いわき 藤原川 川上渓谷


- GPS
- 02:51
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 678m
- 下り
- 681m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藤原川 川上渓谷 ■体感1級上 滑り強しフェルト向き 雪渓なし 魚影見ない ゴミ多し ■アプローチ 駐車場から林道を少し上がり、未舗装路の林道に入る。 左の眼下には藤原川の流れがありすぐに入渓出来そうだが、大きい堰堤が2つあるので、これを過ぎてから入渓。 入渓した目の前には不動滝が架かる。 歩き出しから入渓まで5分程。 ■川上渓谷遡行 入渓場所の不動滝12mは、水線の左壁が階段なのであっさり直登出来る。 少し行くとミニゴルジュが現れ、ここの通過がこの沢のハイライト。 右岸からあっさり巻く事が出来るが、ここを巻いたらこの先何もないんじゃないかと思ったのでゴルジュに突入。 水に入ればおそらく腰上くらいだと思うが、懸命に左壁をへつる。 中間で必死に右壁に移動してなんとか滝前に辿り着き、水線から直登してクリア。 ここの通過だけでどっと疲れてしまった。 その先は小滝やたまにナメがあるが、中間のゴーロ歩きが長い。 頑張ってゴーロを歩くとようやく扇状滝。 滝前からすぐ左岸に登山道があり、ここで脱渓出来るが、扇状滝も登れそうなので右の水線から直登して先に進む。 この先もゴーロだけだったら嫌だなぁと思ったが、渓相は良くてナメの段瀑や小滝が続き、最後には2段10mの滝が現れ気持ちよく直登した。 その先で上の林道との交差地点になり、水路が現れたのでここで脱渓。 扇状滝の前で登山道に出た方が下山は楽だが、扇状滝も登れるしその先も渓相はいいので、林道との交差地点まで遡行する事をお勧めする。 ■下山 脱渓した林道を使い下山するが、途中林道がU字になる辺りで北方面の登山道へ入る。 私はここに気付かなくて、林道をそのまま進んでしまい道路に出てしまって少し戻った。 登山道に入ればピンテや標識は豊富で歩きやすい。 下山50分。 |
写真
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
---|
感想
いわき遠征2日目。
体の調子を見て無理そうなら帰ろうとも思ってたが、車中泊から目覚めた朝に感じた違和感は、二日酔い以外なかった。
ゆっくりと朝食とモーニングコーヒーを頂き、陽が昇ってきてから出発。
この日も気温は高く、上下ウェットは袖を通した瞬間に暑さを感じる程だった。
今日遡行する川上渓谷は、地形図を見てたらたまたま見つけた渓谷。
遡行記録がないか調べたが、あるのは滝観光の方の写真と沢沿いの登山道の記録だけ。
唯一右俣を遡行して湯ノ岳方面に行かれた記録がヤマップにあるだけだった。
川上渓谷に入ってすぐにある不動滝の写真は数多あり、とりあえずこれを登れそうなら登ってみようと思い、この川上渓谷を訪れる事にした。
と言うのは後付けで、前日の大風川渓谷からも近く、もう1本行けたらと思って考えてた沢に過ぎないのだが。
最初の不動滝を快適に登り、その先にあるミニゴルジュが出た時は心躍った。
沢始めにしては多少頑張り過ぎながらもなんとか突破したが、この後、沢から上がった後や明日以降の体が心配になったりもした。
この川上渓谷は、途中のゴーロ歩きがダルいが、10m級の滝が3本とミニゴルジュの突破、たまにあるナメ滝の連瀑など、かなりいい沢だと思う。
個人的には、前日遡行した大風川渓谷よりもこちらの方が遡行してて面白かった。
ただ水が若干汚いのと、ゴミが多い事が難点か。いずれにしろ、大風川渓谷同様、この時期にしか行かないであろう沢としては、充分満足出来る内容だった。
今回訪れたいわき市や北茨城の沢は、まだ他にも何本か行きたい沢があり、早春の貴重な沢登りのエリアとしてまた訪れてみたいと思う。
春本番のような陽だまりの中での遡行は、とても楽しく、有意義な2日間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
川上渓谷ですが、気にはなってましたが、やはり行くほどじゃないかなと、なかなか行くことがないです。
しかし、モーリーさんがそういうなら、行ってみたくなりました
ちなみに、山本不動渓流は、沢ガチャが楽しめるので、いいかも知れません。
川上渓谷はあくまで、「東北の沢ヤがこの時期に入れる貴重な沢としては楽しめる」
というのをお忘れなくお願いします笑。
山本不動渓流ですか。ノーマークだったので調べてみます。ありがとうございます。
ちなみに、いわきの戸草川渓谷はご存知ですか?
林道が通行止めで徒歩でも入れないらしいですが、渓相が良さげで気になってました。
いわきでは、背戸峨廊の沢ガチャと鹿又川渓谷のナメ歩きに期待しています。
山本不動渓流は、宮川四ノ沢がナメ滝が連続して、一番楽しいかと思われます。
同沢下降で、滝の懸垂下降の練習にいいです。
情報ありがとうございます😊
超絶ヌメリましが、多分この時期だからだと思います。
合宿楽しみッスね😁
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する