めて雪掻きに出る。思ったより雪が積もっていたが、朝まで持つと思って再び寝についた。
23時頃にドサドサと頭に雪が落ちた衝撃で目を覚ます。前回と明らかに違う量で、テントポールが内に撓んでいた。
面倒な気持ちと葛藤しつつ、このままでは夜を越せないとテントの外に出ることを決意した。
外を見ると入り口の半分くらいが埋まっていて危ない状況だと思った。テントは小さな稜線の風下を少し削ったところに設営したのが裏目に出て、風は防げたものの雪の吹き溜まりと化して、テントが押しつぶされるのは間違いないと思われた。
まずはテント内から手でどかしてスペースを作る。靴を履きゲイターは付けるのを諦めて外に出る。入り口前に置いたスコップは雪に埋もれていて手探りで探し出した。近くに刺していたポールをどかすと、それに支えられていた雪が崩れてさらにテントが埋もれた。雪は降り続いて、風もありメガネに雪が吹き込んで見えなくなったので外した。雪掻きでは根本的に解決しないと思い、マット以外をザックに入れて担いでテントを5m下の平地に移す事にする。
ほうほうの体で安全地帯に逃げて再びシュラフに包まる。整地不足でエアマットがズレて寝にくいが、そのまま朝を迎える。
11時頃にテントを出てイグルー作りを再開した。
3回目は1度で完成して一晩過ごそうかと思ったけど、濡れたシュラフでは辛いと思って帰ることにした。
次は縦走でイグルーを試したい。
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