バリ山行で二ノ谷山北尾根周回


- GPS
- 05:23
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 544m
- 下り
- 548m
コースタイム
天候 | 曇り無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
藪のため十分な積雪がないと通行困難 |
写真
感想
二ノ谷山はナツエビネを見に来る人が多いが、それ以外の時期は高島トレイル狙いの人しか訪れない。
数年前から原発送電線の鉄塔建て替えを行っている。ただし作業は無積雪期のみ。現在は建て替えは終わり、あとは旧鉄塔を撤去するのみだ。複数の業者が関わっているが、特に全電建の社員には普段から仕事でお世話になっている。どんな現場で工事しているのか、以前から見に行きたかった。しかしここは急斜面と藪でしかも蛭がいる。作業員は下からモノレールでやってくるので作業道はない。なのでじゅうぶんな積雪がないと容易にたどり着けない。今回、ようやくそのチャンスがやってきた。
この尾根は8月に山猫氏が登っているが、やはり蛭にやられたようだ。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1987607.html
緩んだ雪の急斜面を登るのはそうとう体力が奪われる。なのでひとつ東側の尾根から登って周回することにした。国道から橋を渡って林道に入るが、除雪されておらず、すぐにかんじきを付ける。標高差50mほどをジグザグに登って尾根に着くとあとはゆるゆるの斜度で歩き易い。長い尾根をゆっくり時間をかけて登っていく。水坂峠からの登山道に着いても踏み跡はなかった。山頂手前で少し下って登り返すが、少々急である。登り切ったら桜峠からの分岐で、すぐに山頂に到着する。
最高地点で食事をして、いよいよ目的の尾根に入る。さっそく左手に新しい鉄塔が目に入る。P560手前の鞍部では風の通り道なのか雪がない。ここだけかんじきを外して登り返す。このあたりから鉄塔作業用のオレンジのテープが続いていく。少し進むと前方に新旧二本の鉄塔が現れ、そこにはモノレールがあった。お世話になっている作業員はここから三か所の鉄塔へ歩いていって作業をしているようだ。毎日たいへんだろうなと感心した。
尾根上の鉄塔に着くと伐採現場に植樹してあった。綺麗に並んでいて、まるでお墓のようだ。関電は環境に優しく、林道を作ろうとしないし伐採現場は自然に戻そうと努力している。荒っぽい工事をするどこやらの風発業者は見習ってほしいものだ。
P443の鉄塔からは急な下りとなり、途中から激下りとなる。さいわいじゅうぶんな積雪があるので容易に下っていける。最後は沢を渡って林道に着地した。
始終踏み跡はなく誰にも会わず。腐った雪でたいへんだったが、今日も楽しいプチ冒険と良いトレーニングができて満足した。
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