【北山闊歩】ナッチョ〜皆子山(杣の道付き)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 916m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寺沢の下りは沢中で少し急 |
写真
感想
11月に雨天で中止になった山岳会の計画のリベンジ。
今回は天気の心配はなさそうだ。
久方ぶりの国際会館からバスに乗り込んで大原を過ぎ正圓寺までバスに揺られる。
寒いが12月とは思えない気温の中出発。
さわやかな青空のもと、朝日が差し込む樹林を登っていく。
ナウシカの話で盛り上がる中、ふと振り返ると2匹の白い犬が後ろに佇んでいた。
ちょっとびっくり。なかなか逞しいので猟犬かなにかだろうか。
ついぞ飼い主の姿を見ることはなかった。
ほどなく分岐を過ぎて少し歩くとナッチョ(天ヶ森)山頂へ。
変わった名前だが納所(なっしょ)が訛ったもののようだ。
山頂でゆっくりしようと思うも少し風があり、ゆっくりはできなかったが、木々のあいだから琵琶湖や比良、市内が望めるいいピークだった。
山頂からなだらか稜線を下していく。
途中横切った沢は岩が黒々としていてどことなく芦生の沢を思い出させる。
あと少しでヒノコに着くいうところで後ろから2人走り下りてくる。
同じ山岳会のIさんとKさん。ボッカトレ(肉体的&心的)の2人が追いついてきた。
それにしても20kgはあるという荷物は本当に重かった。
総勢6人と少しにぎやかになり、修道院の横の急登を登って皆子山への尾根にとりつく。
急な所が終わると広々とした気持ちのいい尾根となる。
葉の落ちたこの時期に来るからこその気持ちよさかもしれない。
ときどき枯れ木からキノコが出ている。多くはナメコ。
もっと早く出会いたかった・・・。
そんな中、真新しいヒラタケを発見。思わぬお土産ができた。
風もなくここでテントを張りたくなるような平地に出て一休み。
おもむろにリーダーがコーヒーミルを出し、挽きたてコーヒーをふるまってくれた。
香りもよくコクのある苦味(ありきたりな表現ですみません)でとても美味。
おされな休憩となった。
登りもひと段落しなだらかな尾根を歩く。
時折、広い沢が入り込みカールのよう。北山ならではの楽しい尾根歩き。
霧氷やうっすら雪がつもっていたり遅い冬の訪れが感じられる。
いくつか偽ピークがを超えて皆子山へ。京都に来て1年半過ぎて初めて最高峰。
比良の山々が見渡せるが、まだまだ雪は少ない。いつになったら冬はくるのか・・・。
下りは寺沢を下る。
自然林の稜線からあっというまに植林へ。
なかなか急な沢中を飛び石チック下っていく。こちら側の沢は比良の沢と同じ雰囲気だ。
沢を下りきってあとは川の渡るだけと思っていたが、なんと橋が流されている。
少し前後を探すも、どうやら川の中を渡るしかなさそうだ。
靴を脱いでふくらはぎ位までつかりながら渡渉。最後の最後でちょっとスパイスが待っていた。
あとは安曇川沿いの国道へでて、平に杣の道へ。
ここが今山行最大?の目的地。比良の沢に行くときにいつも気になっていた道だ。
雑貨屋かと思っていたが酒や食べ物をふるまってくれる居酒屋でもある。
店の名を冠した日本酒、イワナの塩焼き、イノシシやシカのサテ、甘い卵焼き、田舎そばと素晴らしいラインナップで慰労会。
滋賀県の山の本もあって楽しい店だった。
その後、バスがシーズンオフというトラブルもありつつも、Kさんの車をなんとか回収し、帰京。
修学院の是酔庵で第2次慰労会。
手作りのサバのへしこは犯罪的なおいしさ。煮魚も美味。
これぞ北山という山歩きとおいしいものをたらふく食べて大満足の山行だった。
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