冬の越後白山

2025年03月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 7.9km
• 登り: 916m
• 下り: 920m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:04

距離 7.9km 登り 916m 下り 920m

7:03 スタート地点
7:05 黄金の里会館
7:17 慈光寺
8:26 8:32 越後白山三合目
10:45 10:46 白山避難小屋
10:48 11:33 越後白山
11:35 11:36 白山避難小屋
13:00 13:03 越後白山三合目
13:56 慈光寺
14:06 黄金の里会館
14:07 ゴール地点

　今回のルートは黄金の里会館から越後白山尾根線を経由し越後白山に登頂してピストンで戻る行程としました。
　ランチは山頂で食べました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
　東北横断自動車道の安田ICを五泉方面に降りて、道なりに県道55号線を約3キロ進み論瀬（交差点）左折、道なりに4.1キロ進み、早出端（交差点）を右折、国道290号線を1.6キロ道なりに進み、熊野堂（交差点）を左折、道なりに4.8キロ進み、左折して県道571号に入り、道なりに3.3キロ走ると、黄金の里会館の駐車場に到着です。

【駐車場】
　黄金の里会館駐車場（無料）
　除雪の状況により変化しますが約30台程度駐められると思います。

【トイレ】
　冬期は駐車場先のトイレは使用できません。
　登山中は、白山避難小屋に携帯トイレ用ブースがあります。

コース状況／危険箇所等

◆黄金の里会館〜慈光寺
　綺麗に整備された巨大な杉が立ち並ぶ参道を進みます。
　途中お地蔵さん達が沢山お出迎えしてくれます。
　道に雪はありませんでした。

◆慈光寺〜尾根線経由〜三合目
　分岐を過ぎると雪の登山道となります。
　一合目登山口手前に沢を渡るところがありますが、雪がかなり少なくなっていますので、沢に落ちないよう気をつけて歩きましょう。
　一合目を過ぎると樹林帯の中、傾斜のキツい登りが三合目まで続きます。
　雪がかなり腐っていたので、朝もそれなりにズボリます。
　二合目手前でアイゼンを装着しました。

◆三合目〜六合目
　三合目を過ぎると尾根道となり、少しの区間傾斜が緩やかになります。
　雪の状況は変わらずで、雪庇も出来ていますが端部にクラックがあるので木の近くを歩くことに。
　四合目付近を過ぎると急傾斜の登山道に戻ります。
　雪が腐って登るのが大変、6合目を過ぎると展望が開けてきます。

◆六合目〜越後白山山頂
　六合目から八合目までは、展望を楽しみながら、急傾斜の登山道を登ります。
　クラックが多数あるので、避けながら登りました。
　急傾斜の雪の稜線を登ると白山避難小屋が見えてきます。
　避難小屋はかなり埋まっていて、2階から出入りする感じでした。
　山頂は埋もれて標識等はありません。
　
◆越後白山山頂
　山頂は一面銀世界となっておりゆっくりと休憩することができます。
　積雪がそれなりにありますので、粟ヶ岳をしっかりと見ることができます。
　菅名岳方面や下界もよく見ることが可能です。

◆越後白山山頂〜六合目
　来た道を戻りますが、気温が上がってきましたので、登りより雪が腐りズボズボ
はまります（笑）
　クラックに注意しながら下って行きます。
　上から見ると見えないクラックもありますので気をつけましょう。

◆六合目〜三合目
　六合目から三合目まで急傾斜の腐った雪道を下ります。
　気温が上がりかなり腐っているので体重を掛けすぎると膝上まで埋まります。
　こちらもクラック等多数ありますので慎重に下りましょう。

◆三合目〜尾根線経由〜慈光寺
　三合目から一合目までは細くまた急傾斜の下りが続きます。
　雪も腐っており滑りますので滑落に注意して下りましょう。
　登山口を過ぎると沢を渡りますが、雪が少なくなり沢に降りる必要があります。
　その後雪で細くなった橋を渡ると分岐に到着ここから慈光寺まで雪はありません。

◆慈光寺〜黄金の里会館
　杉並木を見ながら林道を下ります。
　危険箇所、雪等ありません。
　

その他周辺情報

【日帰温泉】
　さくらんど温泉
　〒959-1708 新潟県五泉市上木越甲423番地1
　TEL：[phone]
　URL：https://sakurand.com/
　日帰り入浴　700円/大人（JAF、イオンカード等で割引-100円）
　営業時間　10:00〜21:00（入館20:30まで）毎月第2木曜日

写真

3/1 7:11

黄金の里会館駐車場
6時半過ぎに到着しましたが余裕でした。

3/1 7:12

登山開始です。

3/1 7:14

杉並木を歩きます。
雪がないのが久しぶり

3/1 7:18

慈光寺参道にある竜神杉です。
昇り龍って感じが良いですね。

3/1 7:21

慈光寺前のお地蔵さんです。

3/1 7:25

小屋の横から入ります。

3/1 7:29

登山口を目指します。

3/1 7:36

この橋は細くて怖いです

3/1 7:40

沢を渡ります。
雪が溶けているので落ちそうです。

3/1 7:41

登山口（一合目）に到着

3/1 7:43

急傾斜の登山道を登ります。
雪がかなり腐って大変です。

3/1 7:50

雪解けが進んでいますね。

3/1 8:02

二合目前でアイゼン装着しました。

3/1 8:08

二合目に到着

3/1 8:16

気を抜いているとズボリます。
木の付近は要注意

3/1 8:32

急傾斜の雪道を登って行きます。

3/1 8:36

三合目に到着

3/1 8:41

三合目から四合目までは緩やかに

3/1 8:50

気持ちの良い尾根を登ります。

3/1 8:59

日差しが痛い

3/1 9:04

所々大きな空洞があります。

3/1 9:10

小さな雪庇も崩れそう

3/1 9:11

こんな感じのクラックが沢山

3/1 9:11

雪が固くなってきました。

3/1 9:14

五合目に到着

3/1 9:19

ここからも急登を直登

3/1 9:21

この辺りの雪庇もあまり近づきたくない感じ

3/1 9:22

端部はこんな感じ
雪庇側を歩いている人もいますが・・・怖いです。

3/1 9:23

一端夏道に避難

3/1 9:25

こんな感じとなっています。
一気に雪解け春に向かっています。
雪崩注意です。

3/1 9:27

大蔵山、菅名岳

3/1 9:27

雪庇です
あのトレースは歩けない

3/1 9:33

森側を木々を避けながら進みます。

3/1 9:36

六合到着到着

3/1 9:37

この辺りも気持ちが良いです。
雪質はいまいちでずぼずぼ落ちますが（笑）

3/1 9:39

ネコヤナギ

3/1 9:42

急傾斜が続きます。
雪が崩れ登りづらいです。

3/1 9:44

傾斜はこんな感じ

3/1 9:51

奥に五頭山が見えてきました

3/1 9:51

大きく育った雪庇です。

3/1 9:56

左奥が五頭山、大蔵山、菅名岳ですね。

3/1 9:57

それにしても天気が良いです。

3/1 10:01

七合目に到着

3/1 10:25

この辺りも雪が腐って大変でした。

3/1 10:26

雪山と青空っていいですね。

3/1 10:28

今日は菅名岳がよく見えます。

3/1 10:28

縦バージョン

3/1 10:29

がんばって登っています。
後ろは五泉市や阿賀野市ですね。

3/1 10:36

この辺りもかなり深かった。
雪山登っている感じがします。

3/1 10:41

この辺りは綺麗な雪庇でした。

3/1 10:41

もう少しで小屋が見えるはず。

3/1 10:43

小屋が見えました。

3/1 10:47

ラストスパート

3/1 10:51

小屋に到着です。

3/1 10:51

お疲れ様でした。

3/1 10:51

下界がよく見えます。

3/1 10:51

小屋の入口はこんな感じ
ちなみに、この入口は2Fです。

3/1 10:52

山頂目指します。

3/1 10:58

粟ヶ岳をバックに記念撮影

3/1 10:58

粟ヶ岳をバックに記念撮影

3/1 10:59

粟ヶ岳をバックに記念撮影

3/1 11:06

山頂からの展望パノラマ

3/1 11:06

ランチとしました。

3/1 11:06

山頂からの展望

3/1 11:37

山頂からの展望
菅名岳、五頭山

3/1 11:39

反対側は粟ヶ岳

3/1 11:40

粟ヶ岳のパノラマです。

3/1 11:44

下山します。

3/1 11:48

本当良い天気でした。

3/1 11:50

雪は一段とグズッてズボリます。

3/1 12:08

七合目

3/1 12:09

このクラックは上から見えないので注意です。
落ちると腰上まではまると思います。

3/1 12:10

薄らと飯豊方面が見えてきました。

3/1 12:10

ズボズボはまりながら下ります。

3/1 12:12

クラックが一段と大きくなった気がします。

3/1 12:15

ここのクラックもすごいです。

3/1 12:20

菅名岳を眺めながら下ります。

3/1 12:23

深くズボリながら下ります。

3/1 12:27

六合目

3/1 12:33

雪庇は通らず森の方へ

3/1 12:43

五合目

3/1 12:49

下山は楽しい

3/1 12:53

樹林帯を下ります。

3/1 13:09

三合目まできました。

3/1 13:10

ここからの急傾斜が大変でした。

3/1 13:17

ズボリ滑る急傾斜を下ります。

3/1 13:26

細くなっており、また両端は崩れます。

3/1 13:28

二合目に到着

3/1 13:32

この辺りはグズグズの雪で大変でした。

3/1 13:39

登山口までもう少し

3/1 13:42

登山口に到着です。

3/1 13:44

沢を渡ります。

3/1 13:44

もう雪が残っていません。

3/1 13:47

橋を渡って

3/1 13:50

林道歩いて

3/1 14:03

杉並木を歩くと

3/1 14:11

駐車場に到着です。

3/1 14:11

お疲れ様でした。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 登山地図 コンパス 笛 登山計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ アイゼン スノーシュー

感想

t-nao

　今週の土曜日も天気が良さそうだったので、冬の越後白山に登ってきました。
　かなり雪が降っているので、もう少し雪が多くまた、しっかりした雪だと思っていましたが、ここ数日の暖かさによりかなり雪解けが進んでいました。

　今回は気温も高かったことから、雪がかなり腐り歩きづらい状況となっていました。
　六合目を過ぎたあたりからは雪庇が出来ているのですが、端部にクラックができており、怖くて歩くことができませんでした（笑）
　まだ、大丈夫だと思いますが、雪崩たらたいへんです。

　八合目を過ぎると気持ちの良い尾根となり、菅名岳等の山々を楽しみながら楽しく登ることが出来ました。
　夏は木々に邪魔され綺麗に見ることがかなわない粟ヶ岳をしっかりと見ることができ、避難小屋もしっかりと2階の扉まで埋まっていました。
　今年は積雪が多かったのでしょうか？

　今回の山行は雪は腐ってズボリ多数となり大変行程となりましたが、これも雪山の醍醐味だと思いますので大変楽しい山旅となりました〜。