八ッ楯山-雪洞泊修行


- GPS
- 12:30
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,337m
コースタイム
天候 | ほぼ雪降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ポスト無し トイレも無し 夏道無し あまり大きくないが雪庇がある。今回通過したオープンバーンに大きな破断とデブリのブロックがあった。気温が高い時に崩れたと思われる。 |
その他周辺情報 | 道の駅西川に水沢温泉350円 営業時間内ならお酒もここで買える。 |
写真
もし、転んだら自力で起き上がるのは困難。
転倒は許されないので、緊張する滑走となった。
(とは言っても、転んでる人が居たような気がするが…)
m)一度転んだらディープパウダーで動けずザックを下ろさないと立つのはほぼ不可能
装備
共同装備 |
スコップ
ゾンデ
|
---|
感想
毎年の恒例(?)となった2月連休の雪山合宿。
本年度は八ッ楯山での開催となった。
最強寒波の最中に山頂付近で雪洞泊という、ある種の狂気を感じるものであり、一人では絶対にやりたくないような企画であるが、酔狂なメンバーが揃えばそれもまた楽し。
ディープな斜面を滑って、転んで、時には掘って、と。
雪まみれになりながらも楽しく二日間を過ごした。
今シーズンに入ってから何度か泊りでのBCは行ったがいずれも小屋泊りだったので、ワイルド感に満ちた雪洞泊りは新鮮味がある。
もちろん、小屋泊りのような快適さは無く、夜の寒さはかなり堪えたが、雪山での生活術と精神面はかなり鍛えられたように思う。
この先、たぶん無いとは思うけど、万が一、不測の事態が起こって雪山でビバークせざるを得ないような状況になったら、今回合宿での経験を生かして無事乗り切れるようにしたいものである。
貴重な2月の3連休、計画していた山行は天気が悪くお流れ。
予定を変えて八ツ楯山に変更、しかしただ日帰りで滑るのはもったいない。
せっかくなので泊まり行って見ようと話になる。さすがただでは転ばないメンバーたちだ。
今年は積雪量が多いが、寒波襲来中で更に積雪が増したようだ。フルラッセルを覚悟していたが、運が良いことに先行者ありでフルラッセルは免れた。先行者とラッセル交代しながら登りとりあえず登頂。泊まりは雪洞にするとなったので、目を付けていた山頂付近の適地へ。
雪洞は今まで作ったことがなくどれくらい時間が解らなかったが、結果から言うと3人がゆったり寝れるスペースを掘り出しに約3時間かかった。
これが早いのか遅いのかは分からないが、とりあえず腰が痛い!
雪洞もできたし一本滑りに行こうという話はすぐに却下、すぐさま宴会開始です。
雪洞の中は外とは比べ物にならないくらい暖かいのは間違いないけど、それでもやはり寒くて、前日に買った電熱ベストがとても重宝しました。電熱ベストマジ神!
翌日、前日から降った雪で雪質はパウダー、今シーズンあまりディープパウダーを体験出来てなかったので久しぶりの顔まで上がるスプレーを楽しむことが出来て満足です。しかし撤収後大荷物での滑走がとても大変、深雪で一度転ぶと起きるのにザックを下ろさないと身動きが取れない。板は突き刺さるしとても疲れました。
そんな修行のような2日間でしたが、久しぶりの雪山泊を楽しめて個人的に満足でしたね。そして下山後の温泉がとても身も心も癒されました。
3連休!勢い込んで大分前から立ててた計画が最強寒波襲来で残念ながら全てキャンセル。風と大雪のコンボではしょうが無い。森林限界までは上がれないのでヌル〜ク八ッ楯山で雪洞泊になりました。まあ八楯山ならわざわざ泊まらなくても良いんですが(笑)
ルスケ氏が先週この辺りに目星をつけててくれたので場所の選定もスムーズでアッという間(ウソ)に雪洞の出来上がりです。掘り始める前は「掘り終わったら一本滑りに行くか」なんて言ってたのですが、雪洞が出来上がる頃にはウェアはズブ濡れ。さらに夕暮れに近くなった時間帯で気温もガンガン下がりまくりで最早滑る気力も起きません。みんな同じ気持ちだったようでそのまま乾杯になだれ込むことに反対はありませんでした。
翌日も相変わらずの雪降り。天気は悪いけど前の晩に30cmくらいの新たな積雪があり降ったばかりの軽いパウダーに期待も高まります。昨日滑らずに終わった欲求不満からか我先に斜面に飛び込む面々。視界がないのでたまにギャップに突っ込んでは全身雪まみれになりながら心行くまで雪を楽しんで来ました。
週明けから一気に気温が上がる予報。パウダーはそろそろ終わりかな?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
その節はお世話様でした
山頂でお別れした後、我々の方は1本目、南側の沢筋へ滑り込みました。
その後、登り返して2本、3本と滑ったのですが、登り返しの際は元やんさんのトレースのお陰でラッセルにはならず、楽させて頂きました。
ありがとうございました!
あの吹雪きの中 一人で山頂までのラッセルお疲れ様でした。おかげで大分楽させていただきました。あとでレコみるまで気が付かなかったのですが先々週の葉山で
途中で送ってしまいました。失礼いたしました。
あーそれはそれは。ちなみに山頂までのラッセルは私ではなく、900mくらいまで私の前にいてお会いする事なく滑走したようです。お会いした時はよろしくお願いします。
ラッセルとても助かりました。
雪が深すぎて中々滑れなかったですよね。傾斜がないとラッセルになりますし。
雪洞宴会は楽しかったのですが寒さが堪えました(笑)
雪洞でも寒かったとは…びっくりです。でもさすがの完成度ですね!自分もそろそろ雪洞泊やろう。
今回は御都合がつかず残念でしたが、来年度はぜひ参加して下され。
宴会してる最中は良かったのですが、宴の後、寝る時が辛かったですね。
寒くて眠れず、マーニーの身ぐるみ剥いで電熱ベストを奪おうかと考えてしまいましたわ(笑)
雪洞泊初めてでしたが中々ハードなことが解りました。
天候が良ければもっとましだったのでしょうけど(笑)
今度は新しい板で先頭ラッセル頼みますぜ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する